金融業界の中でも、女性に大人気な保険業界。保険業界には、大きく分けて、「人」に関わる生命保険、「モノ」に関わる損害保険に分けられます。今回は、それぞれの業界の特徴は、どのような人が向いているのかそれぞれご紹介します。

保険業界全体に関して

生命保険とは

生命保険は、人のけがや病気、死亡などの人生におけるアクシデントによって経済的に困難な状況の際、まとまった金銭を受け取ることが出来るように備える保険です。生命保険の中にも様々な種類の保険があり、必要な入院費用をまかなう「医療保険」、老後の資金を積み立てる「年金保険」などがあります。どのような保険に関わりたいか調べてみると良いでしょう。

損害保険とは

損害保険は、事故や災害によって発生したアクシデントで「モノ」が破損した際に備える保険です。火事によって家やモノが破損してしまった場合は「火災保険」、地震によってモノが破損してしまった場合には「地震保険」など、損害保険も様々な種類に分類されます。

詳しい業務内容

生命保険

①営業→お客様の将来のライフプランやニーズをヒアリングしたうえで、最適な商品を紹介することが主な仕事でコンサルティングのような仕事内容となります。お客様の人生に関わる業務内容となるので、営業の人はお客様のパートナーとなることが出来るよう日々努めています。
商品企画→生命保険に関する新しい保険商品を企画することが業務内容となります。現場の社員からお客様の声を聞いたうえで新しい商品を企画し、よりお客様が生活をしやすくなるように努めています。

損害保険

①営業部門→営業部門では、個人や法人に対して損害保険の商品を紹介することが業務内容です。企業や人がどのような問題を抱えているかヒアリングをし、それに見合った商品を紹介、提案していきます。コンサルティングの要素が強い業務となるので、お客様の挑戦を応援したいという方に向いています。
②損害サービス部門→損害サービス部門は、お客様が事故にあった際保険金を振り込むことが業務内容となります。主に電話業務で、事故にあわれたお客様からの電話を受け取り、どのような状況かヒアリングをすることが業務となるので、傾聴力、共感力が高い人が向いているでしょう。
③商品を企画する部門→新しい保険商品を企画する部門になります。現場の人からお客様からどのような声があるかヒアリングをし、それを元に商品を企画していきます。

やりがい

生命保険

仕事をしていて良かったと思える瞬間は、お客様の不安や悩みを解消し感謝をしていただけたときです。生活をする上で欠かせないのが生命保険となるため、多くの人のライフプランを支えることとなります。お客様と寄り添うことで人間的にも成長できると言えるでしょう。

損害保険

人や企業に何かアクシデントがあった際支えることが出来るので、感謝されることが非常に多くなります。損害サービス部門では、事故にあわれたお客様から「この保険に入っていて良かった。」と言っていただけたときにやりがいを感じるでしょう。営業部門では、企業や人の問題を解決することが出来るような保険の提案をすることが出来た際、「あなたが担当で良かった。」と言っていただけたときがやりがいとなります。

どのような人が向いているのか

生命保険

生命保険は、人に関わる保険であるので「誰かの人生に関わりたい」「困っている人を助けたい」など誰かの役に立ちたいという利他的な人が向いていると言えるでしょう。お客様がどのようなことを考えていて、将来どのように過ごしたいかそれに見合った保険をご紹介する形になるので、お客様一人一人の人生に向き合うこととなります。お客様のことをよく考え、良きパートナーとなることが求められるので、誰かの人生をより良くしたいという想いがある方が向いています。

損害保険

損害保険は、企業が何か新しい挑戦をする際支えとなる存在になるので、「人や企業の挑戦を応援したい」という想いがある方が向いているでしょう。また、人や企業が思わぬ困難にぶつかってしまった際救出する存在にもなるので、「人を助けたい」という利他的な性格の方も向いていると言えます。お客様が事故にあった際、話を聞く存在になるので、傾聴力や共感力が長所という方は、損害保険業界で活躍できる存在となるでしょう。

保険業界をもっと詳しく知ろう！

金融業界の中でも人気な保険業界。生命保険は、「人」に関わる保険、損害保険は「モノ」に関わる保険です。それぞれ業務内容はかなり違ってくるので、業務内容、特徴を知ったうえで、自分がどちらに合っているか吟味してみると良いでしょう。どちらの保険業界にもそれぞれの良い点があるので調べてみましょう！