海外インターンシップへの参加を考えているあなたに、まず問いかけたいことがあります。
「参加すること」自体が目的になっていませんか?
「ESに書けるネタがない」「海外に行けば成長できそう」という漠然とした動機のまま参加しても、就活で本当に活かせる経験にはなりにくいものです。
この記事では、海外インターンシップの概要や実体験をもとに、その経験をガクチカへ正しく落とし込む方法を解説します。
海外インターンシップの実体験
筆者は大学2年生の夏休みに、2週間の海外インターンシップへ参加しました。
ここでは、一般的な大学生がその経験を通してどのように変わったかを振り返ります。
「海外インターンってどんな感じ?」というイメージをつかむ参考にしてください。
参加のきっかけ
「成長したい」「刺激がほしい」という、当時は非常に漠然とした気持ちがきっかけでした。
授業・サークル・アルバイトと、それなりに充実した大学生活を送っていましたが、ひとつ上の先輩たちが就活を始めるのを目にした2年生の夏、「このまま過ごしていたら就活で戦えないのではないか」という不安を感じるようになりました。
その焦りを行動に変えるきっかけとして、海外インターンシップへの参加を決めました。
プログラムの内容
参加したプログラムでは、ベトナムにある英語教室の生徒数増加をミッションとして与えられ、チームで取り組みました。
プログラムの流れは以下のとおりです。
1. 現状分析
2. 仮説設定・検証
3. 施策実行
4. 効果測定
5. プレゼンテーション
全体ミーティングやファシリテーターとの面談の機会も多く、サポート体制も充実していました。
PDCAサイクル・チームビルディング・プレゼンテーションスキルなど、社会人として必要な要素が2週間に凝縮された、密度の高いプログラムでした。
参加後の感想
それまでビジネスに関わった経験がほとんどなかった分、学びは非常に多かったです。
学生のうちに海外での事業体験ができたことは、今振り返っても貴重だったと感じています。
なにより、志の高い同世代の仲間と出会えたことが大きな収穫でした。
自分の未熟さを実感できたことが、その後のモチベーションアップにもつながりました。
海外インターンシップ経験のガクチカへの落とし込み方
ES(エントリーシート)の書き方
まず冒頭に、海外インターンシップで達成したことを簡潔に書きます。
「英語教室の生徒を〇名増加させた」のように、定量的な表現を使うと説得力が増します。
次に、その成果が海外インターンシップという文脈の中で達成したものであることを説明します。
いきなり「海外で〇〇を成し遂げた」と書き始めると、読み手には状況が伝わりにくいため、プログラムの概要を簡単に添えましょう。
ここからが重要です。
課題の設定から施策の策定へとプロセスをつなげながら、自分がどのような強みを発揮したかを具体的に示します。
たとえばチャレンジ精神をアピールしたい場合は、「未経験だったデザイン改善という施策に、〇〇という方法で取り組んだ」といった形で表現できます。
最後に、冒頭で述べた成果を改めて結論として締めくくれば完成です。
面接対策
面接では、ESに書いた経験についてさまざまな角度から深掘りされます。
事前に想定質問を考えることは大切ですが、経験した当事者の視点だけでは見落としが生じやすいです。
その経験を何も知らない友人や先輩に話し、質問してもらうことで、自分では気づかなかった視点からの深掘りに備えることができます。
また、日頃から「なぜそう思ったのか」「なぜその行動を取ったのか」を言語化する習慣をつけておくと、面接本番でも自分の言葉で語れるようになります。
海外インターンシップを、本当の成長に変えるために
文化も価値観も異なる海外という環境で、自ら目標を設定して行動した経験は、就活の場だけでなく社会人になってからも活き続けます。
大切なのは、「参加したこと」ではなく「そこで何を考え、どう動いたか」です。
この記事を読んで少しでも興味を持った方は、まず自分なりの目的を言語化したうえで、海外インターンシップへの参加を検討してみてください。

