正念場の冬インターン
正念場の冬インターン

夏インターンなどのイベントを経て、もうすぐ冬休み。そして1月以降には続々と冬インターンなどのイベントが始まります。本選考が目前となったこの時期、今までのインターンとは何が違うのか、何を意識して取り組むべきか、2020年卒内定者が教えます。

今までのインターンとは何が違う

これまで参加してきた夏・秋インターンとは異なる、多くは春休みにあたる1月下旬から2月にかけて開催されます。つまり、3月の説明会解禁(事実上の本選考解禁)を間近に控えての開催のため、最も重要度が高いインターンだと考えられます。こうした冬インターンの特徴は以下の通りです。

秋に開催していなかった企業が開催している

上述の通り、冬インターンと呼ばれるイベントは長期休暇である春休みに開催されます。秋インターンの時期(10月~12月)はどうしても講義の都合で長い時間学生を拘束するわけにはいきませんでした。しかし、長期休暇の間ならサマーインターンと同様3~5daysはもちろん、中には職場体験型の2weeksに渡るものまで続々と開催されます。自分が志望している業界のインターンシップ情報は隈なくチェックしておきましょう。
夏インターンでは、様々な業界を幅広く見るという目的で動いていた学生が殆どですが、冬インターンの時期は志望業界を大まかに絞った学生が大半です。そうした時期の忙しい中で5daysや2weeksのイベントに時間を割き、真面目にワークに取り組めば、企業への志望度の高さを強くアピールすることができます。

インターン応募者がハイレベルになっている

インターン応募者は様々なイベントで経験を積んできています。地頭の良さでなんとなく通過していたグループディスカッション、学歴フィルターで通過していたエントリーシートも落選するかもしれません。
また、インターンに参加する学生の多くは、上述の通り志望業界を絞り終えている場合が殆どです。グループワークの内容も、「業界全体や事業を知ってもらう」という趣旨だったのが、専門的な内容をテーマに「学生のスキルや適性を見極める」という要素がますます強くなっていきます。そこで、他のイベントで専門的な知識を多少は身につけている学生はグループ全体をリードする役割を自然と担うことが出来るはずです。一方で、秋以降に志望業界を変えた、もしくはまだ多くの業界を俯瞰して志望業界を決めかねている途中だという学生はどうしても不利になってしまいます。がむしゃらに食いついて知識を吸収し熱意をアピールしましょう。

説明会を兼ねたインターンが増える

2020年卒の学生までは、3月にセミナーや説明会など、就業体験(インターンシップ)以外のイベントを解禁というルールが設けられており、2021年卒以降の学生に対してもこのスケジュールに基づいて採用活動を行う企業は以前多いままだと見られています。
経団連の「就活ルール廃止」で採用早期化

そうしたスケジュールの中、解禁前にどうにか説明会をたくさん開きたいという企業は、1dayのインターンシップと称し、1時間程度のワークと説明会を同時に開催するという手法を取ってきました。こうしたインターンシップ兼説明会がエントリーシート免除などの選考ルートへの条件になっていることもありますが、純粋に業界理解を深めたい・ワークの実戦を積みたかったという学生にとっては満足のいくインターンシップにはならないでしょうから注意が必要です。
選考なしで日程を多く設け、各回2時間~3時間程度で終わるような冬インターンは実質企業説明会だったというケースが非常に多いです。効率よく情報を集めたいという就活生には不向きなイベントでしょう。

本選考への影響

本選考の優遇が付きやすい

本選考直前期に開催されるインターンシップということで、優秀だった学生には早期の本選考に呼ばれたりリクルーターが付いたり、そうでなくても参加者全員に本選考でのES免除といった分かりやすい優遇が付くケースが多く見られます。
夏インターンに参加しても次のセミナーのご案内、秋インターンに参加しても冬インターンの優遇、さながらスタンプラリーとも揶揄されるイベントの連鎖もなく、ついに本選考への道が開かれます。

インターンの評価が本選考に結びつく

一方で、学生の性格やスキルをはかるインターンという側面もあるので、夏や秋以上に学生一人一人のチーム内での役割や活躍を鋭くチェックしており、エントリーシートの内容も含めて本選考に加味されることがあります。実際に筆者が本選考の際に経験したインターンが絡んだ質問は以下のようなものがありました。
「先日のインターンはどうでしたか?」
「この間のインターンではグループワークで○○役を担っていたと伺いましたが、普段からチーム内ではそのような役割を任されることが多いですか?」
シンプルな内容ですが、インターンの内容をしっかりと復習しておかないとたじろいでしまいそうな質問です。また、そこまで見ていたのかとハッとして素直に驚いてしまいました。普段のふるまいとエントリーシートの回答にズレがあった場合は一発で見抜かれてしまいますので丁寧に回答しました。インターン参加者としての優遇を受けての本選考の場合は、インターンでの自分の行動とのズレがないかを思い返しながらESや適性検査を受検しました。

冬インターンまでにやっておくべきこと

エントリーシートの質を上げる

本選考との結びつきが強い以上、今までのインターンよりも真剣にエントリーシートを書き上げましょう。また、今まで通りの適当なES、剽窃だらけのESでは本選考では歯が立たないので最後の練習の機会だと思って色んな企業にエントリーシートを提出しその中で少しずつ磨きをかけることをお勧めします。

志望業界の選定

冬インターンが始まってしまうと、時間が限られている中で色んな業界のイベントに少しずつ顔を出して自分の適性を吟味する余裕はほとんどありません。冬インターンにエントリーする段階で、ある程度受検業界を確定してしまうのが得策でしょう。

本選考はもうすぐ!

期末試験が近づく中ですが、残された時間の中でも出来ることを確実にこなして冬インターンに備えましょう!あっという間に本選考が始まりあっという間に就活が終わってしまいます。時の流れにしっかりとついていきましょう。