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三井不動産の就活、事業を解説
三井不動産の就活、事業を解説

日本の不動産業界リーディングカンパニーである「三井不動産」。デベロッパー業に軸足を置きながら、時代を先取りした新しい取り組みを多く行っている会社です。就活生の中で非常に人気が高い三井不動産は、総合職の採用人数が30~40人と狭き門でも知られています。この記事では三井不動産の社風や行っている事業、さらにどのような人材が求められているのか、選考フローとともにご紹介します!

三井不動産とはどんな会社か

「都市に豊かさを潤いを」をグループビジョンとし、国内外での街づくりを通じて「社会課題の解決への挑戦」と「新たな価値創造」を行っています。また、ベンチャーとの共同事業なども多く行い、色々な事業をかけ合わせて新たな事業創出にも取り組んでいます。

三井不動産が行っている事業

具体的に三井不動産が行ってる事業にはどのようなものがあるでしょうか。空間の演出を軸において、細かく8つに分けてご紹介します。

オフィスビル

近年の働き方改革を先駆け、多くのオフィスビルのワークスタイリングに取り組んでいます。「その先の。オフィスへ」をコンセプトとして、ただ働くだけの場所ではない空間やサービスの創出を行っています。

商業施設

「ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」のように、都会に上質なゆとりをもたらすような都市型開発を行っています。買い物ができる施設というだけでなく、新たな価値観・情報の発信、人々の交流の場も提供しています。

住宅

人々の生活基盤である住宅にも新たな価値を創出しており、大規模な三井グループの統合力を活かした幅広いサービスを提供しています。

ホテル・リゾート

「Creating New Destinations」をコンセプトとして、地域の特性を活かしたホテル・リゾートを開発しています。ライフスタイルの多様化やインバウンドの観光ニーズ、アクティブシニア層の増加などといった近年のトレンドを含んだ施設開発に挑戦しています。

複合施設

経年優化・環境共生型の街づくりをコンセプトに掲げ、六本木の「東京ミッドタウン」や「日本橋再生計画」など数多くの複合施設を開発しています。2018年には日比谷に「東京ミッドタウン日比谷」を開業するなど、規模はどんどん拡大しています。

グローバル

三井不動産のマーケットはもはや日本にとどまりません。ニューヨークではマンハッタンの「ハドソンヤード」、東アジアでは多くの「三井アウトレットパーク」が開発されるなど、国際競争力を高めています。

ソリューションサービス

膨大な事業規模から得られるノウハウを活用した不動産投資事業も行っています。人生100年時代と言われる現代ではこのような資産運用が非常に活発化しているのが特徴です。

ロジスティクス

IT技術の進展によるEコマースや通販マーケットの拡大により、既存の概念にとらわれない物流機能が求められています。そこで三井不動産は「ともに、つなぐ。ともに、うみだす。」をコンセプトとし、高機能な物流施設のニーズに応えています。

三井不動産で働く人

三井不動産ではどのような人が働いているのでしょうか。デベロッパーとして、三井不動産として求めれらている人材についてご紹介します。

職種

募集職種は「総合職」と「業務職」の2つです。総合職は、上で紹介した事業に配属され、10年で3部署を経験することを目安とし、プロフェッショナルかつジェネラリストになることを求められます。一方で業務職は、コーポレート部門として総合職のサポートを担います。5~6年で部署を移動し幅広い経験と視野を身につけることが求められます。

求める人材

デベロッパーは関係者が非常に多い仕事です。そこで「チームワーク」はもちろん、「食い違う意見をどのように調整するか」といったことが多く聞かれます。部活動やサークル活動など、集団で何かに取り組んだ経験についてしっかり整理しておきましょう。また、三井不動産は新しい取り組みを多く行っているので、好奇心旺盛な人がマッチしていると考えられます。

三井不動産の本選考

それでは、肝心な三井不動産の本選考についてご紹介します。

選考フロー

2020年卒の情報では、三井不動産の選考フローはエントリーシート、WEBテスト、一次面接、小論文、二次面接、最終面接という流れになっています。エントリーシートは中学・高校時代の質問などもあり、かなり量は多いです。それに対して面接は全て個人面接で、質問はオーソドックスなものばかりです。小論文ではモチベーショングラフといって、自分の熱量が人生の中でどのように変化してきたのかをグラフにして記入します。

自己分析が超重要!

エントリーシートでも大学以前の質問があったり、モチベーショングラフの記入など、その人がどういう人生を歩み、どういった価値観を持っているのかを重要視している印象です。学生時代頑張ったこと(いわゆるガクチカ)に関しても、どういったバックグラウンドがあってそれに取り組んだのかなど、深い自己分析が必要とされます。

三井不動産の就活まとめ

三井不動産は不動産業界でもとにかくアツく、新しいことが好きな会社です。三井不動産を志望する就活生は、「自分がどういった価値観を持った人間なのか」そして「それがどのような環境で培われたのか」など、自分が育った環境に絡めて志望動機を話せれば、内定はグッと近づくはずです。自己分析に加えて、「三井不動産でどのような空間を創りたいのか」という視点を持って企業研究を行ってみてください!