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9月に入り、2020年卒の学生の皆さんの中には志望していた企業から内定をもらって就活を終えたという方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなあなたに社会人1年目の私が伝えたい入社前と入社後のギャップについてお伝えします。本当にその企業でいいのか、ぜひもう一度考えてみてください。

悪いギャップ

まずは入社前と入社後で筆者が感じたネガティブなギャップをご紹介します。

どこに配属されるか分からない

筆者は全国転勤型の総合職を選んで入社しましたが、心のどこかで「結局は地元から通える場所に配属されるだろう」と思っていました。ところが、4月に配属を言い渡されたのは縁もゆかりもない地域でした。住んだことはもちろん、旅行で訪れたことすらありませんでした。改めて「全国転勤の職種は全国に飛ばされるんだ」と痛感しました。もし、全国転勤型の職種を選んだ方で一人暮らしを覚悟していない方がいれば、全国転勤は全国に行く職種、ということをもう一度考えてみてください。

面接の希望が通るとは限らない

また、入社後に感じたのは就活における面接での希望は通らない場合が多いということです。筆者の場合は面接で話した希望の半分が叶い、半分が叶わなかったという形でした。しかしながら、会社の同期に聞いても学生時代の友人に聞いても「面接で〜〜をしたいと伝えたのに、配属されのは全く違う部署」という人が半数以上です。企業にも人手が足りていない部署、足りている部署とあるのでなかなか学生の希望を全て叶えるのは難しいようです。

想像以上に休みが少ない

休みが少ない、と書きましたが、これは決して求人情報に書かれている休日数よりも休日が少ないということではありません。大学4年次は週に1回ゼミに行くだけで、あとは休みという学生も多いはず。そんな生活を1〜2年続けてから会社に入ると、週に2日しか休みがないことに驚きます。(筆者は今でも慣れていません)学生のように自由な時間は本当に少ないことを覚悟しておいてください。

良いギャップ

ここまで入社してからの悪いギャップをご紹介しました。せっかく就活が終わっていい気分なのに嫌なことばかり教えないでくれよ、と思った方も多いはず。ですが、悪いギャップを凌ぐ良いギャップも入社後に色々と感じました。

面接では希望よりも適性を見られている

先ほど面接での希望は通らないことも多いと話しましたが、筆者が入社後に感じたのは配属の際に希望よりも適性を重視されているということです。筆者の会社の場合ですが、その人が持っている資格や語学力、それまでの研究といったスキル、そしてその人の性格が部署にいる社員と合うかといった細かいところまで見た上で配属されているなという印象を受けました。また、就活での面接の後に配属希望面談を行なっている企業も数多くあります。そういった企業では当人の希望を最大限叶えている場合も多いです。

同期とは心から仲良くなれる

続いて良い意味で感じたギャップは、会社の同期とは心から仲良くなれるということです。入社するまでは学生時代のように心から気を許せる友人は会社ではできないと思っていました。親しくなったとしても所詮仕事を通じた関係にすぎないのではないか、と思っていましが、入社してから心を許せる仲の良い同期がたくさんできました。筆者の友人たちも、会社の同期と楽しそうな写真をSNSにたくさんアップしています。新しい人間関係に不安を感じている方は安心していただいて大丈夫です。

部署の上司・先輩がとにかく優しい

続いて筆者が感じたポジティブなギャップは先輩や上司がとにかく優しいということです。入社するまで、筆者は会社の上司や先輩に対して「威厳があって怖い」という勝手なイメージを抱いていました。しかし、実際に配属されてみると先輩は話しやすくて優しく、上司は親世代でうっかり「お父さん」と呼んでしまいそうなくらい親身になって教育してくれます。「困ったことがあったらいつでも言ってね」と優しく声をかけてもらうことも多く、これは入社前と後とで大きなギャップでした。もちろん企業によっては上下関係が厳しいこともありますが、必要以上に心配しなくても大丈夫です。

内定後の学生生活をエンジョイしよう!

いかがでしたか。企業には就活中には分からない面が色々とあります。この記事を呼んで社会人生活について覚悟を固めながら、残りの学生生活をエンジョイしてください!