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情報リテラシーを高めて就活を成功に導く
情報リテラシーを高めて就活を成功に導く

「就職活動は情報戦!」なんて聞いたことありませんか?インターンの開催情報や選考情報を知ったときにはすでに実施済みだったという経験がある方もいるのではないでしょうか。ネットの企業情報に左右されて実際に行ってみたら全然イメージと違ったということもあるかもしれません。この記事では就活の情報提供者の特徴や意図を比較し場面に合った情報収集方法を紹介します!

就活は情報戦

就職活動を始めるとそれまで関わってこなかった企業、社会と直接触れ合う機会が増加し、どこから情報を得たらよいのか分からないことも多くあるかと思います。しかし、いったん情報が入ってくると膨大な情報量で対応しきれないこともあるでしょう。それぞれのメディアや情報提供者の目線を知りメリット・デメリットをおさえて上手に活用しましょう。

WEBサイト・SNS・アプリ

多くの就活生はスマホ片手に色々なWEBサイトから情報を見ているのではないでしょうか。WEBサイト上の情報は企業などの宣伝や単純な情報提供を目的としていますが、ブログでは多くの場合広告収入が目的です。就職活動をサポートする組織によるイベント告知も多くあります。アプリではワンタッチでイベントの応募ができたりセミナーの開催情報を得ることもできるでしょう。
【メリット】
・気軽、手軽
・イベント情報を得ることができる
・最新の情報を知ることができる
・具体的な情報を得ることができる
【デメリット】
・本当に正しい情報かどうかの判断が難しい
・個人情報が漏れ出て利用される可能性がある
(個人情報が自動的に複数サービスに登録される場合がある)
・すべての企業、イベント情報が公開されている訳ではない

新聞・雑誌・書籍

新聞や雑誌、書籍ではWEBサイトやアプリに比べ、専門家による詳しい内容の記載が多いです。新聞や雑誌からは最新情報を重要度の高いものほど目につくようにレイアウトされているのでそういったポイントを参考に気になるものから読んでみるとよいでしょう。就活ノウハウ本などは読みやすいものも多くあるので、具体的に動き出すときにぜひ読んでおきたいです!ただし、特に書籍については、いつ書かれたものなのかを必ずチェックするようにしましょう。
【メリット】
・詳細な情報が得ることができる
・正しい情報を得ることができる
・教養も自然と身につく
・知識が体系的に身につく
【デメリット】
・お金がかかる
・時間がかかる
・場所をとる

就活イベント

就活イベントを開催する目線として、イベント開催により企業は就活生との接点をもち企業の周知やアピールをしたいと考えています。自分自身で直接話を聞けますので、合同説明会などでは何を知りたいかを明らかにしておく必要はありますが、ちゃんと聞き出せば本当に自分の知りたかった情報を得ることができるでしょう。選考対策などの講座ではノウハウを習得できるので、情報の収集というよりは実践的なスキルを得ることができる機会です。レクミーでもイベントを開催していますのでぜひチェックしてみてください!
【メリット】
・広く浅く知識を得られることが多い
・正しい情報を得られる
・就活のプロ集団の話を聞くことができる
・企業と接点をもつ機会を兼ねる場合がある
・視野を広げられる
【デメリット】
・スケジュール調整が必要
・自分で知りたいことを明確にしないと時間を無駄にすることもある
・個人情報が他サービスで利用される場合がある
・詳細な個別企業の情報について聞くには限界がある

各企業の説明会やインターン・OB訪問

その企業の目線で語られている情報であるということを念頭に置いて話を聞くことが非常に重要です。企業としてはそのイベントを通して、その業界や企業の魅力をアピールし就活生により優れた人材を確保したいと考えています。他企業の話も聞き、比較して自分自身で検討することで真実を見極めていきましょう。
【メリット】
・具体的で詳細な情報を得ることができる
・最新で正しい情報を得ることができる
・口頭でしか得られない情報を得ることができる
・直接企業の話を聞くことができる
・企業との接点を持つ機会を兼ねている(選考に直結する場合も)
【デメリット】
・スケジュール調整が必要
・企業と接点を持つことになるので失態を冒せない
・企業の都合によりマイナスイメージは話してもらえないことも多い
・実態として気になる条件や報酬についての話が聞きにくい

先輩や友人

友人や先輩から情報を聞き出す場合、友人も同様に情報収集しているでしょうから、情報交換をすることになります。コミュニケーションをしっかりとってお互いの就職活動を応援しあいつつ、正しい情報を交換するように心がけることが重要です。情報を提供してくれる先輩は貴重な後輩思いの経験者なのでぜひ、アドバイスをもらいその後の就職活動に役立てましょう。
【メリット】
・気軽、手軽
・リアリティのある情報を得ることができる
・併せてアドバイスをもらうこともできる
【デメリット】
・内容によっては友人関係にヒビが入ることもある
・個人の見解に過ぎないこと
・情報が正しいかどうか判断する必要がある

情報源の選び方

上記のように情報の提供者の目的や意図を理解しそれぞれの特徴をおさえた上で状況や場合に合わせてベストな手段での情報収集を心掛けましょう。

正確な情報を得る

正確な情報を得るには信頼できる公的な組織、ネームバリューのある組織のWEBサイトや新聞、書籍を活用しましょう。また、各企業の公式採用サイトもよいでしょう。さらに、直接企業の就活イベントに参加し、自分で質問した答えも正しい情報として活用できます。個人的な見解を正しい情報としてインプットすることは危険なので避けましょう。

より多くの情報が欲しい場合

情報量が欲しい場合は、積極的に就活アプリや就活情報サイトを活用すると効率が良いかもしれません。検索エンジンでのキーワード検索もAND検索やOR検索を上手に活用してみてください!また、広範囲にわたる企業情報の収集として合同説明会への参加も有効な手段です。レクミーでも開催しているので、ぜひご活用ください。

リアルな情報が欲しい場合

リアルな実態を知りたいときはやはり身近な人に直接聞くのがベストです!友人や先輩との情報交換でスケジュール感覚や状況のチェックができるでしょう。参考程度にはSNSでチェックするのも手早く有効です。更に、将来のイメージを実態から想像するのには実際に企業で働くOBを訪問して話を聞いてみることが重要です。

情報の取捨選択がもたらすもの

取捨選択して正しい情報を効率的に収集する情報リテラシーを養っておくことは就職活動のどのフェーズにおいても役立ちます。志望業界の選定や企業研究だけでなく選考やその後の生活でも必要な能力なのです。

選考で役立つ!

企業研究を通して志望した企業についての情報が正しく、深くあることで面接の際のとっさの受け答えもできるようになります。さらに、逆質問でも情報を持っていると企業に対してより深掘りしたクエスチョンを出すことができるため、印象もアップします。

情報リテラシーを高めていきましょう

ある企業の人事の方に伺った話では、企業に就職してからも日々情報を集めそれをクリエイティブに落とし込んでいく作業が多く、どのような職種においても情報を適切かつ効率的に収集できる能力は必須の能力であるとも言っていました。このことからも就職活動という情報戦ともいわれるタイミングで情報リテラシーを鍛えていきましょう!