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魅力的なESのガクチカを考える
魅力的なESのガクチカを考える

人気企業から内定を貰うのは、国際系サークルで活躍、チームのキャプテンや代表だけではありません!ありきたりなサークルで何の役職に就いていない学生でもESの書き方を工夫すればあなたらしさを発掘すれば就活無双できるはずです。今回はサークルについてガクチカを書くメソッドをお伝えいたします。

企業がガクチカで本当に見たいこと

サークルでの肩書や実績だけで選考を通過できるほど就職活動は甘くありません。ガクチカを記述する際に気を付けたいのは以下の2点です。

PDCAサイクルで工夫をアピール

PDCAとはPlan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取ったもので、業務を効率よく行うために何度も繰り返して行い改善していく過程をPDCAサイクルと呼びます。大げさに思えるかもしれませんが、苦労した経験をこのPDCAサイクルに当てはめてみましょう。PDCAサイクルを用いて目の前のトラブルを俯瞰することで、ロジカルな行動を繰り返して何度もチャレンジした姿勢をアピールすることができるはずです。

周りの人とのかかわり方

企業はガクチカを見ることで、学生が入社した後もチームメンバーとプロジェクトに取り組む際に求められる協調性を企業は見極めています。サークルでトラブルや課題に直面した際に周りの人とどのようにかかわってきたかで、チームワークをアピールしましょう。

サークルで頑張った経験は本当にない?

就活を続ける中で、どんなにゼミやアルバイトについてだけ熱心に伝えていても、自身が所属しているサークルや部活動について突っ込まれる機会は必ずやってきます。課題や困難なんて感じたこともないという学生も少なくありませんが、書き方や話し方を一工夫することで魅力的な学生経験を語ることができます。その際に意識したい点は以下の通りです。

役職で嘘はつかない

サークルで代表などの役職に就いていたほうが面接官からのウケが良いと思い込んで嘘をつく就活生は少なくありません。しかし、上述の通りその役職に就いた後にあなたがとった行動を論理的に説明できなければ意味がありませんので、背伸びしたり誇張したりすることはオススメしません。

サークルは多くの人と関わる貴重な場

サークルは自分と多くの学生が趣味や学問を通じて交流する貴重な機会であり、学生として授業に出席するだけでは得られない経験があります。その中で、ほかの部員と意見がすれ違ったこと、何かを一緒に作ったことはどんなサークルに所属していても必ずあったはずです。それらを乗り越える際に、自分で考えて行動し、周りの人に協力を促したはずです。活動を振り返りながら、些細なことでもいいので嬉しかった体験や困った経験、苦労したことを振り返ってみましょう。

サークルでの立ち位置や活動を思い出そう

ここまでサークルでのガクチカの書き方をお伝えしてきましたが、最後にいくつかの例に基づいてガクチカを考えてみましょう。

初心者としてサークルに入部した!

大学に入学してから、新しいスポーツや楽器のサークルに入部して初心者として一からスタートしたという方も少なからずいるのではないでしょうか。
入部してからすぐは自分一人ではステップアップできなかったはずです。先輩のアドバイスを頼りに、地道かつ計画的な練習を経て少しずつ成長したはずです。特に集団で活動するチームスポーツなどのアクティビティでは自分に任せられたポジションが必ずあり、どのようにチームに貢献するかを考えて行動しています。

サークルで年に1回の大きな活動がある!

どんなに活動が少ないサークルでも年に1回は大きな活動があるのではないでしょうか。
学園祭で出店を出したり普段の活動成果を出展するために皆で協力したりさまざまな活動があったはずです。よりたくさんの来場者に足を運んでもらうための工夫を何かしらしているはずですので、よく思い出してみましょう。もしくは毎年4月に行われる新入生の勧誘も大きな活動の1つと言えるでしょう。多くの新入生を獲得するために他の団体と差別化をしたことなども計画性を持って行動したことの1つです。

友達に会うのが楽しみでサークルにたくさん行った!

サークルに遊びに行くのがたくさんの人と会うのが楽しみだったという人は、サークルの和気あいあいとした雰囲気を支える中心人物だったはずです。
広い視野を持つあなたは周りに馴染めていない人にはすぐ気づいて自然と橋渡しの役割を担っていたのではないでしょうか。もしくは面倒見の良さから人に教えた経験もあるはずです。たとえサークルの代表ではなかったとしても、自分のポジションを客観的に理解し、組織をより明るく風通し良くするために行動し、その結果として普段の活動に与えた影響を具体性を持たせて伝えてみるのはいかがでしょうか。

誰にでも輝くものは必ずある!

今回紹介したサークルのガクチカの例はほんの導入に過ぎません。よりサークルでの活動内容に踏み込んで具体性のある内容を考えてみましょう。その際に、人と関わった経験、PDCAサイクルをもとに考えて行動した経験として見てもらえるように意識しながら書くことで、どんなサークルでどんな立ち位置にいても魅力的なESを書くことができるはずです。