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女子就活生の身だしなみ
女子就活生の身だしなみ

女子学生がみんな同じスタイルで就活に臨む姿は街中でもよく見られますよね。しかし、男性に比べて女性は気を使わなければならない身だしなみ項目が多いのも事実です。今回はスーツ、髪型、化粧、ネイル、たまにあるオフィスカジュアルスタイルまで徹底的に解説します。シーンに合わせることで好印象も残せるので余念なく準備しましょう!

就活中女子の身だしなみ基本

就職活動をしていく上でどうしても学生気分の身だしなみでは臨めないことは確かです。大前提として「清潔感」「誠実さ」を印象付けることが重要です。このルールに則りまずは社会人のとしての身だしなみの基本からおさらいしていきましょう!

スーツ

就職活動で用いるスーツは基本的に黒のリクルートスーツがよいでしょう。
多くの企業では「黒」を指定していることはないのでネイビーやグレーのスーツがNGということはありません。しかし、スーツの色で個性を発揮するよりは、その他の点で主張するほうが効果的でしょう。それ以上に第一印象となるシルエットを重視すべきです。ジャケットの形やスカートスーツとパンツスーツの選び方、裾の形、丈に注意しましょう。
ジャケットについては2つボタンのものを選ぶのが無難です。また、首の短い人、低身長の人は襟の深いものを選ぶようにすると洗練された印象になります。ジャケットの下は誠実な印象を与えるために、白シャツがベストです。苦しく見えないように開襟を選ぶのもよいでしょう。爽やかでかっこいい印象に見えます。
特にスカートスーツの場合、立った際の丈が膝の真ん中になるのがベストです。身長が高い人は膝のやや下に裾がくるものを選び、座った時にちょうど膝が出るくらいが好印象です。フレアスカートよりは体形に合わせてストレートまたはテーパードスカートを選ぶことで誠実な印象を与えられます。

髪型

女子の髪型の原則は「顔がはっきり見えること!」です。前髪で顔や眉毛を隠したい女子も非常に多いですが、就活においては眉毛までしっかりと見せることが好印象の秘訣です!
このルールさえ守っていればそこまで髪形を気にする必要はないかもしれません。そのほか気になるポイントは髪色と巻き髪ですね。髪色については業界によって左右されますが、基本的に地毛に近い色、茶髪なら目の色より1トーン上までが自然に見えます。巻き髪の場合は、毛先の平行ワンカールならまとまった印象になり清潔感を出すことができます。また結べない微妙な長さで肩にかかって乱れるようであれば、適度にヘアスタイリングしましょう。
髪を結ぶのも顔を見せ、清潔感を表現するためです。高い位置で結ぶことや過度なヘアアレンジをするよりもシンプルなまとめ髪の方がそれをアピールしやすいです。前髪は、揺れて動いたり目にかかることがないようにすることが重要です。眉毛が見えるほうが表情豊かに伝わるので、なるべく眉毛が見えるように工夫しましょう。

メイク・ネイル

メイクも「清潔感」をアピールできるかどうかが重要です。ベース、アイメイク、リップそれぞれのポイントを最低限おさえましょう。
ベースは厚くせず気になるところを隠す程度にし、血色感を意識します。アイメイクは白目が映えるように心掛けると良いでしょう。また眉毛は大きく印象を左右するのでしっかりと整え、きりっとした印象にする場合は長めに、優しい印象にするなら丸く描くと良いです。リップメイクは輪郭をはっきりさせ、潤いと血色感をアピールしましょう。ただしテカテカのグロスはNGです。
そして案外気になるのがネイルです。派手なデザインネイルは印象が良くありませんが、業界によってはナチュラルカラーは大丈夫です。また、爪が割れていたりささくれが目立つと、がさつな印象を与えかねないので短く整えておくことが基本です。トップコートをぬったり、保湿ケアをすることで未然に防ぐことも可能です。

カバン・小物

続いてカバンや靴、時計といった小物のポイントです。
選ぶカバンの条件としてはA4が入り、型崩れがなく倒れにくいものを選ぶとよいでしょう。資料がすっきりと収納でき、手帳や筆記用具をスムーズに取り出せるとスマートな印象も与えられるので、使いやすさや持ち運びやすさも考慮するとよさそうです。カバンの裏地も意外と見えるので、派手な裏地よりもシンプルなものを選ぶとよりよいでしょう。
靴に関しても尖ったヒールはきつく高飛車な印象を与えることもあり、汚れやすいことからも丸みを帯びた5~7センチのヒールを選ぶことをおすすめします。伝統的な考え方の人も多くいるのでヒールを履くことがマナーと捉える人もいます。最低でも3センチのヒールがある靴を選ぶようにしましょう。靴は就活のない日などに定期的に手入れをすることで長持ちと清潔感を維持することができます!
時計については高級時計は角がたつので控えましょう。革製ベルトかぎらつかない金属製ベルトのアナログ時計だと悪目立ちしません。加えて、ネックレスやピアス、ブレスレットなどのアクセサリー類も自分自身の印象を邪魔する可能性があるので外しておきましょう。

シーン別に解説

ここからは、シーンごとにオススメな身だしなみポイントを紹介していきます!
シーンごとのスタイルを心掛けることで印象がグーンとアップすることもあるのでぜひ参考にしてください。

説明会/選考会/面接

選考会や面接では基本に忠実なリクルートスーツスタイルを着こなすことが重要です。基本スタイルが着こなせることは自分が分かっている証拠にもなります。自己分析の一環と思って限られた選択肢の中からベストな着こなしを探しましょう。また、自分のサイズや似合うデザインに合わせ、襟が崩れやすいシャツなども避けると一層自信をもって取り組めます!パンツスーツを選択する場合は裾の広がりが全体のバランスに合うものを選び、座った際に足が開いてしまわないよう気を付けましょう!
コートを着る場合、どんなコートを着るかよりもコートを着たまま会場入りせず、きれいに折りたためるものを意識して選ぶとよいでしょう。ダウンなどはかさばるので控えたほうがよさそうです。

インターンシップ

指定がない限りオフィスカジュアルでもよいでしょう。何より実際にその企業の女性社員のスタイルを参考にすると良いです!スーツで来る学生も多いですが、インターンシップはあくまで企業についての理解を含める場であるため、インターン先の企業文化に合った服装で臨みましょう。ポイントとしては、モノトーンにすること、またシンプルなシルエット、しわにならない素材の3点を揃えていれば、悪目立ちせず、ナチュラルな印象を与えることができるでしょう。

女子の就活は差がつけやすい?

就活や選考の場で最も重要なのは持ち物やスタイルよりも自分自身が映えていることです!
身だしなみが決定要因になって選考に通らないことはほとんどないそうですが、印象が良いに越したことはなく、本来スタイルにバリエーションのある女子こそ身だしなみで一歩リードできる可能性もあります。
事実、筆者は身だしなみに工夫を加えたことで企業の方とのコンタクトが取りやすく感じた経験もありますし、自分自身の印象を残せたのかもしれません。ぜひこの機会に自分のベストスタイルを探してみてくださいね!