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インターンや選考で定番のグループディスカッションは、評価項目が多く、自分の力を発揮すべき重要な場面です。

 

しかし、毎回異なる新しいメンバーとのディスカッションは経験を重ねてもなかなか成長を実感できず、他人と比べて実力差に落ち込むこともあるのではないでしょうか。

 

この記事では、グループディスカッションの大原則を見直し、安定して力を発揮できる方法を紹介します。

 

グループディスカッションとは

グループディスカッションとは、「集団討論」という意味で、複数名で1つのテーマ(課題)に沿って話し合い、結論(解決策)を出す作業のことを指します。

 

インターンシップや選考に参加すると、制限時間内の話し合いの後にプレゼンテーションを行う形式で実施されることも多く、オンライン会議ツールを用いた実施が一般的になっています。

 

インターンシップ内で行う場合は、企業のことをより深く理解することを目的に、企業の直面する課題や事業内容に沿った問題解決体験ワークとして扱われています。

 

グループディスカッションの評価軸

選考にディスカッションを用いる目的は、いったいどのようなものでしょうか。

選考フローに組み込まれる場合、そのワークを通して就活生の「人間性」や様々なスキルが評価されています。

例えば、

・コミュニケーション能力

・問題解決能力

・論理的思考力

・発想力

・リーダーシップ

・協調性

・知識

 

などです。

実際にはもっと多くの評価項目がありますが、これらには共通点があります。

それは、組織で働くうえで求められる能力であるという点です。

企業が求める「信頼される人材」とは


 

ほとんどの企業にとって重要なことは「利益を上げること」であり、その目標を大前提に活動しています。

 

そのためには「利益を上げること」のできる人材であると想像でき、信用してもらうことが大切です。

 

このことから、筆者はどんな人間性・性格の人でも

まずは「信用できる・信頼される」人材であることが基本的に求められていると考え、

「いかにしてチームメイトを信頼し、またチームメイトに信頼されるか」を一番の命題にして取り組んでいました。

 

もちろん企業によっても異なりますが、選考だからといってチーム内で競争したり目立つことが大切というわけではありません。

 

それよりも「和」を意識することが得策です。

ディスカッションの場においても、互いに配慮しながら進めることで、議論そのものを前向きに進めることができます。

 

実際にグループディスカッションに参加する際のポイント

ディスカッション参加準備


 

ディスカッションが始まる前から、チームメイトはお互いを見ています。

 

入室後の挨拶やちょっとした会話など、第一印象から意識しておくに越したことはありません。

 

開始前に軽くコミュニケーションを取り、リラックスできる雰囲気を作っておくことをおすすめします。

アイスブレイクの時間があれば積極的に活用しましょう。

 

緊張することもあると思いますが、あえて緊張していることを伝えることで、雰囲気が柔らぎ話しやすくなることもあります。

また、オンラインでは以下のような基本的な準備も重要です。

 

・マイクやカメラの確認

・通信環境のチェック

・メモが取れる状態の準備

 

 

こうした小さな配慮が、スムーズな参加につながります。

グループ内の役割分担


 

企業側からレクチャーされることも多いですが、主な役割分担としては

 

・ファシリテーター

・タイムキーパー

・書記

・発表担当

 

などがあります。

 

前提として自分の役割には責任を持ちましょう。

これもチームメイトから信頼されるためにはとても重要なことです。

 

役割分担はスムーズな話し合いを進めるうえで欠かせませんが、担当になっていなくても時間管理とメモは欠かさず行うことで、意見を述べるタイミングをつかみやすくなります。

 

メモを取っておくことは、課題に対する理解を深める上でも役立ちます。

議論開始時に気を付けたいポイント


 

議論が始まったら、以下の3つに注意しましょう。

 

(1)課題解決のゴールを決める

その課題のない理想的な状態を想定・定義する

(2)議題リストを書き出す

話し合うべき論点を明確にする

(3)タイムスケジュールを決める

限られた時間を効率的に使う

 

グループディスカッションでは制限時間が設けられています。

このことから、限られた時間内に効率的に話し合いを進めていかなくてはいけません。

 

そのためにはいろいろなことに注意しなければなりませんが、最低限この3つを満たすことが重要です。

 

一喜一憂しないために──自分の存在感を高める工夫

グループディスカッションを経験して、自分がチームメイトの技量に劣っているのではないかと心配になったり、「今日は全然話せなかった」と落ち込んでしまう機会もあるのではないでしょうか。

 

こうした状況を防ぐために、筆者は議論の内容や役割に関係なく、チームの中で中心的な流れを作ることを意識していました。

自分が発言しやすい環境を自ら整えることで、自然と存在感が高まります。

 

試行錯誤の結果有効だった手法について、今回は2つ紹介します。

主導権を握るには


-1つ目は話すときの態度です。

自信がなかったとしても、はっきりとした口調で、全員に伝わるように話すことが重要です。

特定の人にだけ向けて話すのではなく、全体に向けて意見を共有する意識を持つことで、チームワークの向上にもつながります。

 

-2つ目はメモの取り方です。

担当でなくてもメモを取る必要性については先述しましたが、少し工夫するだけでチーム内での存在感を高められる可能性があります。

 

例えば、重要なポイントをチャットで簡単にまとめたり、議論の流れを整理して言語化したりすることで、チーム全体の理解を助ける役割を担うことができます。

 

こうした行動は、発言のきっかけを生み出すことにもつながります。

 

企業の目的は採用すること

グループディスカッションはエントリーシートや面接以上にテーマや状況に左右されやすく対策が難しいですが、共通して「企業の求める人材か」ということを評価されています。

 

自分をアピールできる環境づくりを工夫しつつ、実際に働いたときの自分のふるまいを想像、実践していくことが重要です。

 

何より出会ったメンバーとのコミュニケーションを通した新しい価値観の出会いや経験につながる醍醐味を味わえる素敵な機会でもあるので、存分に楽しみましょう。