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就活に不安を抱える就活生へ
就活に不安を抱える就活生へ

就活に対して漠然とした不安を抱える就活生は多いのではないでしょうか。内定をもらうまでその不安を完全に解消するのは難しいかもしれません。しかし、不安の原因を深掘りし、不安を解消するために今やるべきことを明らかにすれば、不安も軽減されていき、さらに内定にも近づくことができるはずです。この記事では、就活に対する不安を軽減するために踏むべき手順を紹介していきます。

①不安の原因を可視化する

なぜ不安なのか、不安の原因を書き出そう

就活に対する漠然な不安には、何かしらの原因があるはずです。「なぜ就活を不安に感じるのか」という不安の原因を、いくつか書き出してみましょう。不安を抱える多くの就活生には複数の原因があるはずです。考えられるものはとりあえずすべて書き出してみましょう。大事なのは、しっかりと紙などに書くことです。不安を可視化することは、後々の作業において重要となってきます。

どうしようもできないものは悩んでも仕方がない

書き出した不安の中には、自分にはどうしようもできないものが含まれているかもしれません。たとえば、学歴や性別、倍率などです。これらは、自分が努力をしてもどうにかできるものではありません。自分にはどうにもできない不安の原因に関しては、悩んでも仕方がない部分なのです。

不安の原因を深掘りしていこう

書き出した不安の原因を一つ一つ深掘りしてみましょう。たとえば、適性検査が不安であるという場合、適性検査のどの部分に自信がないのかというところまで考えます。非言語が苦手で、さらにその中でも推論が苦手だとか、一通りの問題は時間があれば解けるものの時間が足りないだとかなどできるだけ具体的にか思い浮かべましょう。適性検査に対して不安を抱えているにしても、推論が苦手なのか時間が足りないのかで対策の仕方も異なってくるはずです。出来る限り、不安の原因が具体的なものになるように深掘りをしていきましょう。

②解決策を考える

書き出した不安の原因に対する解決策を考えよう

不安の原因を解消するために自分が取り組むことができる策を、一つ一つ考えてみましょう。その際、解決策もできるだけ具体的にするよう心掛けましょう。
先ほどと同様に適性検査を例にとって考えてみます。「非言語の推論のテーマが苦手」という原因がある場合に、「推論の対策を重点的にする」という解決策では不十分です。どの問題集を使って、どのぐらい時間をかける必要性があって、いつを目途に対策を完了するかなどということまで考える必要があります。具体的な解決策が明らかにならなければ、いざ行動しようとした時に非常に取り組みづらくなってしまうからです。

先輩やOB・OGを頼ることも有効

不安に対する解決策は自分だけで考えるには限界があるのも事実です。就活生は就活に初めて取り組むので、有効な解決策が思い浮かばないというのは当たり前です。その際に頼りたいのは、先輩やOB・OGです。すべてを鵜呑みにするべきではありませんが、就活を一通り経験した先輩は、より実践的なアドバイスを提供してくれることでしょう。

③解決法に優先順位を付ける

解決策に優先順位をつける

不安の原因を取り除くための解決策が明らかになっても、それらを同時に取り組むことはできません。ただでさえ多忙な就活生には、同時進行で複数のことに取り組むのは不可能に近いといえます。具体的には、緊急性・重要性・所要時間の三つの軸に照らし、優先順位を付けていきます。優先順位をつけた結果、場合によっては取り組む余裕がないことも出てくるかもしれません。しかし、より良い結果を期待するためには切り捨てることも必要です。

解決策を参考に、計画を立てる

付けた優先順位を参考にして、具体的なスケジュールを決めていきましょう。やるべきことをスケジュールに沿った形で可視化することで、その時期に合わせてやるべきことがはっきりします。その時期にやるべきことが分かれば、集中して取り組むこともできるはずです。

今やるべきことに集中して取り組む

スケジュールが完成した後は、今取り組むべきことに集中して取り組みましょう。不安解消のためには、結局は「実行」が大切です。これまでの手順を踏んで明らかにした解決法に集中して取り組み、就活に対する不安を解消していきましょう。

就活に対する不安を手順を踏んで軽減していこう

就活を不安に思わない人はほとんどいません。その不安は内定を獲得するまで続くかもしれません。しかし、この記事で説明した「不安を可視化→解決策を探る→優先順位を付ける」という手順を踏めば、不安の解消に近づくことはできるはずです。就活に対して不安を抱える方は、ぜひこの手順を実践し、今できることに懸命に取り組んでみてください。