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第一志望の企業に落ちた
第一志望の企業に落ちた

第一志望企業の選考に落ちてしまった!時として、そんな辛い現実に就活生は立ち向かわなければいけません。今回は行きたい企業に落ちた就活生が行うべき対処方法をケース別でご紹介します!

第一志望の企業にESで落ちた

まずはエントリーシートの時点で第一志望の企業に落ちてしまった場合。この場合、そもそもエントリーシートの内容にも問題があるかもしれません。他の企業から内定をもらうために、辛いですが何がダメだったのかを振り返ってみましょう。

SPIの勉強

エントリーシート落ちの理由として考えられるのがSPI対策の不足です。業界・企業によってはテストで9割以上を取らなければ書類選考で通過できないという場合もあります。今一度、SPIの勉強をし直す必要があるかもしれません。ある程度勉強をしなおしたら、テストセンターでの試験を課す企業で高得点が必要な企業を見つけ、何度か練習してみましょう。

ESを添削してもらおう

エントリーシートが通らなかった場合、その内容が不十分であること、文章の構成がわかりにくい可能性があります。自分では良いと思っていても、客観的に見るといまいちということもあるので一度他人に見てもらうことをオススメします。大学のキャリアセンターでも添削をしてもらえますよ!

第一志望の企業に選考途中で落ちた

次に、第一志望の企業に面接の途中で落ちてしまったという場合の対処方法をご紹介します。

グループディスカッション・面接の基本ができていない

一次選考で落ちてしまう場合、基本的な受け答えができていないことが考えられます。就活エージェントを利用して練習をする、志望度の低い企業で練習してみることをおすすめします。

志望動機が甘い

一次選考は突破できるもののその後の選考で落とされてしまう、という場合は志望動機が甘く他の学生と差別化できていない可能性があります。基本的な面接はできているものの中身がない、ということです。OB訪問をするなどして企業で働いている人に志望動機をブラッシュアップしてもらいましょう。

第一志望の企業に最終面接で落ちた

最後に、最終面接で第一志望の企業に落ちてしまった場合。このパターンがもっとも辛いと思います。あと一歩のところで落ちたというのは悔しくてしょうがないですよね。この場合、役員が「能力は十分だが、自社の雰囲気にこの学生は合わない」と判断した可能性が高いです。この場合、仮に入社したとしてもその企業に合わず辛い思いをするでしょう。むしろ、「入社できなくて正解」だと思います。

気持ちの切り替え方

ここまで、第一志望に落ちた時の対処法をお伝えしましたが、これはあくまで第一志望以外の企業にこれから内定をもらうための対策です。ここからはメンタルの切り替え方についてご紹介します。

何が正解かは働いてみないとわからない

まず、学生の立場では企業についてわかることは限られています。本当にその企業が正解だったのかどうかは実際に働いてみないとわかりません。今は第一志望に落ちてしまって絶望を感じるかもしれませんが、別の企業に入社してみたら意外とそちらが合っているかもしれません。

本当に第一志望?

次に就活生のみなさんに問いたいのは、「本当にそこが第一志望か?」ということです。憧れ、イメージだけで第一志望の企業を決めた人も多いはず。待遇や給料、勤務時間を調べてみたら想像と全く違うということもあります。また、これから就活をしているうちにもっと魅力的な企業が見つかるかもしれません。日本には、現在381万もの企業があります。その中のたかが30社を見ただけで一つの企業を第一志望と決めつけるのはいささか無理があると思います。

一旦嫌いになる

就活生にとって一番すっきりするのは、その企業を一旦嫌いになることです。筆者の場合は、落ちた企業のサービス・商品をしばらく避けたりしていました。「自分を採用しないなんて、この企業にはマイナスなのだ」と考えるのも良いです。そうしているうちに就活が落ち着く7月頃にはすっかり恨みの感情も忘れてしまいます。不思議なことに、気付いたら全てを忘れてその企業のサービスを利用している自分がいます。

新卒入社が全ての時代は終わった

ここまで記事を読んでも、やはりその企業に入りたいという思いが強い方は新卒入社が全ての時代は終わったということをぜひ理解してください。今は転職市場が成長しており、新卒入社から2年後には転職をする人も多いです。そのため、どうしても第一志望企業で働きたい、という人はセカンドキャリア、サードキャリアとしてその企業に入社することを目指しましょう。そのためにはどのようなスキルを身につけるべきか、どんな業界で働けば良いかを逆算すればこれから受ける企業も定まるはずです。

悲しむ時間があるなら次に進もう!

長くなってしまいましたが、悲しんでいる時間があれば次の行動に移りましょう。あなたを落とした企業にとって、あなたは数千人いる応募者の一人。不合格通知を送った瞬間に忘れられます。そんな企業のことをいつまでも考え続けるのは悔しくないですか?ぜひその企業を見返すべく、より良い企業に出会えることを祈っています。