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ガクチカや自己PRはいくつ用意すべき
ガクチカや自己PRはいくつ用意すべき

エントリーシートでは基本的に自己PRとガクチカが1つずつ質問されます。しかし、面接ではエントリーシートに書いたものとは別のエピソードが求められたり、あるいはエントリーシートの段階で複数の自己PRを求められることもあります。自己PRやガクチカなど、これまでの経験にまつわるエピソードは何個用意しておくべきか解説します。

ガクチカと自己PRは合計4個用意しておくと安心

ガクチカや自己PRが複数求められることはよくある

就活を始めたばかりの時点では、ガクチカを1つ完成させるだけでかなり骨が折れるかもしれません。しかし、ガクチカと自己PRを1つずつ用意するだけで就活を乗り越えるのは非常に難しいです。
例えばガクチカでは、「最も力を入れた経験」と一緒に「チームで頑張った経験」をセットで質問されることもあります。
実際、筆者も就活中に面接で「自己PRを2つ教えてください」と言われたり、1回の面接でガクチカを3つ伝えたこともありました。目安として、ガクチカと自己PRはあわせて4つ用意しておきましょう。

自己PRは違う聞き方で複数回聞かれる

これはエントリーシートで特に当てはまります。自己PRに関する項目の他に、「大学時代で培ったスキル」や「社員として活躍するためにあなたが持っている強み」など、聞き方は違えどすべて自己PRに分類される質問がされるということがよくあります。

「その経験を違う場所で活かしたことはありますか?」という質問

これはガクチカでも自己PRでも当てはまります。ガクチカを伝え終わった後に、面接官からその経験で学んだことを聞かれ、さらにそれを他で活かした経験があるか質問されたり、自己PRではその強みを違う場所で活かしたことがあるか聞かれるというケースです。
この場合はただ複数のエピソードを用意するだけでなく、それぞれ他の経験から学んだことを含んでいなければなりません。

限定的な経験に関する質問も

たとえば筆者の場合は「利益を追求した経験」や、「何度も壁にぶつかってそれを乗り越えた経験」に関するエピソードを求められたことがあります。
もちろん、このようなエピソードが限定される質問が毎回あるというわけではありません。しかし、そうした質問に沿った経験を伝えられるようにするためには、ある程度エピソードのストックを用意しておく必要があります。

同じジャンルのエピソードを話していいのか

できるだけ幅広く被らないエピソードを用意しよう

用意したガクチカや自己PRが、すべて同じサークル内での経験であるというのは避けたほうが無難です。面接官がどのエピソードに興味を持つかわからないので、サークルやアルバイト、長期インターン、ゼミなどの異なる経験からそれぞれのエピソードを用意しておきましょう。

学業に関するガクチカを最低1つは作っておく

エントリーシートに限らず、面接でも学業に関するエピソードが問われることがあります。文系の方であれば、正直そんなに学業で頑張った記憶がない…という方もいるかもしれません。
しかし、就活では学業で頑張った経験や、ゼミでの活動について質問されることはよくあります。学生の本分は勉強という言葉もあるように、大学時代で勉学に励んだ経験も面接官から評価されます。
面接で学業について質問されても答えられるように、最低1つは学業に関するガクチカを用意しておきましょう。

エピソードが思いつかないときは

ガクチカを自己PRに、自己PRをガクチカに

ガクチカは課題に対してどのように取り組んだのかというプロセスに重きを置いています。一方自己PRは、強みを発揮した具体例としてエピソードを伝えるので、同じエピソードでもガクチカと自己PRの両方に応用することができます。
就活で使えるようなこれまでの経験がなかなか思いつかないときは、ガクチカとして用意したエピソードを自己PRにも置き換えられるようにしておきましょう。

実績ではなくどのように取り組んできたのかに注目する

ガクチカや自己PRに選ぶエピソードは、何かすごい成果を挙げていなければならないような気がするかもしれません。しかし、その結果に至るプロセスも重要です。
例えば年単位で続けている習慣がある場合、なぜ長い間諦めずに続けられたのか注目することで、自分の強みを再発見することができるかもしれません。
成果に注目するのではなく、自分のこれまでの経験を振り返って就活でアピールできるエピソードがないかもう一度確認してみましょう。

面接で落ち着いて答えるためにも早めにエピソードを見つけておく

就活が本格化すると面接対策や志望動機、企業研究などの準備でガクチカや自己PRを準備する時間が少なくなってきてしまいます。早めのうちに4個程度エピソードを用意しておけば、効率よく就活を進めることができます。

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