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就活 海外勤務
就活 海外勤務

「海外で働きたい」と考えた時に、海外で働く方法は日本の企業に入社して海外転勤のある部署に配属されるか、現地採用のどちらかでしょう。おそらくほとんどの方は前者を想定していると思います。海外転勤のチャンスが多いのはどの業界なのか、今回は商社、コンサル、メーカー、外資で比べてみました。

商社

海外勤務の可能性はかなり高い

商社は海外勤務のチャンスがかなりあります。若手が研修目的で派遣されたり、中堅社員が駐在員として送られるなどその形式は様々です。駐在員であれば海外支店で商材の流通ルートの確保や、関連会社や現地企業との商談がメインになります。特に5大商社では海外勤務者が従業員の約20%と非常に大きな割合を占めています。

発展途上国に出向する可能性もある

国内転勤も多い商社ですが、海外勤務ではあらゆる国へ出向を命じられる可能性があります。入社前は商社マンとして欧米でバリバリ働きたいと思っていたのに、アフリカや聞いたことがないような国に飛ばされてしまった、ということもあるかもしれません。実は商社の退職理由として、この海外勤務がネックとなったケースが多くあります。
ただし、今は発展途上国でも将来的に先進国並みの経済発展をする可能性もあります。その場合は、その国の発展に関わった経験やキャリアとして自分にプラスされるので必ずしもマイナスというわけではありません。どの国にどれくらいの社員が駐在しているのか、その国が現在どのような経済状況で今後どのような国になっていくのかも確認しておくのがポイントです。

メーカー

業界によっては商社よりチャンスがあることも

海外勤務の割合が高いメーカーの特徴として、海外顧客や現地工場が多いことが挙げられます。この条件に当てはまるのは自動車業界や機械系のBtoB企業です。日本国内のマーケットが縮小している現在、どの企業も海外に目を向け始めており、海外売上比率もどんどん上がっています。そういった企業は早くから海外勤務のチャンスがあることを説明会で売りにしていることが多く、積極的に海外に行かせてくれる傾向があります。

職種は海外営業がおすすめ

もちろんそういったメーカーに入社すれば必ず海外に行けるということではなく、どんな部門や職種に配属されるかによります。どの部門なのかは企業ごとで異なりますが、職種では海外営業が名前の通り海外勤務になる可能性が特に高いです。海外営業以外でも、人事や経理として出向することもあります。

コンサル

顧客次第のところが大きい

ここでは外コンではなく日系コンサルについてご説明します。コンサルの場合、海外に行けるかどうかは顧客次第です。顧客の海外進出などを担当することが多ければ、現地のリサーチや顧客に同行するという形でチャンスがあります。自分が志望する企業はどういった顧客を担当しているのか調べてみてください。

海外へは出張がメインになりやすい

コンサルとして海外プロジェクトに関わるのであれば、海外駐在になる可能性は低く、複数回の短期出張や数週間から数か月単位の長期滞在がメインになります。その長さはプロジェクトによるところが大きいため、顧客の種類と一緒に確認してみましょう。

企業によっては海外オフィスに行けることも

海外展開している日系コンサルであれば、駐在という形で長期間にわたり現地で勤務する可能性もあります。しかしメーカーや商社に比べその枠は少なく、即戦力と呼べるスキルが求められます。

外資

海外勤務の可能性は他より低い

「外資系」と聞くと、何となく海外へのチャンスが高そうに思うかもしれません。しかし外資系企業というのは、あくまで日本に進出した海外の企業のことを指しています。そのため顧客も日系企業が大半で、末端ともいえる日本支社から別の海外支社へ行くことはほぼありません。それは本社の役目になります。

日本から飛び出すにはかなり実力が求められる

では日本から本社へ行く機会はあるの?と思われるかもしれませんが、その場合はかなりスキルが必要になるでしょう。
語学力はもちろんですが、国内で大きな成果をだした実績が求められます。海外で働きたいのであれば日系企業を目指す方が近道になります。

グローバルな働き方は海外勤務だけではない!

今回は実際に海外に駐在するパターンをご紹介しました。ですが海外と関わることはメールやテレビ会議を利用すれば、日本で働きながらでも不可能ではありません。なぜ海外で働いてみたいのかもう一度その理由を深掘りし、自分が本当に目指す目標を見つけてみてください。
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