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インターンと採用について
インターンと採用について

ほとんどの企業はインターンと本選考は関係ないと説明しています。しかし内定者の多くがインターン参加者であったり、インターン枠の特別選考で内定を獲得したという話を聞くことがあります。インターン参加と内定がどう結び付くのか、そして参加者が優遇されやすい業界をご紹介します。

なぜインターンに参加すると有利なのか

志望動機の説得力が増す

「社員の方が魅力的なので志望します! 」という志望動機はよく見かけますが、説明会に参加しただけの学生と、1週間のインターンに参加した学生ではその説得力は全く違いますよね。同じように企業分析に関しても、実際に社員が働く現場を見ているインターン参加者であれば、企業のことをよく理解しており、入社後のミスマッチが少ないとしてESや面接で評価されます。

企業への熱意をアピールできる

インターンの多くは7~8月、10~12月の間で開催されています。いずれも翌年の3月解禁までかなり時間がありますが、参加した場合早くから就活に取り組み、自社に興味を
持っている熱心な学生という印象を企業に与えることができます。本選考の面接でもインターンに関する質問は頻繁に聞かれます。本選考に進んだ企業でインターンをしていれば、業界・企業に対する熱意をさらにアピールすることができます。

企業は優秀な学生を囲い込みたい

近年、経団連が採用活動のルールを頻繁に変えていることが話題になっていますが、企業もそれに合わせて採用時期を変更することが求められます。
しかし、経団連に属さない外資系企業やベンチャー企業などはその取り決めに従う必要はなく、より早いうちから採用を行うことができるため、優秀な学生を獲得しやすいメリットがあります。
そのため経団連に所属する企業は採用解禁前に学生とより多く接点を持つためにインターンを行い、参加した学生を優遇するのです。

インターンが本選考に影響する業界は?

金融・商社

メガバンク、5大商社は現在でも人気企業として多くの学生が応募しています。その分ライバルが多くなってしまいますがインターンで評価されると、選考スキップ、早期選考、インターン参加者限定イベント招待、リクルーターがつくなど本選考に大きく影響するような優遇が受けられます。

IT系

IT業界はインターンに力を入れることが多く、より実践的なことを学べるということで学生からの人気も年々上がっています。金融や商社と同じく優秀者はインターン枠で採用されたり選考スキップを受けられます。また、IT系企業は長期の有給インターンを行っていることが多く、そこから採用されることもあります。

外資系企業

外資系の場合、業界を問わず大学3年の夏頃から本選考に直結するインターンを行っています。ジョブとして数日間で与えられた課題のソリューションを社員の方に1人で、あるいはグループで発表する形式が主流です。企業によってはこのインターンに参加しなければ本選考に進めないこともあるので注意してください。

「採用には関係ありません」と言われても要注意!

日経企業のほとんどは、インターンは本選考に関わらないと説明しています。ですが先ほどご説明したように企業は優秀な学生を求めており、上記の業界以外でもインターン参加で優遇されることが多々あります。実際に筆者も日系メーカーの1dayインターンに参加した際、本選考には影響しないと伝えられていましたが、後日人事から面談を行いたいという連絡がきました。

インターンに参加出来なくても大丈夫!

落ちても本選考に影響しないことがほとんど

インターンに落ちてしまったら本選考もお祈りされるかもしれない、と考えてしまう方もいるかもしれません。しかしインターンは、企業や業種理解をしてもらう目的が大きく、全ての企業で本選考に影響するということはありません。

本選考よりも倍率が高い可能性も

短期インターン、特に1dayの場合は、学生にとって手軽に参加しやすいメリットがあります。さらに志望業界がまだ決まっていない段階では、多くの学生が人気企業のインターンに殺到する傾向が強いです。本選考よりも募集人数が少ない場合もあり、インターンの倍率が非常に高くなる可能性もあります。
とはいってもなぜインターンで落ちてしまったのかもう一度振り返り、本選考に向けて対策することが大切です。

早めの対策で志望企業のインターンに参加しよう

気になる企業が見つかったら、まずはインターンを開催しているか確認してみましょう。企業によってはインターン枠で早期選考に進むことができるかもしれません。レクミーでは座談会やレクミーLIVE(合同説明会)を数多く開催しており、会場で直接社員の方からインターンに関する説明を聞いたり、質問をすることができます。インターネットにも企業別のインターン情報を掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
参考URLはこちら:レクミーライブ(https://www.recme.jp/live/)
他の学生よりもいち早く動くことで、企業のイベントにより多く参加したり選考の対策をすることができます。