就活 銀行の違い
就活 銀行の違い

銀行に関わるさまざまな違いを解説します。都市銀行の違いや都市銀行と地方銀行の違い、政府関係金融機関との違いを記事にしました。銀行を志望する人は、この記事を参考に企業研究を進めましょう。信託銀行や信用金庫についてはレクミーの別の記事で、銀行との違いを紹介しているのでそちらも確認してみてください。

就活の都市銀行の違い

都市銀行とは

都市銀行とは、大都市に本店を構え、全国に店舗を展開している銀行です。具体的な法的根拠はなく曖昧な定義です。都市銀行は、現在4行あり、メガバンク3行(三菱UFJ、みずほ、三井住友)とりそな銀行が挙げられます。都市銀行の解釈によっては、埼玉りそな銀行が加えられる場合があり、埼玉りそなはりそなホールディングスの子会社で、りそな銀行とは同じグループの会社です。
業務の特徴は、グローバルなビジネスや大企業との取引等、ビジネスの規模が大きいことが挙げられます。

都市銀行それぞれの特徴

【メガバンク】
メガバンク3行は、グループ内の一体化、国際競争力の強化、フィンテックの推進を行うことで、低金利政策など銀行を取り巻く厳しい経営環境を乗り越えようとしています。グループ内の一体化は、リテール部門に大きく影響していて、銀行から信託・証券への顧客紹介や店舗の共同化などが可能となっています。メガバンクは、業務内容や施策などには大きな違いはないですが、組織風土は異なるので、実際に会社説明会や座談会に行って、どの銀行が自分自身にあうかみてみるとよいでしょう。
メガバンクの2019年卒の新卒採用は、みずほ銀行と三菱UFJ銀行が6月1日から面接開始で、三井住友銀行は、6月1日以前からプライベートセッションと称して、行員の人と面談を複数回行ってから面接を行う流れでした。


【りそな銀行】
リテールに力を入れていることが特徴であり、地域に密着した業務を行っています。信託業務もリテールとあわせて行っており、リテールと信託のシナジーを高めてリテールNo.1を目指しています。他行も銀行が信託を扱っている場合もありますが、グループ会社の信託銀行と提携したものが多いです。りそな銀行は、地方銀行、信託銀行の特徴を持ちつつ、都市銀行の規模がある銀行と言えます。

就活の都市銀行と地方銀行の違い

地方銀行とは

地方銀行とは、各都道府県に本店を置き、そこを拠点に営業活動を行っている企業です。金融庁が免許を与えている地方銀行は64行あり、他にも第二地方銀行と呼ばれる地方銀行より規模の小さい銀行が40行あります。地方銀行は、拠点地域の中小企業や個人を中心に取引しており、地域の発展を目指して業務を行っています。地方創生や地域密着型のビジネスに興味のある就活生は、説明会などに行ってみるとよいでしょう。
地方銀行の中には明治期から存在する銀行もあり、岐阜の十六銀行、長崎の十八銀行は明治期にできた銀行であり、今日まで存在する伝統的な銀行です。

地方銀行の経営悪化について

地方銀行は、低金利政策や人口減少、高齢化社会といった構造的問題から資金需要の低下や銀行の競争環境の激化から経営環境がさらに厳しくなると予測されています。本業赤字銀行数も年々増加し、現在では半数以上の地方銀行が本業赤字になっています。それに対して、地方銀行は他行との合併を行うことで、コストの削減や競争の緩和を行っています。最近では、十八銀行と親和銀行や大正銀行と徳島銀行の経営統合がありました。しかし依然として、経営環境は厳しく、地方銀行は新しいビジネスモデルの構築が求められています。

そのほかの金融機関と普通銀行の違い

政府関係金融機関

政府関係金融機関とは、国の出資をもとに設立された特殊法人です。銀行が名前についていないものもありますが、融資業務や銀行と同様の機能を持っています。民間の銀行との違いは、リスク評価が難しいものや公共性が高いものなど民間が対応できない融資を行うことができることです。政府関係金融機関は5つあり、日本政策金融公庫や国際協力銀行などがあります。中小企業向けや企業の危機対応、国際競争力の維持などそれぞれ役割は違っています。新卒採用は、公務員としての扱いではなく、民間の金融機関と採用フローや採用体系の違いはありません。

農林中央金庫

農林中央金庫は、以前は特殊法人でしたが今は完全な民間企業となっています。農林中央金庫の特徴は、日本の農業の発展を支援することを使命として掲げていること、日本最大の機関投資家であることが挙げられます。銀行としての免許は与えられていますが、農業の発展を目的としているので金融庁ではなく農林水産省の所轄となっています。農業に関りのない、大企業にも融資をしており、その点はメガバンクと同様です。また、機関投資家であることから、投資部門に魅力を感じて入社を目指す就活生も多いです。

銀行のさまざまな違い

都市銀行はビジネスの規模が大きく、地方銀行は地域密着のビジネスを行っています。政府関係金融機関は、日本の経済成長や暮らしの安定を一番に重視したビジネスをしています。都市銀行や地方銀行、政府関係金融機関は、それぞれ特徴があり、役割や使命も異なります。銀行を志望する就活生は、メガバンクに目が行きがちですが、地方銀行や政府関係金融機関も視野に入れて就活を行ってみると自身の就活の幅も広がってよいでしょう。