ガクチカにもなる!経験者がすすめる長期インターンシップのすべて
就活といえば「短期インターン」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし近年、より実践的なスキルや経験を求めて「長期インターンシップ」に参加する学生が増えています。
長期インターンはアルバイトとも短期インターンとも異なる、独自の価値があります。
就活のガクチカ(学生時代に力を入れたこと)としても活用できるため、早い段階から取り組む学生も少なくありません。
本記事では、実際に長期インターンを経験した筆者の視点をもとに、その特徴・メリット・デメリット・身につくスキルをわかりやすく解説します。
長期インターンシップとは
短期インターンとの違い
長期インターンシップとは、一般的に1ヶ月以上にわたって企業で実務を担うインターンを指します。
短期インターンが数日〜2週間程度の期間で完結するのに対し、長期インターンは半年・1年、さらにそれ以上続くケースも珍しくありません。
筆者自身も2年以上、同じ企業で長期インターンを継続しています。
また、短期インターンが無給のことも多い一方、長期インターンは有給の場合がほとんどです。
アルバイト感覚で働きながら、実務スキルを磨けるのが大きな特徴といえるでしょう。
長期インターンのメリット
長期インターンには、大きく分けて2つのメリットがあります。
1. アルバイトでは得られない実務経験が積める
アルバイトはルーティン作業が中心になりがちですが、長期インターンでは担当業務がその都度変化することも多く、マネジメントや企画立案を任されるケースもあります。
実際のビジネスに深く関わることで、就活のガクチカとしても説得力のある経験が得られます。
2. 就活学年でなくても参加できる
短期インターンは採用活動の一環として実施されることが多いため、対象が就活生(主に大学3年生)に限られる場合がほとんどです。
一方、長期インターンは大学1・2年生でも参加できる企業が多く、早期からビジネス経験を積める点で優れています。
また、インターン生をそのまま正社員として採用する企業もあるため、就職活動の一手段としても有効です。
長期インターンのデメリット
長期インターンには、注意すべき点もあります。
多くの長期インターンでは、週3日以上の継続的な勤務が求められます。
講義やサークル、プライベートとのバランスを取ることが難しくなる場面もあるため、スケジュール管理が重要です。
時間的な余裕が少ない方や、まず短期インターンで企業研究を深めたい方には、最初からの参加が難しいと感じるかもしれません。
自分の生活スタイルを見直した上で、参加の可否を判断することをおすすめします。
長期インターンを募集している企業の種類
大手日系企業
基本的に、採用活動の一環として短期インターンを行っている大手日系企業は、一般学生向けの長期インターンをほとんど募集していません。
その代わりに、内定者を対象とした「内定者インターン」を実施しているケースが多く見られます。
これは入社前に業務環境や社内文化に慣れることを目的としたもので、一般学生が参加できる性質のものとは異なります。
大手日系企業での実務経験を積みたい場合は、就活を通じて内定を目指すルートが現実的です。
メガベンチャー
メルカリ・サイバーエージェント・DeNAなど、名前の広く知られたメガベンチャーでは、一般学生向けの長期インターンを募集しているケースがあります。
これらの企業ではインターン経由での正社員採用フローを設けているところもあり、就活の選択肢として注目度が高まっています。
規模が大きいため組織的な環境で学べる一方、ベンチャーならではの裁量の広さも経験できる点が魅力です。
ベンチャー企業を第一志望にしていない方にとっても、視野を広げる経験として価値があるでしょう。
※インターン募集の情報は変動するため、各社の公式サイトや採用ページで最新情報を確認してください。
スタートアップ・中小ベンチャー
メガベンチャー以外の中小・スタートアップ企業にも、長期インターンを積極的に募集している企業は数多くあります。
社員数が少ない分、学生でも重要なプロジェクトを任されることがあり、スキルの習得スピードは速い傾向にあります。
他の学生との差別化につながる経験が積みやすい環境です。
求人探しには「Wantedly」などのプラットフォームが便利です。
IT・旅行・アパレル・メディアなど多様な業種の企業が掲載されており、興味のある分野からインターン先を探せます。
経験者が語る!長期インターンで身につく力
パソコンスキル
長期インターンを通じてまず実感するのが、パソコンスキルの向上です。
筆者はインターンを始める前、タイピングが遅く、ExcelやPowerPointもほとんど使えない状態でした。
しかし長期インターンを続けるなかで、ブラインドタッチを習得し、資料作成もスムーズにできるようになりました。
社会人になってからも必要とされるスキルであり、早期に身につけておくと非常に有利です。
文章力・表現力
筆者はインターン先でライターとして業務を担当していました。
当初は論理の通りにくい文章を書くことも多かったものの、継続して実務に取り組むうちに、自分の考えを簡潔にまとめる力が身につきました。
この力は、就活のエントリーシート作成や面接での自己表現にも直接活きてきます。
社会人とのコミュニケーション力
就活を始めた直後、面接官や社会人との会話に緊張してしまう学生は少なくありません。
しかし長期インターンで日常的に社会人と仕事をしていると、面接の場でも「この人も普段は気さくに話しているんだろうな」と自然に思えるようになります。
過度な緊張が和らぎ、本来の自分を出しやすくなるのは、長期インターン経験者の大きなアドバンテージです。
主体的に行動する力
これが、長期インターンを通じて得られる最も大きな力だと筆者は感じています。
アルバイトでは上司の指示を待つことが一般的ですが、長期インターンでは自ら考えて動くことが求められます。
「こんな企画を試してみたい」と提案し、採用されれば企画の立案から実施まで一貫して関われる機会もあります。
この主体性は、面接で語れるガクチカになるだけでなく、社会人になってからも通用する根本的な仕事への姿勢を育てます。
まとめ:長期インターンは早めに始めるほど得られるものが大きい
長期インターンは、アルバイトでも短期インターンでも得られない実践的な経験と、確かなスキルを積める場です。
就活のガクチカにもなり、場合によっては就職先として繋がる可能性もあります。
大学1・2年生から始められる点も、長期インターンの大きな強みです。
迷っているなら、まずは興味のある企業を検索してみることから始めてみてください。
行動することが、最初の一歩になります。

