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就活において、入社後のキャリアパスをイメージしておくことは非常に大切です。三井不動産へ2018年に入社し、現在まで人事部新卒採用担当としてご活躍されている坪浦さんに、就活の体験談や入社後に配属された人事部でどのように成長したか、そして今後どんなキャリアを思い描いているのかを伺いました。

就職を決めたキッカケと三井不動産の魅力

進学か就職か、自分と向き合う

坪浦さんの学生時代は農学部で微生物の研究に打ち込む日々でした。毎日ラボに通い、地道な基礎研究をつづけながら卒業論文を書いていたそうです。多くの理系学生が大学院への進学を決める中、当然坪浦さんも気持ちの9割5分は進学を考えていました。しかし、坪浦さんは残っていた5分の部分に引っ掛かりを覚えていたといいます。進学は10割の持ちを持っていなければ、自分は研究を頑張り続けることはできないのではないか、そのモヤモヤを抱えていた自分に向き合い、進路を決めるタイミングで就活の道に一歩踏み出しました。

自分に正直であることでベストを尽くせる

進路を決める際、はじめから100%の確信を持って決められる人は多くありません。坪浦さんの場合、自分に正直になり、抱えていた5%のモヤモヤを無視せず向き合った結果、「自分は研究に没頭するよりも人と関わって気持ちに寄り添うことが好きだし、得意だ」という発見を得ました。周りからの期待やアドバイスを鵜呑みにせず、自分の人生と自分自身に素直になることが何より大切であり、「義務感だけでは頑張りきれない」と坪浦さんはいいます。働いている自身の姿を想像した時、ワクワクしているか、毎日を楽しく過ごしているのかをイメージしてことで、自分らしいキャリア選択ができたそうです。

就活をして初めて知った総合デベロッパー

就活を初めてみると、自身の周りに様々な業界が広がっていることを坪浦さんは知りました。多様な業界を見ていく中で初めて、街づくりを生業とする総合デベロッパー業界を知り、自分の仕事がカタチとして残っていくことに興味を持ったそうです。他の誰かと一緒になって気持ちを一つの方向に向かわせていき、“ただ乗っかっていればいい団体戦”ではなく“自分が動かしていく団体戦”で働いて初めて、一人では成し得ない街づくりというスケールの大きいプロジェクトを進めることができる、そのことに魅力を感じたといいます。

人の気持ちを大切にする三井不動産

 
就職活動を始めて三井不動産に興味を持ち始めた当時、坪浦さんは三井不動産の「街づくりをするに置いて人の気持ちを大切にする」ことに一番魅力を感じていたそうです。例えば、三井不動産が手掛ける商業施設「ららぽーと」は全国で展開されていますが、一つ一つ全く異なった特色を持ちます。それは、その街や地域のことを真摯に考えて、利益のことだけを考えるのではない街づくりを目指していることを証明しているといえるでしょう。坪浦さんは就活の合間にららぽーとへ遊びに行ったとき、そのことに気づいて感銘を受けたそうです。

自分の言葉で伝えたことが内定に

坪浦さんは三井不動産への内定を決めましたが、入社した現在でも採用理由は明かされていません。しかし、自身が評価されたポイントは「自分のことを自分の言葉で喋る姿勢」だったと感じているそうです。それは現在の新卒採用という立場だからこそ、より強く感じるといいます。個々の経験はその人しかできないのに、就活となると途端に何かに寄せてしまう就活生はとても多いのが現状です。坪浦さんは自身が口下手という理由から、何かに寄せても上手く喋れないと考え、はじめから自分の言葉で伝えることを心がけました。結果、それがよい印象を残したと考えられます。

三井不動産の社員として求められているバリュー

ジョブ・ローテーションだから挑戦できる

三井不動産では、入社後約1カ月間の新人研修を経て、5月中旬に配属先が発表されます。街づくりをしたいという気持ちを持っていた分、人事部という発表に坪浦さんははじめ驚いたそうですが、人事部には人事部で求められている仕事があるからと、決して後ろ向きな気持ちではなかったといいます。また、三井不動産はジョブ・ローテーション制を取り入れているため、数年で新たな挑戦の場が与えられます。

楽しい気持ちは使命感へ

当初は新たな環境に毎日が楽しいと感じるだけに留まっていましたが、日に日に自分が負っている責任や自分の発言一つ取ってもいい意味でプレッシャーが増し、もっと自分で何か動かしていきたいとう気持ちになっていったそうです。新卒なのにここまで任せてもらえるのかという驚きとともに、任されているのに先輩についていくだけではもったいないという使命感が湧いてきたといいます。

期待が大きいからこそ悔しいこともある

三井不動産は売上高6兆8,000億円という事業規模と社会へのインパクトに対し、社員数は1,500人と決して多くありません。実際には様々な要素が加わりますが、単純計算では一人当たり45億円分の売り上げに値するだけのバリュー(価値)を生み出すことを求められているとも考えられます。そんな環境では、成長する過程で苦い思いをすることももちろんあったと坪浦さんはいいます。中でも、自分が意見を出さなかったが為にプロジェクトを進めたい方向へ持っていけなかったのは後悔が残っていることの一つでした。少人数だからこそ、一人一人が担う役割は大きく、「もっと自分が力を出せれば」と感じることは今でもあるそうです。

レベルの高い環境で思考し続ける

ただ、苦い思いをしているからこそ“今度は必ず”と思え、それがバネになって自分が会社に所属している意味や価値を問い直して思考を続けていく原動力になるといいます。特に三井不動産では発言や意見の創出を上長に促されるというよりも、言われずともそのレベルの人材でいようという社風があり、自然とそういった成長志向へとマインドセットされるそうです。実際、プロジェクト・チームが2人で編成されることも多いため、自分が力を出さざるを得ない状況が作られているといえます。

これからのキャリアと三井不動産の成長機会

自分の色で街づくりをしたい

坪浦さんはこれから三井不動産というステージで「これまでとは違った開発をしていきたい」といいます。入社してからの2年間、アウトプットの機会や自らが主導となって場を回していく機会を数多く経たことから、プロジェクト・マネジメント能力が格段に向上しました。だからこそ、今後自身が担当するプロジェクトにおいては自分の色を出していきたいと考えているそうです。またその実現を目指して学生の時以上に日々成長や努力をしたいという思いは強くなっており、三井不動産はそれに値するステージだと坪浦さんは感じているといいます。

就活を通して自分を好きになって

新型コロナウイルスの影響によって就職活動が困難な状況な昨今。例年に比べて様々な機会が失われているからこそ、就活が自分自身のことを知る場になることを坪浦さんは願っています。最後に就活生へのメッセージとして、就活を一つの手段としてそれを通して自分を深く知り、好きになり、頑張れるステップにすること。そして、新卒として選ぶことのできる唯一の会社を後悔が残らないように選んでほしい、と話してくださいました。

YouTubeで動画も公開中

三井不動産でのキャリア形成について詳しく教えていただいた坪浦さんとの対談模様は、YouTubeでも視聴できます。記事には載せきれなかった貴重な話も聞けるので、ぜひレクミーチャンネルもチェックしてみてください。
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