JALのESが無事通過した方は次選考のことで頭がいっぱいになると思います。他の企業と違い、1次選考はグループディスカッションとグループ面接の両方があり、特殊な選考になります。JALの面接官はどのような点を重視してみているか、1次選考で注意すべき点は何かなど詳しくご紹介します!
Summary
JAL CA職の選考フロー
エントリーシート→1次選考(グループディスカッション+グループ面接)→2次選考(個人面接+英語面接+簡易身体検査)→3次面接(個人面接+身体検査)
2次選考以降は、身体検査が入ってきます。3次選考の身体検査は、2、3時間かかる本格的な健康診断になるので、体調万全の状態で臨むようにしましょう!
JALが求めている人材像
謙虚な人
何事に対しても謙虚な方は、JALが求めている人材像と言えるでしょう。自分が上手くいっている状況のとき、鼻が高くなってしまっていることもあるかもしれません。しかし、そのようなときこそ、謙虚でいるべきです。「常に謙虚に素直な心で」というJALフィロソフィがあるように、このような価値観を持った方をJALは求めていると言えます。
感謝の気持ちを大切にしている人
感謝の気持ちを大切にしている人は、JALのCAに向いていると言えます。「感謝の気持ちを持つ」というJALフィロソフィがあるように、JALは感謝の心を持つという価値観を大切にしています。面接では、「最近見知らぬ人に感謝したことはあるか」「最近友人や家族に感謝したことはあるか」「最近道端で見知らぬ人に感謝されたことはあるか」といった感謝というワードが入った質問がたくさんされる場合もあります。また、人から注意を受けた際にも「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えるべきであると筆者は感じます。このような点から、感謝という価値観を大切にしている人を求めていると言えるでしょう。
相手の立場にたって考えることができる人
相手の立場にたって考えることができる方はCA職に向いていると言えます。JALでは、「お客様視点を貫く」というJALフィロソフィがあるように、相手の立場を考えて行動することができる方はJALのCAとして向いていると言えるでしょう。面接官から「どのような価値観を大切にされていますか」という質問があった場合にこのような答えを出して、具体例としてアルバイトの例を出すと面接官の印象に残るでしょう。
1次選考の流れ
1次選考の流れは、まず簡単な自己紹介をした後すぐにグループディスカッションとなります。グループディスカッションをした後は、そのままグループ面接です。グループディスカッションを行う際は、一列に並んでいる椅子を左右の両端の人は少し正面側に寄せて行います。しかし、グループ面接の際には椅子を戻して行うので、率先してお手伝いをするようにしましょう。
1次選考のコツ
グループディスカッション
グループディスカッションは、「新しい機内食を考えて下さい」「新しい機内販売グッズを提案してください」など機内サービスに関するお題や、「オリンピックを機に海外のお客様を増やすにはどうしたら良いか」など様々なお題が出題されます。お題に関しては、面接の部屋によって違うので、まさに運と言えます。ある程度予想できるグループディスカッションのお題に関しては、どのように話し合いを進めていくか考えておき、難しいお題であればその場で考えるようにしましょう。ディスカッションの最中は、自分ばかりが話すのではなく、話に参加できていない人がいれば必ず「~さんはどう思いますか?」などと話をふってあげるようにしましょう。JALは謙虚な人を求めているので、あまりにも出過ぎることがないように気をつけろと良いかもしれません。
グループ面接
グループディスカッションが終わった後は、グループ面接です。グループ面接の内容も面接官によって違うのですが、1人あたりの時間をタイマーで図る面接官もいます。そのため、1つの質問に対してあまりにも長く話しつづけてしまうと、面接官からの質問の時間がなくなってしまうので簡潔に答えるように気をつけましょう。グループ面接で気を付ける点は、「他の学生が話しているときの聞き方」と「姿勢」です。他の学生が答えている間、頷きもしないで聞くのではなく、頷きながら笑顔を浮かべ、話を聞くようにしましょう。また、姿勢に関しては長時間の面接やグループディスカッションになると崩れてしまいがちですが、1次選考は特に身だしなみや姿勢など立ち居振る舞いが見られる傾向にあるので、姿勢や身だしなみは意識して臨むようにしましょう。
1次選考を突破して2次選考に進みましょう!
1次選考を通過できると、次は2次選考です。2次選考から簡易身体検査(身長、体重、腹筋、アームリーチ)が行われるなど、より本格的な選考となっていきます。1次選考では、身だしなみや姿勢などの見た目にも特に気を付け、余裕のある状態で通過しましょう!グループディスカッションに関しては、「周りへの配慮」という点が特に重要視されているので、相手の気持ちを考えて話し合いを進めるようにしましょう!