ページ上部バナー
就活マッチングイベント
就活マッチングイベント

就活の情報を探していると、マッチングイベントについて目にすることも多いのではないでしょうか。興味はあるけれど、実際に何をやるのかイメージがつかない人もいるかと思います。この記事では就活マッチングイベントに参加した経験のある筆者が、その内容とメリット・デメリットについて詳しく解説します。

就活マッチングイベントの流れ

筆者は拘束時間が約8時間の就活マッチングイベントに参加したことがあるので、その際に経験した流れをご紹介します。一つの例として参考にしてください。

企業による会社説明

会場に入ると、1班6人のテーブルが6つほど用意されており、そのうちのひとつに案内されました。各企業による会社説明がありましたが、全体で約10社が参加していたので、1社あたりにとられる時間は短く、コンパクトに説明される印象でした。

自己PRタイム

次は、学生による1分間自己PRタイムです。ひとりあたり自己PRを4セット行うのですが、各セットごとに「声を大きく」「キャッチコピーをつけながら」など意識すべきテーマが決められています。企業の人は各テーブルを回りながら学生を評価していきます。その後お昼休憩があり、お弁当を支給されました。この際に企業の方との交流はありませんでした。

グループワーク

ひとつのお題を課されて、グループワークを行います。進め方としては、「施設Aの来客数増加案」というお題に対するディスカッションタイムが5回ほどに分かれており、それぞれに企業の人が話し合いに入って進めていくスタイルでした。5回それぞれに「フレームワークを使って現状分析しよう」「ブレインストーミング(意見の出し合い)をしよう」など意識すべきテーマがあったので、議論の筋道を作りやすかったです。

発表

グループワークで考えた施策をグループごとに発表します。ベンチャー企業の社長も来ていたので、フィードバックは鋭かったです。

座談会

企業の人が各テーブルを回ってくれるので、自由にお話します。発表の詳しいフィードバックやその企業の話、就活の相談などを気軽に話すことができました。これが終わり次第、解散となります。会場を出る際に、スカウトの紙が入った封筒を個別に渡されました。

就活マッチングイベントのメリット

実際にイベントに参加した筆者が感じたメリットをご紹介します。

選考に呼ばれる

自分のことを評価してくれた企業からは、企業イベントや選考に呼ばれることがあります。マッチングイベントで評価されたということは、企業の人もあなたが印象に残っているわけなので、今後の企業イベントや選考でも顔を覚えてもらっているかもしれません。

就活を体験できる

イベントでは自己PR、グループワーク、企業の人との会話など採用フローで経験することの多くを1日で体験できます。効率的に就活準備を進めたい人やまだ就活を何も始めていない人にも役立つでしょう。

就活マッチングイベントのデメリット

実際にイベントに参加した筆者が感じたデメリットをご紹介します。

参加企業の偏り

参加していたのはベンチャー企業や知名度の比較的低い企業がほとんどでした。このような学生と企業の距離がとても近いイベントに参加して人事と話すと、「この企業いいかもしれない!」と感じるかもしれません。もちろん本当に興味を持つこともあると思いますが、一時的な気持ちの場合もあります。選択肢はそのイベントに参加している企業だけではないということを念頭に、視野を広く持つようにしましょう。

就活準備と選考を効率よく進められる

就活マッチングイベントは、就活準備と選考を実質的に同時並行できるイベントです。参加企業への興味の有無に関わらず、役に立つことは間違いないでしょう。レクミーでも企業と学生の距離が近いイベントを開催しているので、以下のURLから探してぜひ参加してみてください。
https://www.recme.jp/event/list/