インターン選考や本選考前に大量に開催される企業説明会。
「とてもじゃないけど回り切れない」「説明会よりES作成やWebテスト対策に時間を使いたい」と考える就活生は少なくありません。
しかし一方で、「説明会に参加しないと不利になるのでは」という不安から、仕方なく参加している人も多いのではないでしょうか。
今回は、忙しい就活を効率的に進めたい就活生のために、参加すべき説明会の見極め方を紹介します。
限られた時間を有効活用するために、ぜひ参考にしてください。
就活生が抱える説明会の悩み
2年生の終わりから説明会ラッシュが始まる
インターン選考や本選考の前に、企業は説明会を開催します。
近年、就活の早期化が進んでおり、2年生の2月~3月頃からインターンや説明会の案内が次々と届き始めます。
かつての「3年生の3月解禁」という概念は実質的になくなり、早い段階から多くの企業が動き出しています。
現在はほとんどがオンライン説明会です。
企業担当者が登壇して事業内容や選考について説明するもの、座談会形式のもの、グループワークを伴うものなど形式は様々。
同じ企業でも複数回の説明会に参加することもあるでしょう。
オンラインだからこそ参加数が膨大に
オンライン説明会は移動時間がかからないため、1日に5~6社参加することも物理的には可能です。
しかし、気軽に参加できる分、次々と予約を入れてしまい、結果的にスケジュールが埋まってしまうという問題が発生します。
画面の前で1日中説明を聞き続け、疲弊してしまう就活生も少なくありません。
すべてに参加するのは不可能
就活生は説明会への参加だけでなく、ES作成やWebテスト対策にも時間を割く必要があります。
そこで重要になるのが取捨選択です。
志望度がそれほど高くない企業や、インターン参加済みで事業理解が十分な企業の説明会は、思い切って参加を見送るという判断も必要になってきます。
まずは説明会に参加するメリットを理解し、そのメリットが自分に必要かどうかを見極めることが大切です。
説明会に参加するメリット
企業の重視事項が直接わかる
説明会では、企業が就活生にアピールしたいポイントを分かりやすく解説してくれます。
ネットでの情報収集だけに頼ると、すでに撤退予定の事業を志望理由に挙げてしまったり、企業が求める人物像とズレた自己アピールをしてしまうリスクがあります。
説明会で最新の情報やアピールポイントを把握できれば、ESや面接で企業とのミスマッチを防ぐことができます。
1回の説明会参加でES内容を充実させられるなら、何時間もネット検索するより効率的といえるでしょう。
採用担当者に顔を覚えてもらえる可能性
オンライン説明会では「参加者が多いから、どうせ印象に残らない」と思うかもしれません。
しかし、少人数限定の説明会やグループワーク型の説明会では、カメラオンでの積極的な発言や質問により、採用担当者の記憶に残りやすくなります。
特にグループワークありの説明会では、参加後にリクルーターがつき、早期選考の案内が届くケースもあります。
オンラインだからこそ、チャット機能での質問や発言内容がログとして残り、後から振り返られる可能性もあります。
説明会に参加しないリスク
面接で志望度を疑われる
一度も説明会に参加していないと、面接で「なぜ説明会に来なかったのですか」と質問されることがあります。
たとえ面接で直接言及されなくても、志望度が低い、あるいは他社が第一志望だと判断される可能性は高いでしょう。
こうしたリスクを避けるためにも、志望企業には少なくとも1度は説明会に参加することをおすすめします。
早期選考のチャンスを逃す
説明会への参加が、早期選考への入口になっているケースがあります。
特に少人数限定の説明会やグループワーク型の説明会は、早期選考につながる可能性が高い傾向にあります。
時間が限られている場合は、通常の大規模説明会よりも、こうした少人数制の説明会を優先的に選ぶとよいでしょう。
ただし、これらの説明会は事実上の選考の場でもあるため、事前準備が重要です。
カメラオンでの参加を求められることも多く、対策なしで臨むと、せっかくのチャンスを活かせません。
「キャリア相談会」や「OBOG訪問会」という名称でも、実際には面接に近い選考の場だったという事例もあります。
形式にかかわらず、企業と接触する機会は選考の一部だと考えて臨むことが大切です。
参加すべき説明会の見極め方
効率的に就活を進めるために、以下のポイントを押さえましょう。
-最低1回は参加する
志望企業には、1社につき1度は説明会に参加することをおすすめします。
面接での追及を避けるためにも、最低限の参加実績は作っておきましょう。
-少人数・グループワーク型を優先する
時間が限られている場合は、少人数限定やグループワーク型の説明会を優先的に選んでください。
早期選考につながる可能性が高く、効率的に選考を進められます。
-オンラインでも気を抜かない
オンライン説明会でも、カメラオンでの参加や積極的な発言・質問を心がけましょう。
企業側は画面越しでも学生の様子をしっかり見ています。
-事前準備を怠らない
少人数制の説明会は選考の場でもあります。
企業研究や自己分析をしっかり行い、質の高い発言や質問ができるよう準備しましょう。
就活はやることが多く、時間との戦いです。説明会にも優先順位をつけて、戦略的に取り組んでいきましょう。

