就活をしていると、1日に複数の説明会、面接を入れてしまい、1時間から2時間ほど空き時間ができてしまうことがよくあります。この時間を有効活用できないか悩む学生も多いようです。地方出身の学生だと、上京をして、土地勘のない場所で時間を活用しないといけないことも。
今回は時間つぶしにお勧めのスポットとそこでの時間の活用方法について、紹介していきます。
Summary
お勧めのスポット
就活生の定番!ーカフェ・ファミレスー
カフェやファミレスは就活生にとっては、時間つぶしの定番中の定番ではないでしょうか。
Wi-fi環境も整っており、充電できる環境もあります。ゆっくりコーヒーや食事を楽しむことで、就活での緊張をほぐすこともできます。他にも、比較的長時間滞在するお客さんも多いため、気兼ねなく作業ができるのもメリットの1つでしょう。筆者も就活中、ESを書いたり、企業研究をしながら時間つぶしをするスーツ姿の就活生をよく見かけました。
ですが、1時間以上の滞在を断るなど時間制限を設けているお店もあるので注意しましょう。長時間滞在する場合には、店員に確認するなど、事前に時間制限がないか確かめておくことをお勧めします。
カラオケ
カラオケは30分や1時間単位で利用できるため、時間調整がしやすいというメリットがあります。歌うことでストレス発散、発声練習もすることができるのも、カラオケならではです。また、個室でソファーがあるため、遠慮なく寝転がるなど完全にリラックスすることができます。そのため、普段カラオケに行かない人にもお勧めです。
デメリットとして、タバコ臭などの匂いがついてしまうことがあります。横の部屋の音が聞こえるなど音が気になる環境になるため、落ち着いて作業をしたい、ESを書きたいといった学生にもお勧めできません。
ネットカフェ・漫画喫茶
ネット環境も整っており、充電機器の貸し出しもあるため、充電器を忘れてしまったという時にも対応することができます。パソコンを使って企業研究をしたり、完全に気分転換として漫画を読んだり、ゲームを楽しむことができます。個室スペースを使えば、足を完全に伸ばして休むことができたり、寝転がることも可能です。
注意点として、カラオケと同様タバコ臭があり、匂いがスーツについてしまうことがあります。またネットカフェのパソコンは不特定多数の人が使うため、情報流出に注意しないといけません。Gmailなど自身のアカウント名やパスワードを打ち込む必要があるものは利用をさけるのが賢明です。ほかにもネットバンキングやオークションなど、カード番号を打ち込む必要があるものは絶対に利用しないでください。利用後はCookieやインターネット履歴は必ず消すようにしましょう。
就活生用フリースペース
就活中はバイトをすることができず、交通費でお金が消えてしまう学生も多くいます。そういった学生にとっての味方と言えるのが就活生用フリースペースです。人材会社が運営していることが多く、利用者登録をすることで就活生であれば無料でWi-fiの利用したり、充電ができたりします。お店によってはコーヒー1杯目がただになったり、食事などを持ち込むこともできます。就活生が集まるので、情報交換や友人作りにも役立つでしょう。
ですが、数が多くなく、大学周辺にしかお店が偏っているため、面接場所によってはフリースペースが全く周囲にないことがあります。学生証必須、一部の大学しか使えないなど利用条件が設定されていることがあるので事前確認も必要です。
コワーキングスペース
コワーキングスペースでは個人事業者や在宅勤務者など、場所の縛りが無く働いている人たちのために、働くことができる場所を低コストで提供しています。ビジネスマンが使うイメージがありますが、就活生も利用可能です。社会人が身近に働いているのを目にすることで就活のモチベーションを刺激することにつながります。場所によっては、印刷、コピーができたり、フリードリンクが楽しめます。
しかし、値段はマチマチで、1時間単位で利用できる所もあれば、月、年単位で料金を支払わないといけない所もあります。事前の下調べが必須です。
図書館
図書館の自習室スペースでは無料で時間をつぶすことができます。図書館によりますが、Wi-fi環境があったり、充電できるスペースを用意しているところもあります。就活に役立つ本をその場で読むこともできるでしょう。
ですが、自習スペースがそもそもなかったり、図書館内での作業を禁止しているところもあります。筆者の経験ですが、企業の説明会や面接が行われるエリアから図書館は離れていることが多く、利用する機会はありませんでした。
デパート、オフィス内のソファー
デパート内やオフィスビルの一階にはソファーがあることが多いです。無料で使うことができるので、就活生がそこでくつろいでいる姿をよく見かけました。
ですが、ソファーはあってもテーブルまではないことが多く、ES作成や企業研究などの作業をすることは難しいでしょう。オフィスビルだと面接官や人事部の方が通ることもあるので、人目を気にする必要があります。
隙間時間に何をすべき?
就活中もサークルや研究で忙しい学生多いですよね。就活をいかに効率的に進めるかで悩む学生もよく見かけます。せっかくできた隙間時間を無駄なく使うために何をすべきなのでしょうか。

エントリーシートの作成
作業できるスペースと時間を確保できた場合はESを作成していきましょう。説明会で聞いた内容を忘れてしまわないうちに整理し、ESに落とし込むことで完成度を挙げることができます。就活生によっては20から30社など大量のESを書く人もいると思います。隙間時間を見つけたらすぐにESを書くようにすることで、効率的に就活を進めることができます。
適性検査の勉強
ESや面接に時間を割き過ぎて、適性検査の勉強が全くできていないという経験ありませんか。パソコン上での回答、大量の問題など適性検査にはかなり癖があり、慣れないと高学歴の人でも容赦なく落とされます。油断していて、適性検査で失敗し、1次面接にも呼ばれなかったということを避ける上でも、時間を見つけたら適性検査対策をすることをお勧めします。
面接準備
就活も中盤から後半になると、複数の面接を一日にこなす必要が出てきます。1回目の面接で失敗してしまうと、気持ちの切り替えに時間がかかるものです。面接と面接の間にカフェなどで一旦休憩し、気持ちを切り替えた方がしっかりと次に備えることができるようになります。面接の前にESを読み込んだり、話す内容の論点を整理するなどして準備していきましょう。
完全にリラックス
就活は非常にストレスを抱え込むことが多いです。そのため、しっかりと体を休めたり、趣味に時間を費やして気分転換を図った方が良いときも多々あります。ですが、カラオケ、ネットカフェに入りびたり、就活を完全に休んでしまうと本末転倒になります。ほどほどにしましょう。
これはNG!な時間つぶし法
選考場所に早く着いてくつろぐ
前の選考が早く終わったからと、次の選考場所に30分以上早くついてしまうと企業側の迷惑になってしまうことがあります。企業側も面接の準備が出来ていなかったり、前の学生の面接をしている最中では学生の応対ができないため、あまりにも早い時間帯についてしまうと企業側の負担になります。選考場所に早く着くのは避けるようにしましょう。
空き時間も有効活用して、結果を出す!
隙間時間ができてしまった際のお勧めスポット、時間のつぶし方を紹介していきましたがいかがでしたか。隙間時間だからこそ、体を休めたり、選考準備に勤しんだりして有効的に使い、就活で結果を出せるように頑張っていきましょう。