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暑かった夏もようやく落ち着き、秋の深まりを感じるこの頃ですね。数々のインターンを経験した就活生も多いのではないでしょうか。志望の企業も徐々に絞られ、オータム・ウィンターインターンと本選考に向けて動き出す方もいる頃でしょう。そこで今回は気になるインターン選考と本選考の違いについて考察し、それぞれに効果的なエントリーシートの書き方を考察します。

インターン選考と本選考の違い

目的の違い

インターン・本選考ともに面接などを通して就活生を評価していますが、選考目的が異なっているので、「質問内容」が似ていても「質問意図」が違っていることが少なくありません。
インターンの開催、選考目的は開催企業の魅力をより多くの就活生に伝え、優秀な就活生に志望してもらえるようすることです。インターンを開催することで結果として選考倍率を高め、優秀な人材の獲得を目指しています。インターンが採用に直結する場合もありますがその場合もインターンの選考であることが優先されます。
一方で、本選考の目的はその企業で活躍でき、入社してからできるだけ長く一緒に働ける人材を実際に獲得することです。
このように、同じような質問内容でも異なる意図で質問されている場合がありますので、その都度、何を聞かれているのかを明確にすることが大切です。

質問内容の違い

多くの場合、本選考ではインターン選考に比べて候補者のパーソナリティや、他企業の選考状況などについて深く追求されやすいです。

【質問項目別】内容重複について

上記のように目的に応じてエントリーシートの設問や面接での質問内容が異なる場合も多いですが、共通した質問項目もいくつかあります。共通した質問項目で、どこまで内容が重複して良いかについて3つの質問から考察していきます。

志望動機

志望動機についてはどんなエントリーシートでも必ず聞かれる内容です。もちろん、本選考ではその企業でなぜ働きたいのかを伝える必要がありますが、インターンシップでは必ずしも入社意志を伝える必要はありません。なぜなら、インターンの募集をしている企業もインターンをとおして最終的に参加者がその企業への志望度を高め、倍率をあげることが目的である場合が少なくないからです。
したがって、インターンで自分が企業についてどのようなことを知りたいと思っているかを伝えることも有効な手法です。一方で本選考では企業に対する理解を表したうえでいかにして自分がその企業を志望しているかということを説得する内容を心がけましょう。

自己PR

自己PRでは、自分の強みを結論から順に簡潔に記載しましょう。ここでは、インターン・本選考ともに共通した強みで一貫性のある内容だと良いでしょう。しかし、インターンと本選考の間に自分の価値観やさらなる自己分析をしたことで異なる場合も、その旨を伝えることで自分の成長を伝えられる可能性もあります。

エピソードトーク

志望動機や自己PRに付随して学生時代に頑張ったことなどのエピソードトークもほとんどの場合用意せざるを得ません。このような場合、インターンと本選考で同じ経験を語ることも問題はないですが、できればインターン選考時に比べてより深掘りした内容にするのが望ましいでしょう。加えて、インターンに参加して学んだことなどを経験の1つとして活用すると、さらにインターンに参加したことのアピールがしやすいです。

インターン経験を本選考で活かすポイント

インターンの選考を突破し、参加した経験を活かして本選考も有利に進めるためには、インターンの経験をが自己成長に繋がった部分について振り返りを怠らないことが重要です。また、パーソナリティの部分で矛盾が生じてしまわないようにするためにも、嘘はつかないことが望ましいでしょう。

チャンスを内定に繋げよう

今回は、インターンの選考ESと本選考のESや面接の目的の違いから、内容の重複について考察しました。日々の行動などを振りかえり、学びを自分の成長に繋げていくことがインターン、本選考と長期に及ぶ就活生と企業の関係性を上手く活用する方法の1つなのではないでしょうか。ぜひ、参考にしてみてください。