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外資系企業への内定を勝ち取った筆者が、就活を通じて見聞きした「インターン選考でよくある失敗」をまとめました。

 

秋・冬インターンは夏と比べて内定直結の傾向が高く、選考の重みが増します。

 

「インターンは練習だから、とりあえず応募すればいい」という姿勢では、気づかないうちに大切な機会を逃してしまうかもしれません。

 

防げる失敗は早めに修正し、本質的な選考対策と自己分析に集中することが、就活を有利に進める鍵です。

 

エントリーシート・筆記試験

エントリーシートを人に見せない


 

就活が終盤になってから過去の自分のESを読み返し、恥ずかしさを感じる就活生は少なくありません。

 

ESは日常的に書く文章とは性質が大きく異なるため、独学では限界があります。

 

ESには押さえるべきポイントや書きやすい型が存在します。

 

可能であれば先輩社員やキャリアセンター、就活仲間に添削を依頼し、客観的なフィードバックをもらうようにしましょう。

ESの内容を更新しない


 

就職活動で重要なのは、「修正し続ける力」です。

 

問題点を見つけ、より良い方向へ軌道修正する習慣こそ、早期に就活を始めることのアドバンテージを活かす方法です。

 

インターン選考をそのまま通過できているからといって、ESを放置するのは危険です。

 

インターン向けのESが本選考で通用するとは限りませんし、ESの内容は面接での質問にも直結します。

 

選考のたびに振り返り、こまめにブラッシュアップしていきましょう。

ガクチカのパターンが少ない


 

学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」は、インターン選考において極めて重要な位置を占めます。

 

インターン時期はまだ企業研究が浅いことを企業側も理解しているため、ガクチカを通じてポテンシャルや適性を見極めようとする傾向があります。

 

ガクチカに求められるのは、自分の強みや適性を示すエピソードです。

 

そのパターンは、ぜひ2つ以上用意してください。

 

コンサルティング会社では論理的思考力や粘り強さ、メーカーでは協調性や誠実さなど、企業ごとに求められる資質は大きく異なります。

 

それぞれに対応したエピソードを準備しておかなければ、どれほど完成度が高くても的外れになってしまいます。

 

筆者自身、コンサル向けに磨いた「論理性アピール型」のガクチカをそのまま日系金融機関の選考で使い回し、大敗した経験があります。

 

説明会やOB・OG訪問を活用して企業の求める資質を調べ、ガクチカの完成度を高めていきましょう。

筆記試験を軽く見る


 

就活の筆記試験は、SPIや玉手箱などのWebテストから、会場受験の試験まで多岐にわたります。

 

学力の高い学生が対策なしで突破するケースもありますが、高倍率の企業では筆記試験で大規模な絞り込みを行うこともあり、無対策が命取りになる場合があります。

 

出題範囲も基礎的な計算問題から論理的推論を問うものまで幅広いため、苦手分野を作らないよう計画的に対策することが大切です。

 

特にSPIは企業間でスコアを使い回せる仕組みになっています。

 

インターン選考の時期からハイスコアを確保しておくことで、本選考での負担を大幅に軽減できます。

 

グループディスカッション

役割分担に徹しすぎる


 

グループディスカッションの冒頭では、司会・タイムキーパー・書記といった役割分担を行うのが一般的です。

 

議論を円滑に進めるうえで必要なステップですが、その役割に縛られすぎるのは禁物です。

 

司会であっても時間を意識して発言をコントロールすべきですし、書記であっても積極的に意見を出すことが求められます。

 

「自分の役割は何か」ではなく、「グループ全体に今何が必要か」を常に意識しながら動くことが、高い評価につながります。

フレームワーク中毒になる


 

ケース問題を解く場面で、「3C分析で整理しましょう」「4Pで考えると…」と積極的にフレームワークを持ち出す就活生がいます。

 

これらは経営学上のツールであり、問題を整理したり論点を洗い出すのに有効です。

 

しかし、習いたての段階でのフレームワークの乱用は、議論をかえってわかりにくくする原因になりかねません。

 

「考え方として理解しておき、本当に使える場面で活用する」という意識で、まずは柔軟な思考を優先しましょう。

 

面接

会話のドッジボールになる


 

面接でガクチカを話す機会は多く、ES記載の内容をベースに説明するのはよくあることです。

 

ただし、面接は一方通行のプレゼンではなく、あくまで会話の延長です。

 

面接官に「アルバイト先はどんなお店ですか?」と聞かれたとき、まず求められているのはシンプルな答えです。

 

そこで「個人経営のお店です。このお店では〇〇という課題があり、私は…」と長々と話し始めてしまうと、質問への応答よりも自分のアピールが優先された印象を与えてしまいます。

 

焦らなくても、課題や取り組みについては必ず深掘りされます。

 

まずは質問に端的に答え、会話のキャッチボールを大切にしましょう。

 

丁寧なコミュニケーションができるだけで、それ自体が評価対象になります。

逆質問で調べればわかることを聞く


 

面接の終盤には、多くの場合「何か質問はありますか?」という逆質問の時間が設けられます。

 

この時間は企業理解を深め、志望度を示す絶好の機会です。

 

しかし同時にリスクもあります。

 

最も避けるべきは、企業のWebサイトや採用情報を調べれば分かる内容を質問することです。

 

「基本的な下調べができていないのでは」「志望度が低いのでは」と面接官に映り、せっかくの好印象を損ないかねません。

 

面接会場に向かう移動時間だけでも構いません。

 

企業のニュースや事業内容を軽く確認し、「この企業だからこそ聞ける質問」を一つでも準備しておきましょう。

 

基本に忠実に

 

今回紹介した失敗談は、いずれも基本的な内容に見えるかもしれません。

 

しかし、「修正を重ねる」「全体を俯瞰して自分の役割を考える」「相手の立場で会話する」といった就活の本質は、すべてこうした基本の中に凝縮されています。

 

秋・冬インターンは内定に直結する可能性が高い重要な選考です。

 

基本をしっかりと押さえたうえで、選考に臨んでください。