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アビームコンサルティング
アビームコンサルティング

就職人気ランキングでも上位を占め、存在感を増しているコンサルティング業界。「外資系コンサル」をタイトルに載せた本を見る機会も多いですね。しかし外資だけでなく、日本のコンサルティング会社も着々と勢力を拡大しています。この記事ではそんな日系コンサル会社の1つ、アビームコンサルティングについて、事業内容や特色、インターンシップや本選考情報をまとめて企業研究していきます。

アビームコンサルティングはどんな会社か

アビームコンサルティングは日本発の総合コンサルティング会社で、2019年現在約5000名の規模を誇ります。”Real Partner”を矜持として、顧客に寄り添い、最後まで課題に取り組み続ける姿勢が評価されています。2004年にNECと業務提携を行っており、現在もNECグループの一員となっています。

アビームコンサルティングの事業領域

「アビームといえばIT」と思われる方も多いのではないでしょうか。実際のコンサルティング領域を見ていきましょう。

戦略コンサルティング

総合系コンサルティング会社であるアビームは戦略コンサルティングもサービスに用意しています。外資系企業の強い領域ではありますが、戦略コンサルタントは別枠で採用窓口を設けるなど、積極的に事業を展開しています。

業務コンサルティング

アビームはITシステムや業務プロセス、人事制度など、幅広い領域で業務コンサルティングサービスを提供しています。特に基幹システムSAPを活用したコンサルティングでは国内トップを占めています。また一方で、SAP以外のITソリューションや、非ITの会計系、人事系コンサルティングにも注力しており、案件の比率は体感でおおよそ半々だと社員の方に聞いたことがあります。

アビームコンサルティングの特色

日本的な風土

日系企業であるアビームでは、社員をじっくりと育成し、長い目で評価する文化があるそうです。若手のうちはIESセクターという部署で様々な案件を経験しながら、自分のキャリアを考える仕組みが整えられています。こうした日系の文化は会社の雰囲気にも表れているようで、複数の若手社員の方が「人の良さ」で入社を決意したと話されていました。「コンサルティング業界に興味はあるけど、激しそうで気が引けてしまう」という方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

グローバル

外資系企業はグローバル、そんなイメージが持たれがちですが、実態はどうなっているでしょうか。組織体制は各社それぞれですが、外資系企業は一般的に日本支社としてビジネスを行っています。日本支社の役目は日本企業の開拓であり、主に働くフィールドは顧客のいる日本国内になるのです。一方、日本に本社を持つアビームは、事業拡大のため積極的に海外展開を進めています。若手向けの海外プログラムも用意されており、十分に海外で活躍するチャンスが期待できるでしょう。

インターンシップ・本選考

インターンシップ

アビームは夏季と秋季にインターンシップを開催しています。2018年に開催された夏季インターンシップはエントリーシートとSPIで選抜が行われました。
秋季のインターンシップは戦略コンサルタント志望者限定の開催となっており、エントリーシートとSPI、ケースワークで選抜が行われました。選考に直結しているので、注意が必要です。

本選考

アビームの本選考の時期は早く、11月からエントリーシート受付が始まります。選考フローは、エントリーシート、SPI、ケースワーク、一次面接、最終面接です。ケースワークでは、6人程度の学生に社員1人が付く形で班がつくられ、それぞれの学生が別々のワークを解き、発表を行います。他の学生へ質問するよう促されるなど、論理性だけでなく、コミュニケーション能力も重視するアビームの姿勢が垣間見えます。一次、最終面接は1対1の形式が一般的なようです。

アビームコンサルティングの企業研究まとめ

IT領域を強みに成長してきたアビームですが、近年はビジネスコンサルティングや戦略コンサルティングにもサービスを拡大しています。 若手発案のプロジェクト立ち上げやクラウド事業新設などアグレッシブに事業を展開し続けるアビームは今後も存在感を増していくと予想されます。コンサルティング業界を志望する就活生は外資に拘泥せず、日系まで幅広く検討してみてはいかがでしょうか。隠された日系の魅力に少しでも興味を持っていただければ幸いです。