近年、上位校の就活生から注目を集めているのがソフトバンクです。しかし、携帯電話の会社というイメージしかないという就活生も多いはず。そんな就活生の皆さんに向けて、この記事では、ソフトバンクの行っている事業、社風、選考内容などをご紹介します！

ソフトバンクはどんな会社か

「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、インターネットに関わる全ての事業に取り組んでいる会社です。グループ全体の時価総額を見ると、日本国内においてトヨタに次いで第2位となっており、日本を代表する企業に成長しています。インターネットという時流を捉えたビジネスを展開していることもあり、今後さらなる成長が見込めるでしょう。

ソフトバンクが行っている事業

携帯電話の会社というイメージが非常に強いですが、実は、ITを活用した幅広い分野に事業を展開しています。ここでは、その中から一部を取り上げ、概要をご紹介します。

通信事業

NTTドコモ、KDDIと並び、通信キャリア業界大手3社の一角として事業を展開しています。日本国内におけるモバイル通信のシェアは未だ業界第3位に位置していますが、2013年に米国Sprint社を買収するなど海外展開にも力を入れています。また、近年では「ワイモバイル」、「LINEモバイル」など格安携帯ブランドも立ち上げ、通信業界における地位をさらに確固なものにしております。

ロボット事業

ソフトバンクの携帯ショップで見かける「Pepper」に代表されるように、ソフトバンクではロボット事業も手掛けています。

フィンテック事業

ソフトバンクは、ヤフーとの共同出資によってPayPay株式会社を設立し、2018年10月からスマホ決済サービス「PayPay」を提供しています。中国で加速するキャッシュレス化の波を受け、日本国内でもここ数年でQR決済のサービスがいくつも立ち上がっています。「LINE Pay」、「楽天Pay」、「Origami Pay」などがその一例です。ソフトバンクは大規模なキャンペーンを実施するなどして、シェアの拡大に努めています。

シェアリング事業

ニューヨークに本社を置き、全世界でコミュニティ型ワークスペースを提供、運営するWeWorkに出資したことで注目を集めています。

ソフトバンクで働く人

ここまでソフトバンクが行っている事業についてご紹介しました。次に、ソフトバンクで募集している職種と仕事内容、さらに求める人材についてご紹介します。

募集している職種

ソフトバンクでは、総合職（総合コース、営業コース、エンジニアコース）、アソシエイト職、販売職（ソフトバンククルー）の3職種での採用となっています（2020年卒の採用情報）。その内の大半が総合職での採用となるため、ここでは総合職に絞り、お話します。総合職では、採用コースが総合コース、営業コース、エンジニアコースと分かれています。総合コースにて採用されると、サービス企画やカスタマーサポート、財務、人事など様々な部署へ配属される事となります。一方、営業コース、エンジニアコースで採用されますと、その名の通り、それぞれ営業、エンジニアの部署に配属されます。しかし、他部署への配属を希望する場合に関しては、社内にてジョブチェンジできる制度がいくつか用意されているようです。

求める人材

続いて、ソフトバンクで求められる人材像をご紹介します。ソフトバンクは、評価される人材・行動を表す言葉として「No.1」、「挑戦」、「逆算」、「スピード」、「執念」という5つのソフトバンクバリューを掲げてます。この言葉からも読み取れるよう、変化を楽しみ、常に挑戦し続けられるような人材が求められているようです。

ソフトバンクの本選考

総合職（総合コース、営業コース、エンジニアコース）の場合、選考フローはエントリーシート、Webテスト、グループディスカッション、1次面接、2次面接と進んでいくようです。（2019年卒の情報）。例年のエントリーシートでは、ソフトバンクバリューの「No.1」、「挑戦」、「逆算」、「スピード」、「執念」にまつわるエピソードを尋ねられる傾向にあるそうなので、事前に準備をしておきましょう。

注意点

ソフトバンクでは、インターン経由での採用活動に力を入れています。そのため、ソフトバンクへの就職を希望する学生は、夏のインターンに参加すると、その後の選考を大変有利に進められるでしょう。昨年度までの内容ですと、地方創生をテーマに事業立案を行うインターンや完全就労体験型のインターンなどが開催された模様です。また、インターンに参加すると、人事の方だけでなく、実際に各部署で働く人とお話し出来る機会ができ、よりリアルに「ソフトバンクで働くとはどういうことか？」を知ることができるでしょう。その点でも、インターンへの参加は大変オススメです。

ソフトバンクで働くことの魅力

ソフトバンクは、次々に先進分野へ投資し、新しい挑戦を続けています。これができるのは、ソフトバンクの資金力があってこそであり、他の企業ではなかなか真似できないでしょう。このような背景から、個人としても新しい事業に次々と挑戦していけるのは魅力の一つと言えるでしょう。また、年齢に関係なく成果で評価される傾向があるため、若いうちからバリバリ働きたいと考えている方には向いていると思われます。

ソフトバンクを志望する就活生へ

ソフトバンクに対する理解は深まりましたでしょうか？企業に興味を持った際は、OB訪問を行ったり、インターンに参加するなどして、実際にそこで働く社員の方にお話しを聞きに行くのが一番です！積極的に行動し、企業の理解を深めていって下さい。