近年、インターン・本選考ともに就職活動においてエントリーシートやウェブテストの受験と併せて自己PR動画の提出を求める企業が増えています。しかしこれまでの人生でPR動画を撮ったことがある方は少ないのではないでしょうか。この記事では自己PR動画を撮影する際のコツ、具体例をご紹介します!
Summary
企業が動画を求める理由
そもそも、企業が動画による自己PRの提出を始めたのはなぜでしょうか。これは書類上ではわからない学生の人柄を知るためという意図が大きいです。応募者が多い企業にとって全ての学生と会うことはできませんが、かといってエントリーシートだけで判断しては雰囲気の良い学生を不合格にしてしまう可能性があります。そこで始まったのが動画による自己PRです。最近では伊藤忠商事が動画提出を始めたこともあり、今後も自己PR動画の提出を求める企業は増えていくでしょう。
撮影のコツ
基本的に、自己PRでは自分の人柄や雰囲気を伝えることが最も大切です。そのため、細かいルールはありませんが3つのコツを抑えて撮影すると企業にもわかりやすい動画になります。
結論を冒頭に
まず大切なのが結論を冒頭に伝えることです。これは実際の面接においても同じですが、だらだらと話すと相手は何を話しているかわかりません。必ず結論を始めに話すことを心がけるとわかりやすい文になります。
明るい場所で
暗い場所で撮影すると学生の顔が暗く見えてしまい、マイナスな印象を企業に与えかねません。明るい場所で撮影することで顔が明るく見え、表情の変化も伝えやすくなります。
ハキハキと
動画ではカメラをしっかり見てハキハキと話すことも大切です。対面の場合は相手が表情から意図を読み取ってくれますが、動画ではそれが非常に難しいため自分が思っているよりもハキハキと話さないと相手に覇気が伝わりません。
撮影時の服装
困る学生が多いのが動画を撮る際の服装です。動画撮影も就活の一環のため、リクルートスーツの方がいいと思われがちです。しかし、動画提出を求める企業の意図を思い出してみてください。企業は書類や面接ではわからない学生の様子を知りたがっています。そのため、画一的なスーツではなく自分らしさがわかる私服がおすすめです。
きれいめの私服がおすすめ
私服とは言っても、あまりに奇抜な服装はマイナスな印象を与えます。きれいめの服装がおすすめです。(筆者は上は白いシャツ、下は画面に映らないため緑のジャージで動画を撮影しました)
部活のユニフォームを着る方も
また、自己PR動画の場合は部活のユニフォームなど普段の自分を表現できる服装で撮影する就活生も多いです。スーツで臨む面接では分からない自分の一面を企業に伝えることができます。
よくあるお題
一口に「自己PR動画」と言っても企業によってお題はさまざまです。企業がよく指定するお題をご紹介します。
学生時代に打ち込んだこと
まず多いのが「学生時代に打ち込んだこと」について自由に話してください、というお題です。新聞サークルに打ち込んだ人は実際の新聞を、テニスサークルの人はラケットを、というように使っていた道具などを使って説明するとわかりやすいです。
自由に自己PR
こちらも多いのが「自由に自己PRをしてください」というものです。この場合、大学・学部・学年・名前を伝えてから話し始めます。自分の強み、学生時代に打ち込んだこと、おその企業への想いなどを自由に話してください。1分で300文字くらいの速度を心がけると伝わりやすいです。
志望動機
いくつかの企業で求められるのが「志望動機」の説明です。面接とほとんど同じ質問ですね。こちらも「結論ファースト」を心がけて話しましょう。他の学生にはないような自分だけのエピソードを交えて話すのも効果的です。
こんな工夫をする就活生も
動画を撮影する上で、中にはこんな工夫をする就活生もいます。
紙芝居を使う
紙芝居を使い、絵と文字と言葉で説明するという方法です。口頭のみで伝えるよりも情報が多く、企業の目に留まりやすいのがメリットです。他の学生と差別化を図ることができます。
特技を披露する
「自由に自己PRをしてください」というお題の場合、特技を披露してから話すことも有効です。ダンスや楽器、サッカーのリフティングなどを実際に行った就活生もいます。筆者も楽器を演奏して選考を突破したことがあります。
就活動画の例はこちら!
百聞は一見に如かず。レクミーでは実際に就活動画のサンプルを作ってみました。ぜひ参考にしてみてください!
参考動画はこちら:就活動画の撮り方
奇抜すぎず個性のある動画で差をつけよう!
動画の撮影方法は分かりましたか?奇抜すぎず、他の学生にはないような個性的な動画を撮ってライバル就活生と差をつけましょう!
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