就活が本格化してくると、就活生の誰もが一度は訪れるであろう「就活掲示板」。意味がないと分かっていてもつい見てしまいますよね。この記事では掲示板の閲覧をおすすめしない理由を就活を終えた筆者がお話しします。

なぜ筆者が掲示板をおすすめしないか？

どうして筆者が就活掲示板の閲覧をおすすめしないか。決して掲示板に恨みがあるわけではありません。その理由を7つ、徒然なるままにご紹介したいと思います。

信憑性がない

まず第1に挙げられるのが掲示板の信憑性。就活掲示板は完全に匿名のため、誰が書いているのかわかりません。
「この企業はグループディスカッションから始まります」と記載されていても、本当に受験した人かどうかもわからないのです。とある企業の掲示板では「自分はここの企業で働く人間だ。とにかくこの企業はブラックだから就活生は早く辞退した方がいい。」という書き込みがありました。
これも本当にその企業で働いている人かはわかりません。そんな誰が書いたかもわからない、怪しい情報を信じるのはナンセンスです。

誰が見ているかわからない

書いている人が誰かわからないのはもちろんですが、誰が見ているかわからないというのも就活掲示板の特徴です。
学生しか見ていないと思われがちですが、実は企業の人事が目を通していることも多々あります。そんな中で「さっき内定をもらいました！」「この企業ではこんな質問をされました」という書き込みをすれば、企業の人事が書き込んだ人物を特定することもできるかもしれません。
折角のチャンスを掲示板ごときで自ら潰してしまってはもったいないです。

見ても何も始まらない

掲示板を見たからといって、選考に通過するわけでも内定がもらえるわけでもありません。ぼんやりと掲示板を見ていても何も始まらないのです。忙しい就活生には他にやるべきことがたくさんあるはずです！

メンタルがやられる

ただでさえ、これまでの人生ではなかったような種類のストレスがかかる就職活動。その中で掲示板を見ると「先ほど内定の電話をいただきました！これにて就活終了です」と書き込みがあります。そんな書き込みを見ると、自分の想像以上に精神的なダメージを喰らいます。せめて普段の日常生活では穏やかな気持ちで過ごしたいものです。

時間がもったいない

選考に向かう電車、授業中の暇な時間、家で寝る前に、とスマートフォンで簡単に閲覧できる掲示板をついつい開いていしまう時間は多いはず。生産性がないのに掲示板を開く時間はもったいないです。そんな時間があるなら、受験する企業の企業研究を深めたり、面接の対策をしたり、SPIの勉強をする方がよっぽど有効的です。掲示板を開く時間を使って、ライバルとの差をつけるチャンスです。

陥れられることもある

恐ろしいことに、就活掲示板には他の就活生を蹴落として有利に立とうとする就活生もいます。「今回の面談は面接といった感じではなく、志望動機も聞かれず雑談で終わりました」と書き込みがあった面談に足を運んでみると、志望動機を深く問われるきちんとした面接だった、なんていうこともあります。
このようにして就活生に陥れられることも多々あるのです。そもそもライバルであるはずの就活生が有益な情報を掲示板で話してくれるはずがありません。就活掲示板は百害あって一利なし、かもしれませんよ。

性格が悪くなる

就活サイトを見ていると、段々性格が悪くなります。掲示板で「先ほどグループディスカッションの結果がメールできましたが、結果は不合格でした」という書き込みを見ると、「はい〜〜自分は選考通ってる〜〜もしかして俺って就活得意かもしれない」と優越感に浸ってしまいます。しかし驕った気持ちで選考を受けてもいいことはありません。性格があ悪くなる前に、早く掲示板を閉じてください！

それでもついつい見てしまう

就活掲示板を見てはいけない理由をご紹介しました。そこで、「あれ？筆者、何でこんなに掲示板に詳しいの？」と思った方もいるかもしれません。そう、筆者も就活生の時は就活掲示板をしょっちゅう見ていました。就活中はついつい、周りの就活生の状況が気になってしまうものですよね。就活掲示板にはいわゆる「サイレントお祈り」の企業を潔く諦められるというメリットもあります。あまり入れ込みすぎず、上手にサイトを活用しましょう
！

掲示板ではなく生の声を聞いてみよう！

匿名の相手ではなく、実際に働く社員の生の声を聞くのも重要です。「レクミーライブ」には業界を問わず、有名企業が数多く出展しています。社員の方と直接お話しできる機会もあるので、きっと参考になるはずです。

レクミーライブの詳細はこちら https://www.recme.jp/live/