講演レポート

株式会社Schoo・叶内 怜氏|みんなのHR博覧会byミキワメ

本レポートは、2022年7月26日に開催された「みんなのHR博覧会byミキワメ」のセッションの書き起こしです。本イベントのテーマである「働く」を「よく」する、について、各登壇企業にお話いただきました。

オンライン研修サービス「Schoo for Business」とは

株式会社Schooの叶内と申します。本日は当社が提供している法人向けオンライン動画学習サービス「Schoo for Business」について紹介させていただきます。

私たちは「世の中から卒業をなくす」というミッションで事業を行なっています。最近ではリスキリングとして社会人の学び直しも注目されていますが、いざ学ぼうと思っても時間や場所、コスト、継続するモチベーションなど、学びを阻害する要因は日常にたくさんあふれています

これらの障壁を一つひとつ取り除き、全ての人が学び続ける世界、つまり「世の中から卒業をなくす」ことを当社のミッションとしています。

積極的に学べていない6割の人材層に投資

前段として人材育成における市場の変化についてお話していきたいと思います。

ご存知の通り、現在はテクノロジーの変化も早く、外部環境の変化が非常に激しい時代です。そんな中で人材育成においても、これまでのような会社側で選択した知識・スキルを順に取得していれば一定の成果が出る、といった時代ではなく、個人が変化に適応して求められるスキルを自ら取りに行かなくてはならないという時代になってきています。

HR博覧会_株式会社Schooさま_1

こちらの図では2-6-2の法則(人材の構成比率は、優秀な人が2割、普通の働きの人が6割、貢献度の低い人が2割、という理論)を表していますが、これは人材育成においても当てはまります。実は上位2割の層はもともと意欲が高いので基本的に既に学んでいることが多いです。

人材育成投資という視点、そして組織全体の変化・インパクトの観点では、今積極的に学べていない6割の層に投資して、この層が変化するということが影響が一番大きかったりします

3つのステップで自律型人材の育成支援

では、それをどのようにするのか。Schoo for Businessでは3つのステップで自律型人材を育成する支援を行っています。

1.研修として利用

学ぶことに意欲的になっていない方に対して、最初は一定程度、強制的に必修として学んでいただく必要があります。そこで「つまらない」とか「意味がない」と感じられてしまっては逆効果になります。逆に学んだことが業務で使えたり、単純に新しい知識が面白かったなど何かしらの成功体験を得ていただくことが重要になります。

2.自発学習の習慣化

学びで成功体験を得た結果、「もっと学んでみたいかも!」「実はこれ気になっていたんだよね」といったことが自己学習の入り口になります。

3.学び続ける組織へ

最終的には個人の学びだけではなく組織の学習を目指していますので、「学び続ける」あるいは「学び合う」組織にしていくことが重要です。

Schoo for Businessの特徴

1.研修

200を超える研修テンプレートを用意していますので、社員の学習環境としてすぐにご利用いただくことが可能です。もちろん社員の方の受講状況も、視覚的に簡単に確認いただけます。

2.自己学習

PCでもスマホでも、いつでもどこでも時間も場所も選ばずに、すぐに学ぶことができます。国内最大級の動画のジャンル、本数を持っていますので、学びたいジャンルはきっと網羅されていると思います。講師の方々も特徴的で、現場で活躍されているビジネスパーソンの方々に多くご登壇いただいていますので、理論よりも実践で学んでいただくことができます。

3.オンライン集合学習機能

このような機能で社員それぞれの研修から自己学習までを支援していますが、それがどのように組織の学びに変えていくのかというための機能が、こちらのオンライン集合学習です。簡単に申し上げると同じ動画を同じタイミングで見るための学び部屋のような機能なのですが、誰かと一緒に学ぶという体験は組織学習により非常に重要です。

1)学習の継続動機になる

予定が決まっているから参加するというのは学習においても強い動機になります。

2)学びにまだ参加していない方の参加する動機になる

「ここでやっているらしいから、一度行ってみようかな」というのは学習への参加ハードルを下げることができます。

3)一緒に学ぶ体験を経て共通言語ができる

「あれやってる?」「続けてる?」というような、その後の感想を語り合うことこそが組織の学習を前進することになります。

専属カスタマーサクセスがサポート

当社ではカスタマーサクセスに力を入れています。学び続ける組織をつくるため、人事の方が組織内で孤軍奮闘される事も多いと思います。そんな人事の方のサポートをさ「どうしたら社員の方が学ぼうと思ってくれるのだろうか」「どんな事業がおすすめだろうか」というお悩みは当社カスタマーサクセスをご利用ください。

Schoo for Businessの導入実績

HR博覧会_株式会社Schooさま_2

こちらに記載の企業にご導入いただきまして、現在2,500社を突破しました。なにより我々が大切にしていますのは利用継続率で、社員に対する学習サービスとしてご利用いただき、98%以上の企業に継続して使っていただいているというのは非常に大事な我々の利用価値になっているのではないかと思っています。

以上をもちまして株式会社Schooの紹介を終らせていただきます。

ご清聴いただきありがとうございました。

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