講演レポート

Sansan株式会社・西島洋明氏|みんなのHR博覧会byミキワメ

HR博覧会_Sansan株式会社さま

本レポートは、2022年7月26日に開催された「みんなのHR博覧会byミキワメ」のセッションの書き起こしです。本イベントのテーマである「働く」を「よく」する、について、各登壇企業にお話いただきました。

Sansan株式会社について

はじめまして。Sansan株式会社の西島と申します。今日は人事・採用担当者向けに名刺データを活用した優秀なプロフェッショナル人材を採用する「Eight Career Design」について紹介させていただきます。

はじめに簡単ですが、私の自己紹介をさせていただきます。2019年よりこのEight Career Designの最初のセールス担当として事業の立ち上げに入り、これまでに2,000社以上の採用担当者とお話しする機会をいただきましたので、本日はこの辺りを含めてお話しできればと思います。

簡単ですが当社のご説明をさせていただきます。当社は「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと事業を展開させていただいています。主に3つのサービスを中心に展開しています

  • Sansan:営業DXサービス
  • Eight:キャリアプロフィール
  • Bill One:クラウド請求書受領サービス

今日はキャリアプロフィール「Eight」を利用した採用サービスについてご紹介いたします。

キャリアプロフィール「Eight」とは

Eightは2022年4月にプロダクトを刷新し、「名刺アプリ」から、キャリアプロフィール「Eight」に進化しました。これはもともとEightユーザーがEightを活用する際に、自分のキャリアを大切にする、自分のキャリアをここに貯めていくといったような方がかなり多くいらっしゃったので、名刺管理だけではなく、転職やキャリアアップにも活用できるキャリアプロフィールとしました。

活躍人材の採用における課題

このあたりの課題は、すでに向き合われていると思いますが、従来型の採用手法では活躍人材が取りづらい状態になっているかと思います。

そもそも現状の転職市場は、1年間に転職する方が大体全体の5%と言われています。たったこの5%の市場を数多くの企業で同じような手法で奪い合っているのが現状です。ですので、今後、新たなアプローチの必要性が出てきています。

そこで、転職に対して顕在的に動いてる人ではなくて、転職の潜在層に対してアプローチしていく方法が必要です。ただし、ここの層にアプローチできる手法は非常に限定的です。

希少な人材にダイレクトアプローチ「Eight Career Design」とは

今後は転職潜在層まで広げてアプローチしていくことが必要で、その層に効率的にアプローチできるのが我々の「Eight Career Design」です。

現職で活躍する人材、つまり転職潜在層にダイレクトにアプローチできる。これを我々プロフェッショナルリクルーティングと呼んで、いま啓発活動をしています。

Eight Career Designの機能

名刺情報を基にしたデータベースなので現職の会社名、転職意向度、キーワード、年齢などのデータを絞り込み、こちらからアプローチできるのが我々のサービスです。

転職潜在層へのアプローチの懸念

「潜在層だから動くのが遅いのではないか」という声もよく聞かれますが、結論として面談から内定承諾まではおよそ1カ月〜2カ月で採用できている実績がほとんどです。

さらには内定の承諾率も高いというのが潜在層ならではの特徴かと思います。シンプルに他社を選考していなくて、転職をするか自社に残るかといった選択肢になるので、内定の承諾率が高いというのが特徴となってきます。

Eight Career Designの導入事例

サービスは現在450社以上の企業に導入いただいています。ここから特徴的な事例を2つお話しさせていただきます。

1.株式会社M&Aクラウド

当時30名以下ぐらいのベンチャー企業で、欲しいターゲットはM&Aアドバイザリーに従事される方。しかし大手のダイレクトリクルーティングですと、こういったターゲットは他社ブランド力があったり条件面が良い企業からスカウトがよく飛んできてしまいますので、なかなか返信がもらえないという課題がありました。

そこで潜在的なユーザーに対してアプローチして採用していくという方向性で当社サービスを導入いただきました。結果として当時、大手のM&A事業部に所属していた当時28歳のM&Aアドバイザーを採用できました。さらに彼は現年収を下げてまでこの企業に来てくれました。

待遇ではなく「仕事のやりがい」「Vision」に共感し、現年収を落としてまで転職を決意してくれ、現在も期待通りの活躍してくれているということで、この辺が潜在層の特徴かと思います。

2.freee株式会社

freeeはいろいろな採用手法が枯渇してきたということで転職潜在層への発掘に乗り出していただきました。

結果、大手在籍中の10年以上の経歴を持ち、さらになかなかエンジニアが見つからない中部エリアで良い方を採用できています。都内に比べてエンジニアの母集団が少ないエリアにて、大手在籍で経験豊富な即戦力の採用に成功できています。まさに潜在層へのアプローチが成功した事例です。

少しでもご興味がございました企業の方はぜひ「Eight 採用」で検索してください。

今日はご清聴ありがとうございました。

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