帝国ホテルは1890年(明治23年)に日本の迎賓館の役割を担い、最高のおもてなしを提供するという志のもと、日比谷の地に開業しました。以来、同じ名称、同じ場所、同じ業態で変わらぬ営みを続け、日本の近代史における様々なイベントの舞台を提供しつつ、新たな文化の発信者として歩んできました。「変えるべきものを変え、変えてはならないものを守る」。最も優れたサービスと、その先にある価値を生み出すため、一つのホテル、企業として、「革新」を重ね、 それがまた新しい「伝統」となり、受け継がれてゆくのです。「伝統は常に革新とともにある」帝国ホテルはこの精神を胸に、開業時からのDNAを次の世代にも引き継いでいきます。
帝国ホテルは、創業の精神を継ぐ日本の代表ホテルであり、
国際的ベストホテルを目指す企業として、最も優れたサービスと商品を提供することにより、
国際社会の発展と人々の豊かでゆとりある生活と文化の向上に貢献する。
帝国ホテルにとって、企業理念・行動指針はすべての軸となり、お客様への接客動作1つから会社としての経営方針決定まで、すべてに通ずるものです。
ここからさらに落とし込み、以下のような9つの実行テーマを定めています。
・「社会人」としての基本
挨拶、清潔、身だしなみ
・「ホテルスタッフ」としての基本
感謝、気配り、謙虚
・「帝国ホテルスタッフ」としての基本
知識、創意、挑戦
◆宿泊部門
帝国ホテルにご宿泊されるお客様に対して、一番近くでおもてなしをする部門。予約の手続きからチェックイン、清潔で心地よい客室のご提供、ご滞在中の対応、そしてチェックアウトまで、すべてに一貫して携わります。
◆料飲部門
帝国ホテルのレストランやバーなどで、お客様に飲食をお届けする“接客”の部門。帝国ホテル 東京には6つのレストランと5つのバー・ラウンジ、帝国ホテル 大阪には5つのレストランと1つのバーがあり、それぞれにレセプショニストやレストランサービス、バーテンダー、ソムリエが働いています。
◆営業部門
帝国ホテルでの宿泊・宴会・レストランといったサービスをご利用いただくべくセールスする部門。お客様は国内外を問わず、個人や法人、さらには国家まで多岐に渡ります。