貧困、飢餓、感染症の蔓延、紛争、環境破壊、経済・社会インフラの不足……開発途上国はそれぞれに、SDGsに代表されるさまざまな課題に直面している。JICAは、世界有数の国際協力機関として、開発途上国に対する数多くの事業を展開し、日々、こうした課題に対峙している。今や、世界は相互に依存しあう巨大な共同体であり、日本だけが、平和や豊かさを享受することはできない。開発途上国の未来はまっすぐに、私たち自身の未来に繋がっている。JICAとその職員は、人々の幸福な未来を築くために、世界の課題を自らのものとして捉える姿勢を持たなければならない。複雑化・多様化する世界の課題に立ち向かい、人と国の未来を創る。そして、世界をより良く変えていく力となる。それがJICAで働くということである。