理由は2つある。一つ目は、取引所の唯一性である。エントリー先企業は、日本において数少ない金融商品取引所を開設する企業であり、中でも市場の規模は他と比べて圧倒的に大きい企業である。上場するとは、市場において自社の株式を売買されることであるが、一般には社会的な信用の尺度として機能しており、その意味で取引所に対する企業に信頼が大きい。また、東京証券取引所はニューヨークやロンドンなど世界の取引所と競合しており、意見交換をする機会がある他、日本の市場を担うものとして日本の状況やあり方について共有するよう求められることが多い。このように国内、海外から信頼される他にはない唯一の企業である認識していた。二つ目は、研修制度・勉強会の充実である。私の中での研修制度の充実の重要性は先述の通りである。加えて、エントリー先企業は大学教授や識者で構成される勉強会があり、制度設計について意見交換・議論が交わされている。このような場は、大学院派遣と同様の効果があると考えられる。さらには、制度設計自体をも担っている（勉強会はそのためにある）ため、培った知見をそのまま仕事に活かすことができる。

唯一無二な仕事を行なっている点に関し、とても魅力的だと感じました。

日本唯一の証券取引所として専門性が高く、ここでしかできない業務をしたいと考えたため。IT系のコースなため、スキルを伸ばせると思ったため。公共性の高い事業を行なっているため。