カルビーは変革者だ。
創業者・松尾孝以来つづく「未利用の食糧資源の活用」という考えは、安価だった小麦から「かっぱえびせん」を生みだし、でんぷんの原料だったじゃがいもから「ポテトチップス」を生みだした。常識を疑い、新たな常識をつくる。
カルビーは起業家だ。
商品企画から原料調達、加工から包装、物流から店頭へと全工程にかかわる。
そして、カルビーは挑戦者だ。
「2025年度までに海外売上高比率30~35%」という目標のもと、国内で築きあげたブランドと組織、なによりおいしさを武器に、カルビーのことなど誰もしらない国・地域へ乗り込み、その価値と体験をひろげている。
私たちは、さまざまな変革や挑戦に取り組むと同時に「変わらない価値観」を大切にしています。その代表的なものが、「コーポレートメッセージ」「企業理念」「グループビジョン」の3つ。いずれも、私たちカルビーが展開する、あらゆるビジネス、あらゆる活動に通底する価値観です。
◆企業理念
私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します。
◆グループビジョン
顧客・取引先から、次に従業員とその家族から、そしてコミュニティから、最後に株主から尊敬され、賞賛され、 そして愛される会社になる
変わらぬ価値観のもと、さまざまなステークホルダーの課題に対応し、次なる成長に向けた変革に踏みだす
◆国内コア事業(スナック菓子・シリアル食品)
主としてポテト系、小麦系、コーン系、豆系のスナック菓子およびシリアル食品の製造販売を行っています。スナック菓子で50%以上のシェアを有し、特にポテトチップス市場においては70%を超える高いシェアを維持しています。シリアル食品では「フルグラ」が市場の拡大をけん引し、シリアル食品市場においてもトップシェアを誇っています。
◆海外事業
日本で培った製品の加工技術を活かして、各国・地域ごとに異なる製品を9つの国・地域で展開しています。また、製品の輸出入を連携して行うグローバルサプライチェーンの構築を進めています。重点地域として北米と中華圏を位置づけ、日本発ブランドのおいしさと楽しさを世界に届けていきます。
◆新規領域(アグリビジネス・食と健康)
アグリビジネスと食と健康を新規領域として定め、将来の成長事業の探索を進めています。
アグリビジネスは、ばれいしょの専門性を活かし、原料調達から商品開発、販売まで、自然素材プラットフォーマーとしての事業展開を進めていきます。食と健康は、健やかなくらしに貢献する新たなビジネスモデルとして、エビデンスに基づいた総合的な食ソリューションプラットフォームの構築を目指しています。