松竹は明治28年という、娯楽といえば芝居が中心であった時代に創業し、もともとは歌舞伎興行から始まった、映像と演劇を生業としている会社です。日本の伝統文化でもある歌舞伎は、民間企業として松竹だけが手がけている事業です。映画では製作から配給、宣伝、興行、2次利用まで一貫した機能を持っており、このような会社自体が非常に少ない中で、当社の特徴となっています。
・日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する
・時代のニーズをとらえ、あらゆる時代に豊かで多様なコンテンツをお届けする
映画・演劇を体験せずとも他の趣味だけで生活が充実できるなど、マーケットが刻々と変化している中で、松竹のアイデンティティをいかに発揮していけるかが重要になります。そこに難しさもありますが、まずはお客様の期待にきちんと応えられる作品を提供するための“深掘り”する努力と、一人でも多くのお客様に作品をご覧いただくための“水平展開”する努力が、松竹グループの事業として必要なことだと考えています。
・演劇本部
直営劇場や、地方巡業、海外などにおいて、歌舞伎の公演を行っています。また、歌舞伎以外にも幅広い分野の演劇作品を手掛けています。
・映像本部
映像ビジネスにおける“川上から川下まで”を一貫して手掛け、お客様に夢や感動を与える作品づくりを目指して取り組んでいます。
・不動産本部
ものづくりの企業として、東銀座や京都を中心に街づくりに取り組みます。