当社グループが日本とアジアで行う投資には、2つの種類があります。
1つは、プロジェクト投資です。発電所、工場、住居施設、倉庫といった設備を保有するSPCに投資を行い、これらの設備を建設し、完成後の設備の運営により生み出される利益から投資に対する分配を受けます。また、完成後に設備を売却して利益を得る場合もあります。
もう1つは、プライベートエクイティ投資です。ベンチャー企業や中堅・中小企業等を中心とした有望企業へ投資し、育成・支援を通じて投資先企業の企業価値を高め、株式の売却益を得ることを目的とした投資です。
また、投資活動の過程で得る企業のニーズを基にM&Aの仲介業務も行います。
◆プロジェクト投資
プロジェクトの建設・運営にかかる資金の多くを金融機関からの負債性資金で調達することで、少額の投資資金で高い採算性を追及している点、多様な分野のプロジェクトに機動的に投資を行うために、プロジェクトの企画や開発に精通したベンチャー企業とパートナーシップを組んでいる点も特徴
◆プライベートエクイティ投資
プロジェクト投資のパートナー企業に対する「戦略投資」と、それ以外の「フィナンシャル投資」の2つの種類がある。
戦略投資を行った企業には、株主としての支援だけではなく、パートナーとして共にプロジェクトを運営し、その成長を支援する。
フィナンシャル投資の特徴は、長年の経験により蓄積された上場支援に加え、広いネットワークを活用した海外展開支援や営業支援を行う点。
【アジアでの歴史】1981年経済同友会を母体として設立以来、40年以上に亘り日本とアジアの経済交流に貢献し、アジアでの高い知名度を有しています。
【最先端の業界情報収集力】投資候補となる企業やプロジェクトの発掘を通じて、専門性の高い、業界の最先端の動向を把握しています。
【ベンチャー企業とのネットワーク】国内外で300社超の上場実績を有し、これまでの投資活動を通じて、多数のベンチャー企業と親密な関係を構築しています。
【ファイナンススキーム構築力】国内外で3,300億円の累計投資実績を有しています。プロジェクト投資事業では、当社からの投資資金だけでなく、プロジェクトファイナンスなどの融資資金も交えた調達スキームを構築しています。