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住友金属鉱山株式会社
住友グループの源流事業を受け継ぐ企業として430年以上の歴史を持つ、総合非鉄金属メーカーです。確かな技術力を背景に世界各国で鉱山開発を手掛け、非鉄金属の製錬事業を国内外で展開しながら、電池材料の正極材といった最先端材料の開発、製造にも事業領域を広げてきました。現在も世界を舞台とした資源開発や非鉄金属製錬などの創業以来取り組んでいる事業のほかに、最先端の電子機器に使われる部品やハイブリッドカー・電気自動車の二次電池材料の生産など、幅広く事業を展開しています。
今後も需要拡大が見込まれる電気自動車などに利用される二次電池向け正極材で、高いシェアをもつトップメーカーです。脱炭素のため電池自動車の二次電池等に使われるニッケルを世界に先駆けて商業ベースで実用化した技術等を武器に、「資源」「製錬」「材料」の3事業連携により、ニッケル鉱石原料確保から電池材料生産まで、一貫した自社内でのニッケルサプライチェーンを有し、 原料確保、安定供給、品質等のトレーサビリティを実現しています。IoTや自動車のCASE化など急速に発展するデジタル化や、脱炭素化社会実現に向けた技術革新やエネルギー転換の必要性。こうした社会課題への解決を迫られる先端産業において、当社が強みを持つ機能性材料の役割が増大し、当社はその供給・技術革新を支えています。
300年以上受け継がれてきた鉱山開発・操業の経験を生かし、商業規模で操業を継続している国内で最大の金鉱山菱刈鉱山の運営や、世界各地での鉱山の開発・運営に参画するとともに、資源確保に向けて新たな優良鉱山を求め、各国でのプロジェクトを推進しています。また「世界の非鉄メーカーを目指す」という長期ビジョンのもと、資源権益やメタル生産量においてグローバルでの存在感(=世界のTop5に入るメタル)等を達成するため、グローバルにさらなる権益獲得を進めています。
HPAL技術により従来は製錬の対象とならない低品位ニッケル酸化鉱からニッケルやコバルトといった金属の回収を可能としました。また、使用済みリチウムイオン二次電池などから銅とニッケルを回収し、回収したニッケルを当社工場で再び電池材料として蘇らせる‘電池to電池’の再資源化を日本で初めて実現するなど、循環型社会の構築に貢献しています。
金属資源の調達から再生可能エネルギー事業まで資源循環を実現する企業
多様な事業を営む大手鉄鋼メーカー
電線事業から創業し社会の環境変化を捉えた事業の多角化に取り組む企業
非鉄金属業界のリーディングカンパニー