日産化学は、1887年に日本初の化学肥料製造会社として誕生しました。
以来、旺盛なパイオニア精神を受け継ぐとともに、社会の進歩を促す革新的な技術と事業への挑戦を続け、業容を大きく変貌させてきました。
「人類の生存と発展に貢献する企業グループ」実現に向け、ESG(環境・社会・企業統治)および国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)を踏まえ、現在は、化学品、機能性材料、農業化学品、医薬品の4つの事業領域で、グローバルに商品・サービスを提供しております。
今後も「独自の革新的な技術で社会の要請に応える未来創造企業」として、社会との相乗的発展を目指してまいります。
私たちは長年、新たな技術・製品を生み出すことにこだわり、化学メーカーの中でも常にトップを争う水準の研究開発費を投じて5つのコア技術の研究開発に力を注ぎ続けてきました。
そうした研究開発の成果は、価値の高い製品を生み出すことにより2003年度から継続して10%を上回る売上高営業利益率に表れています。
私たちはこれから、 価値を生み出すチカラを進化させます。
たとえば研究開発においては、磨いてきた技術を、分野を超えて融合させ、新しい技術や事業を生み出すことにチャレンジし始めています。
また、これまでの枠組みにとらわれずに、社外・海外の人や組織ともオープンな協働を進め、イノベーションの創出をめざしていきます。
価値を生み出すチカラをベースに、私たちは「未来創造企業」をめざしていきます。
日産化学は、新たな挑戦をし事業領域を拡げながら高い付加価値を生み出し続けている企業です。
そうした挑戦では常に「世界」が関係してきます。
以下に世界での活躍例を示します。
●機能性材料分野
無機材料に1950年代~、ディスプレイの液晶配向材に1980年代~、半導体分野に1990年~、それぞれ世界市場に参入。
現在ではいずれも世界トップクラスの実績を上げ、海外売上高比率は8割以上に達す。
●ライフサイエンス分野
現在世界50カ国以上で登録・販売されている製品もあります。
●医薬
1982年に参入。世界的にも注目されるユニークな創薬に成功
●農薬
ペット用外部寄生虫薬「ブラベクト®」として、2014年から販売を開始。
現在では世界100か国以上で販売。
日産化学の事務系社員は全社的な仕組み作りに携わる事ができます。
以下に具体例を示します。
●農業海外品事業部・海外営業
世界50か国で販売されている農薬のプランニングや管理を行い、世界の食糧事情を左右するという重大な責任を担える。
●機能性材料事業部・事業推進部
研究・製造・販売といった事業部全体の動きや子会社管理に関わっていく事が出来る。
●化学品事業部・国内営業
「アンモニア」という社会に必要不可欠な製品を扱い、数十億円の巨大な取引を少数精鋭で担う。