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    自らの手で仕組みをつくり能動的に動く。そこに大きな喜びを感じるタイプなんです。

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    山田桐汰
    プロダクト統括本部
    シニアマネージャー
    筑波大学

    入社3年で企画チームを統括する立場に成長

    まず、入社年と現在担当している主な業務内容を教えてください。

    新卒で2013年入社、今年で4年目になります。現在は事業を成長させるためにどういうサービスを作るのか、どんな施策を実施するのかを考える企画チームを統括する立場にあります。

    わずか3年で企画チームを統括する立場というのはすごいですね。

    小さい会社は、何でもやらなければなりません。入社当初は会社もマンションの一室で、ぼくもいきなりイベントの設計から企画・集客・運営と奔走していました。まるで、創業スタッフみたいなものですね。わずか3年で会社も急速な発展を遂げてきました。

    ハードな毎日でしたか?

    大変でしたが、楽しさの方がはるかに大きいです。小さい会社の方が貢献できる範囲が断然広いし、自らの手で仕組みをつくっていく喜びもあります。会社の規模や企業ブランドを優先する人は、辛いかもしれませんが、ぼくは、自分で考えて能動的に仕事をすることに楽しさを感じるタイプなんです。100人規模のITベンチャーの内定もいただいていたのですが、迷わず弊社に決めました。

    そうした価値観は、いつ頃形成されたのでしょう?

    ぼくは高専の情報工学科出身で、当時はエンジニア志向でした。ところが同級生に中学校の頃からアプリをつくっていたようなすごい生徒がいたんです。スキルはもちろん、好きの度合いがもう断然違う。彼をみていて、自分はシステムをつくるより、それをどうビジネスに活かすかを考える方が好きなんだとわかってきました。それで、経営工学を勉強しようと筑波大学に編入したんです。

    経営工学とは、どのような学問ですか?

    簡単にいうと企業の生産性を向上させるためのソリューションを導く学問です。とくに組織内の人間行動と環境との関係性を紐解いていく組織心理学に興味をもっていました。企業環境のどんな側面が働く人のモチベーションや満足度につながるのか。働く人のパーソナリティと職種のマッチングは、満足度にどう影響するのか。その相関性を調べるためにアンケートを実施するなど、机上の論理だけでなく実際の声をもとにエビデンスを追求するところが楽しかったですね。

    まさに、現在の業務である人と企業のマッチングにつながりますね。

    はい。会社の大きさやネームバリュー、内定をもらいやすいかどうかを志望の基準にする同級生がたくさんいて、当時からすごく疑問を感じていたんです。単に人と企業をマッチングするのではなく、人と人を結び付けることで、働く人の自己実現をサポートする。そんな弊社の業務と考え方に共感しました。

    結果だけでなく課題を克服するプロセスにも楽しさがある

    企業と人ではなく、人と人をつなげる。これまでの採用に対する一般的な考え方と大きく違います。

    就活生は、企業情報を明確にもっているのではなく、漠然としたイメージを抱いているだけです。だから、会社の大きさやネームバリューが志望の基準になりがちです。でも、アンケートによると入社の決め手となった点について「あの人と働きたかった」という回答が非常に多いんです。就活生にとって採用担当者や現場社員と直接つながるというのは、とても大きな動機付けとなるのです。

    そうした出会いを実現するのが人から探せる就活サービス「レクミー」ですね。

    レクミーは、企業名ではなく、企業で働く中の人から新しいキャリアを見つけることができる就活プラットフォームです。様々な業界で働く先輩社会人の一覧から興味のある社員を「気になる」するとその社員にまつわる情報をメッセージで受け取ることができるようになります。

    まさに、リーディングマークを象徴するようなサービスです。

    そうですね。2013年にローンチして今や数万人の学生に利用いただいています。弊社の成長エンジンといえますね。

    会社の成長と共に山田さんの責任もますます重くなりますね。

    入社した時の目標が「楽しく働きたい」ということでした。ただ、最初から好きな仕事ばかりできるわけがないので、まず目の前の仕事をがんばる。そして、結果を出して信頼を得てから、好きな仕事を選べるようになりたいという思いでやってきました。そうした中、結果だけでなくそのプロセスにも楽しさがあるということがわかってきました。現在は、自分のチームだけでなく、他の部署も含めてみんなで成果をあげていくためには何が必要かを模索しています。そんな課題を克服する過程にも楽しさがあるんです。

    そこに楽しさを感じられるというのは、やはり自分のやりたいことと会社の業務・方向性がマッチしているからなんでしょうね。

    はい。だからこそ、もっとたくさんの方々にレクミーを活用してもらい、自分にマッチした会社を見つけてほしい。就活の新しい市場をつくっていきたいですね。

    期待しています。最後に就活生の方々にアドバイスなどお願いします。

    学生の頃から自分の適正ややりたいことが明確になっていなくても焦る必要はないと思います。こういう方面に行きたいのではないかという仮説をもって、いろいろ行動していくと自然とわかってくるもの。ぼくは大学時代ビジネスプランを考える学生団体に入ってました。毎週ビジネスプランのプレゼンをやったり、アプリの開発やコンテストの運営をやったり、様々な経験を重ねることで自分の志向が明確になっていきました。この団体を立ち上げた先輩が某有名ベンチャーの経営陣になるなど、スタートアップ界隈の方々が身近になり、いい影響を受けたのも大きかった。現在の自分の基礎がこの時期につくられたような気がします。常に仮説をもって行動すること。そして、自分の身を置く環境を見定めることが大切だと思います。