東ソーは1935年、アンモニアソーダ法によるソーダ灰および苛性ソーダの製造・販売を目的として設立されました。以来、無機化学製品に加えて、石油化学製品、機能商品分野へ事業領域を拡大し、2004年より、コモディティ分野とスペシャリティ分野を両軸に位置付け、2つをバランスよく強化していくハイブリッド経営を成長戦略の基本に捉えて事業を行っております。
また「私たちの東ソーは、化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する。」という企業理念のもとに事業を展開してきました。当社グループの生み出す多種多様な製品は、社会インフラや耐久消費財をはじめ人々の生活に役立つさまざまな最終製品に使われています。
「スペシャリティ、コモディティの両分野でイノベーションを起こしていく。」
東ソーは「スペシャリティ」と「コモディティ」を両軸とする「ハイブリッドカンパニー」として、多種多様な製品群を提供しています。
スペシャリティでは、環境エネルギー、ライフサイエンス、電子材料の3分野。環境エネルギーではCO₂の分離回収、ライフサイエンスでは病気の早期診断、身体に優しい測定技術の開発。そして電子材料では低エネルギーで作動する半導体デバイスをターゲットに技術開発に取り組んでいます。
またコモディティ製品も、将来的には化石燃料から再生可能エネルギーを利用した生産へと大きく舵を切っていきたい。そのために、再生可能エネルギーのオプションを広げ、それぞれに適した生産体制にしていくことが必要と考えています。
◆研究開発部門
コモディティとスペシャリティ、それぞれの分野における研究開発戦略の要として、東ソーでは、7つの研究所でそれぞれの研究開発を進める
◆管理部門
東ソーの事業運営を縁の下で支え、専門領域で全社的にサポートする
◆購買・物流部門
原材料から資材、製品まで、調達・デリバリーを担当
◆営業部門
お客様の要望される製品を安定的に供給する
◆製造部門
モノづくりを支える屋台骨
◆エンジニアリング部門
化学プラント全般の製造プロセス設計やプロセス開発、機械設計、解析・設計などを担当