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    「クライアントの本質的な変革を通じた、
    日本・社会への貢献」を志して、コンサルタントの道へ

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    Profile

    竹内友夏
    A.T. カーニー
    アソシエイト

    困難な課題に挑み、脳に汗をかく楽しさ。

    竹内さんは新卒で入社された後、一度転職されて、また復職されたと聞いています。まず、最初に入社された経緯から伺いたいと思います。

    理工学部で機械工学を専攻していて、周りは大学院に進学してメーカーの研究職に就くというキャリアが殆どでした。しかし、要素技術の研究は、世の中に具体的にどのような貢献があるのか見えにくく、顕在化するまでに時間もかかる。よりインパクトが見えやすく、社会の色々な側面に向き合えるような仕事がしたいとの思いを持っていました。そんな折に、コンサルティングファームで働いていた先輩に、幅広い業界に関わりながら様々な立場で思考し、社会に大きなインパクトを与えたいのであれば、経営コンサルタントは非常にエキサイティングな仕事だと薦められたのが最初のきっかけです。

    A.T. カーニーに入社した決め手は何でしたか。

    説明会に参加した際、当時日本代表をつとめていた梅澤(現・日本法人会長)の「クライアントの本質的な変革を後押しすることを通じて、より良い日本、世界への発展に貢献したい。A.T. カーニーの社員それぞれがそういう志を持って働いている」という話に感銘を受けました。実際にインターンに参加してみると、非常に高い志と熱意を持った方が多く、また、解のない課題に向き合い、コンサルタントとの議論を通じてより良いアウトプットを導き出す過程は、想像以上に刺激的で、コンサルティングの仕事の面白さに惹かれました。

    実際に入社していかがでしたか。

    想像以上に刺激的な毎日でした。基本的にひとつのプロジェクトは3か月単位で、クライアントや、取り扱うテーマや業界、プロジェクトメンバーもその都度変わります。その度に、新たな難題に対して脳に汗をかきながら考え続けることは、大変ではありますがやりがいも大きいです。また、そうして提案したプランが実行され、すぐにではないかもしれないけれど実際に成果に結びつき、クライアントから感謝の言葉をかけていただけた時は最高の喜びを感じることが出来ますし、頑張り続ける原動力になりますね。

    そんな中、1度退職されるわけです。どんな経緯だったのでしょうか。

    クライアント企業が設立したジョイントベンチャーの立ち上げを、10か月程お手伝いさせて頂いたことがありました。長期に渡るマネジメントの支援を行う中で、数々の困難な意思決定を目の当たりにして、実行者・意思決定者として事業に携わる経験を積んでみたいとの思いを抱きました。そんな時にあるPEファンドが事業会社を買って、投資先に来ないかと声をかけていただいたというのがきっかけですね。

    どのようなミッションで招かれたのでしょうか。

    マーケティング本部のCMOのサポートという立場で、ターンアラウンド、いわゆる企業再生に取り組みました。通常のマーケティング活動の監督を行いながら、低迷するコア事業の客数を改善するというのが大きなミッションでした。PEファンドが国内外から送り込んできたレベルの高い経営陣と共にビジネスを出来たのは貴重な経験となりました。

    かなり困難な課題だったのではないでしょうか。最も大変だったことは?

    共通言語や思考の仕方が異なる人がいる中で、同じ方向を向いてプランを実行することの難しさには何度も直面しましたね。どんなにきれいなプランでも実行されなければ絵に描いた餅です。皆の共感を得て必ず実行されるプランを立てるためにも、経営陣から現場の方々まで、様々な方法で綿密にコミュニケーションを取ることを心掛けていました。A.T. カーニーの、組織に入り込んで信頼関係を作りながら変化を起こしていくというコンサルティングスタイルで学んだことが、非常に役に立ったと思っています。

    すごい行動力です。変革は成し遂げられたのでしょうか。

    はい。成果が出てきた時はうれしかったです。経営コンサルティングの場合は、通常3ヶ月のプロジェクトなので、うまくいったとしても変化が起きるのはプロジェクトが終わってしばらく後になります。変化が起きる瞬間に立ち会えたのは貴重な経験でした。

    企業再生を極めたいという思いがより明確に。

    それで、2年を経てA.T. カーニーに戻ったわけですね。経営コンサルタントに復帰して以前と変わった点はありますか。

    企業再生や事業の成長戦略など、実現性の高い企業変革に関わりたいという思いがより明確になりました。成長や再生の可能性が十分にあっても、日々の企業活動をしながらそういったことに取り組むのは本当に難しいと思います。組織に入り込みながら、日々の企業活動の延長線にはない変革を起こすサポートをしたいですね。

    非常にチャレンジ精神と行動力を持っていらっしゃいますね。子供の頃からの気質ですか。

    自分がはまったものはとことん極めたいタイプではあるかもしれません。周りと戦うよりも、自分との戦いが好きですね。困難な課題に直面しても、その状況を楽しむという姿勢で根気よく取り組むことが大切だと思っています。A.T. カーニーの社員は、そういうポジティブシンキングの人が多い気がします。

    個性豊かな方々が多いと聞いています。

    以前、インターンで担当した学生の方に、「コンサルタントって、真面目で面白みのない人達ばかりなのかと思っていたので、イメージが変わりました」と言われたことがあります。世間的なイメージでは、コンサルティングファームは金太郎飴のような集団と思われがちですが、A.T. カーニーは本当に個性豊かな人たちの集まりだと思います。それぞれが志と思いを持っていて、熱く語り合うことが出来る。異なる視点を持ち寄って、お互いに高め合あうことが出来るのは、本当に恵まれていると思います。

    女性のコンサルタントも増えているのでしょうか。

    私が新卒で入社した頃と比べると、だいぶ増えました。コンサルティングファームは、本来的には女性が働きやすい環境だと思いますね。3ヶ月ごとにプロジェクトが終わり、その都度ゼロベースで新しいプロジェクトが始まるというサイクルです。産休などでブランクがあっても決して不利にはなりません。プロジェクト制ではない会社では、復帰したら自分の仕事が後任に取って替わられているというケースや、そうした不安を抱えている方も多いと思うので。

    ほんと、そうですね。最後に、就活生の皆さんにメッセージをお願いします。

    自分が好きなことは、多少大変だったり困難があっても、前向きに楽しみながら頑張り続けられると思います。やはり、自分が好きなこと、楽しいと思えることを見極めるのが大切ではないかと思います。そういう意味でも、インターン等に参加して仕事を疑似体験してみるのは良い機会なのではないでしょうか。