この使命（MISSION）は、常にTOYOの企業活動の中心にあるものです。ここでいうエンジニアリングとは、さまざまな要素技術を統合し、全体システムの最適化を実現すること。そして、エンジニアリングの遂行を通じて、多様な顧客課題を総合的に解決し、顧客のニーズに応えるとともに、エネルギーや素材などの供給と環境保全を調和させ、持続性のある地球社会の実現に貢献することを目指しています。

世界の先進国では、カーボンニュートラル政策などの環境対策の強化が進む一方、新興国では依然として食糧問題や経済格差の解決に向け、化学肥料や石油化学製品、安定した電力供給の需要も伸びています。そのためTOYOでは、「エンジニアリングで地球と社会の未来に貢献する」という使命を実現するためには、「環境との調和」と「経済性・利便性」の両立が欠かせないと考え、環境・エネルギーを重点領域に定めた「新技術・事業開拓」戦略（通称：グリーン戦略）と、プラント建設のさらなる進化を目指す「EPC強靭化」戦略（通称：ブルー戦略）の二本柱を追求しています。

豊富な実績を誇るEPC事業に加え、ここ数年、EPCにこだわらない新しいビジネスモデルの開発、推進に力を入れています。とくに、中期経営計画にも掲げる「新技術・事業開拓戦略」では、「環境調和型社会を目指す」と「人々の暮らしを豊かにする」という重要経営課題に対し、５つの重点事業領域を設定。顧客やパートナーと構想段階から共創し、新技術や新サービスを次々に世の中に送り出しています。地球と社会の未来のため、前例のない問題にともに挑戦しませんか？