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就活 ゼミ
就活 ゼミ

エントリーシートに設けられているゼミ欄。所属している人にとってはなんでもない存在が、ある人にとっては悩みの種となります。ゼミに入っていないことが就活において不利となるのか、考察していきたいと思います。

ゼミの利点

情報の交換場所として

ここではまずゼミの利点を紹介していきます。それらが就活でどのような効果を発揮するのか、果てしてそれらは必要なのか、考察したいと思います。
ゼミの利点の一つ目として、主に情報交換の場として活用できることにあります。同じ時期に就活を行う友人の情報は、タイムリーで有効なものが多くあるものです。そして、3年の終盤から4年にかけて行われる就活では、主なコミュニティーがゼミということになるのです。

座談会などの招待

二つ目の利点としては、縦のつながりです。例えば、ゼミの先輩や出身者のOBによって、そのゼミ生に向けた交流会などが開催されることがあります。OB訪問をするための連絡手段においても、門外不出のリストがあるところもあります。そのようなゼミ生は、企業研究においても一歩リードすることができます。
しかし、以上挙げた二つの利点も、人とのつながりで言えば、サークルや他の団体で代替できるものです。そのため、ゼミ特有の有利な点ははっきり言うと「ない」というのが筆者の考察となります。

なぜエントリーシート欄として存在するのか

たいていは勉学に対して、どのような興味をもっているのか探っている

就活でゼミ名を記入する欄が設けられているのは、就活生の勉強に対する考えを聞くことにあると筆者は思っています。選考では、ゼミに入っている、いないでフィルターをかける意図はありません。筆者も面接において、エントリーシートにあるゼミのことを聞かれた時も、その名前ではなく研究していた内容を深掘りされました。ゼミに入っていなかった筆者の友人も、代わりに興味を持って打ち込んだ勉強の内容を聞かれたといいます。ゼミ以外でも大学での勉強についての話題を持っていれば問題ないでしょう。

ゼミのまとめ

ゼミに所属していれば人脈という観点で有利になりますが、なくても名目上不利になることはありません。そして、人脈はほかの団体でも形成することができます。ゼミに所属していないという理由で就活がうまくいかないということはないので、自信を持って面接に臨みましょう。