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長期インターン
長期インターン

皆さんは短期インターンシップに参加したことがありますか?短期インターンは長くとも1ヶ月で終了するのが一般的です。しかし、この記事ではそれ以上の長期にわたって行う長期インターンをご紹介します。筆者は2つの長期インターンを行っていますが、どちらもかなり貴重な経験ができると思います。

長期インターンについて

長期インターンとはどんなものか

長期インターンシップとは、多くの場合1ヶ月以上にわたり企業で働くインターンを指します。短期インターンに比べて有給の場合が多く、長い人は1年以上その企業で働きます。筆者はとある企業で2年以上のインターンを行っています。

長期インターンのメリット

長期インターンのメリットとして、アルバイトではできないような業務を任されること、就職年度でなくとも受け入れてもらえることが挙げられます。まず、アルバイトでは基本的に業務が決まっており毎日がルーティーン作業になることが多いですが、インターンではアルバイトよりも裁量が与えられ仕事内容もその時々によって変わります。マネジメント業務を任されることもあり、アルバイトよりも多くの経験ができます。「学生時代頑張ったこと」として企業に話すことも可能になるでしょう。
また、短期インターンは多くの場合が採用活動の一環ですが、長期インターンは必ずしも採用活動の一環ではないため、大学1年生や2年生、4年生など就活年度でない学年でも受け入れてもらえる可能性が高いです。また、長期インターンを募集している会社ではそのままインターン生を採用していることもあるため、就活の1つとしても有効な手段です。

長期インターンのデメリット

長期インターンでは、多くの場合週に3日以上の勤務が必要とされています。通常のアルバイトのように空いた時間が必要なため、とにかく時間がないという方には向いていないかもしれません。

実際にどのような長期インターンがあるのか

それでは、長期インターンを募集している企業にはどのような企業があるのでしょうか。大手・ ベンチャーに分けてご紹介します。

大手日系企業

基本的に、短期インターンを募集しているような日系の大手企業は長期インターンを募集していないようです。多くの場合、日系の大手企業では内定者を対象に「内定者インターン」を募集しています。実際に、筆者の2019年卒の友人も内定先でインターンを行っていました。業務や周囲の環境に入社前から慣れておく、という意味があるようです。

ベンチャー企業(メガベンチャー)

多くの場合、内定者でないインターンを募集しているのはベンチャー企業です。ベンチャー企業と一口に言っても、日本中に企業の名前が知られているようなメガベンチャーから社員数が10人に満たないベンチャーまでさまざまです。メガベンチャーで長期インターンを募集しているのはメルカリ、サイバーエージェント、DeNA、ワークアプリケーションなどがあります。
これらの企業ではインターンからそのまま正社員として採用する、という採用フローもあるようです。ベンチャー企業ながら社員数も多いため、裁量は大きい上に大手企業の風土も感じることができるでしょう。ベンチャー企業を志望していない方にもおすすめのインターンです。(インターンの募集に関する情報は現在と異なる場合がございます。企業のホームページで確認してみてください)

ベンチャー企業(メガベンチャーを除く)

メガでないベンチャー企業でも学生インターンを募集している場合が数多くあります。これらの企業では、普段学生ではできないような重要な仕事を任せてもらえることも。スキルも確実に身に付き、他の学生はできないような経験もできるでしょう。筆者の場合、「Wantedly」というサイトを使ってインターンを探しました。IT企業、旅行会社、アパレル、メディアなどさまざまな業種が掲載されているので、きっと興味のある企業が見つかるはずです。

Wantedly

経験者は語る!長期インターンで身に付いたもの

それでは、具体的に長期インターンで身につくのはどんな力でしょうか。筆者の経験を交えてお話しします。

パソコンスキル

まず挙げたいのがパソコンスキルです。筆者はインターンを始めるまではタイピングも遅く、超が付くほどのパソコン音痴でした。しかし、長期インターンを始めてからブラインドタッチを習得し、エクセルも以前より使いこなせるようになりました。資料作成も得意になり、これは社会に出てからも活きる力だなと感じています。

文章力

筆者はとある企業でライターの仕事をしていました。以前はかなり分かりにくい文章を書いていましたが、今では自分の考えを簡潔にまとめることができるようになりました(おそらく)。これは就活でエントリーシートを書く時も役立つと思います。

社会人と話す力

就活を始めたばかりの時、就活生は社会人に対して萎縮してしまい思うように話せない、ということがよくあります。しかし、インターンで普段から社会人の方と話していると、就活でも「この面接官も、普段はこんな感じなんだな」と必要以上に緊張することがなくなります。

主体的に行動する力

これがインターンを通して身に付く最も大きなものだと思います。通常、アルバイトでは店長や社員の方の指示を待つことが多いです。しかし、長期インターンでは自分で率先して動くことが求められます。中には自ら「こんな企画を始めてはどうか」と提案することもあります。その提案が採用されるとやりがいを感じますし、企画から実施まで携わることができるのも長期インターンの魅力です。

長期インターンのまとめ

筆者は大学2年生から長期インターンを行っていますが、間違いなく長期インターンはおすすめです。ぜひ、やってみようか迷っている方はこの記事を参考にしながら挑戦してみてください!