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ロジモン第2弾
ロジモン第2弾

第2弾「自己分析」では、ロジモンがテンプレ自己分析を斬ります。5大商社を無双し、外コン、メガバンク、ベンチャーを総ナメにした19卒トップ就活生ロジモンが、就活を始めてから何を考え、何を感じ、如何にして行動してきたかを連載します。理系学生で多忙な日々を送ってきたロジモンが、限られた時間でトップ企業の内定を総ナメにした軌跡の中に、内定獲得へのヒントがあります。

自己分析=過去の経験をリストアップすること?

自己分析の誤解

「まずは自己分析から就活を始めよう。」こんなフレーズを良く耳にします。確かに自己分析をすることは、就活をする上で有益なことです。しかし、あなたは目的を失ってはいませんか?多くの就活生は就活を始めろと言われても何から始めて良いか分からず、先輩に言われたり、就活本に書かれたことを鵜呑みにして自己分析を進めていきます。目的がなく自己分析をするほど時間を無駄にする作業はありません。以下で、自己分析の目的を整理し、具体的な自己分析の方法を説明していきます。

自己分析の目的

就活の取っ掛かりとして意味もなく行われがちな自己分析、その真の目的を見失ってはいけません。自己分析の目的は、自分に合った企業を見つけ、その企業の志望動機を確かなものにすることです。他の就活生を圧倒する深い自己分析で、自分に最適な企業を見つけ、確固たる志望動機を作り上げましょう。

自己分析の方法

自己分析=過去の経験をリストアップすること?、自己分析=ロジックツリーを作ること?いずれも大間違いです。

自己分析は文字通り、自己を分析することです。自己をより深く分析することで、自分に最適な企業を見つけ、確固たる志望動機を作り上げることができるようになります。上記の図のように、過去の経験をリストアップしただけで自己分析をしたと満足してしまう就活生が散見されますが、言語道断です。他の就活生を圧倒する深い自己分析をするには、過去の経験をもう一歩深堀りして見えてくる自分の心境を考えることが重要になります。「え?」「は?」「ロジモン何言ってんの?」みなさんの声が聞こえてきます。具体例を用いて考えてみましょう。


ある就活生が海外の孤児院でのボランティア活動をしていたとします。みなさんもこの就活生になったつもりで考えてみてください。何故、途上国の孤児院でボランティアをしようと思ったのか。ボランティアをしている中で、どういうときにやりがいを感じたのか。ボランティア活動の具体的作業の中で、どういった作業が自分に向いていると感じたのか。当時の自分の心境を考えてみてください。


途上国の飢えた孤児から「ありがとう」と言われたときにやりがいを感じるのであれば、見方を変えれば、あなたは途上国の厳しい環境に置かれた、自分より立場の弱い人間の手助けをし、彼らから感謝されたときに強いやりがいを感じるのかもしれません。
こういった自己分析から、「途上国でビジネスを展開する」「貧困に苦しむ人々の支援に繋がるビジネスを作れる」などの就活軸を導き出すことができます。


この就活軸で考えると、途上国の国づくりに貢献し、彼らの幸せな暮らしのためにビジネスを創出する総合商社も選択肢の一つかもしれません。このように、過去の経験をもう一歩深堀りし、過去の自分の決断の裏にあった心境を整理することで、自分が就職するにあたって、どういう仕事が向いているのか、どういうときにやりがいを感じるのかを知ることができます。

志望業界の絞り方

自己分析を活かす

先ほども述べたように、自己分析の目的は、自分に合った企業を見つけ、その企業の志望動機を確かなものにすることです。そのため、自己分析を進めて就活軸が決まったら、次は自分にあった業界を見つけなくてはなりません。では、どのようにしたら自己分析を活かして志望業界を絞ることが出来るのでしょうか。

合同説明会に参加する

自己分析が終わったら、自己分析を通じて見えてきた就活軸に、各企業が当てはまっているのか検証しなくてはなりません。その検証作業を効率的に行える場が、合同説明会です。各業界から数多くの優良企業が出展している合同説明会に参加することで、自分の就活軸に当てはまる企業を1日で一気に絞り込むことができます。これからの合同説明会の回り方については、今後ロジモンの連載でお伝えする予定です。

志望業界を絞るまで

あなたの就職活動の状況に応じて、就職活動の進め方をまとめておきます。ぜひ、有効活用してください。

ロジモンの自己分析まとめ

今回はシリーズ第2弾として「自己分析」を取り上げました。自己分析を蔑ろにして就活軸を決めていた就活生の皆さんは、本当にその就活軸でファーストキャリアを決めていいのか、しっかりと考え直してみてください。基礎の部分だからこそ侮られがちな自己分析ですが、あなたの就活の土台を作る重要なファーストステップですので、侮ることなく取り組んでください。