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近年、採用人数が減っていると言われている銀行各社。しかし、待遇が良いこと・安定性から上位校の学生には依然として高い人気があります。就職偏差値が高い?身辺調査はある?面接での質問は?など、銀行に関する疑問の答えをすべてお教えします。

銀行の主な業務とは?

預金業務

銀行の業務で一番想像しやすいのが預金業務です。個人・法人のお客様からお金を預かり、運用して利息を払います。

貸付業務

銀行のメインを担うのが貸付業務です。個人・法人の事業に対して融資を行い、利子を得て利益を生みます。融資の際、顧客に返済能力があるかを見極めること、貸したお金を回収することが重要になります。

為替業務

為替業務というと外貨取引を思い浮かべるかもしれませんが、実は違います。この際の為替業務とは振込みを指します。ある口座からある口座にお金を移すことを為替と呼びます。

身辺調査はある?

身辺調査はある!

結論から言うと、銀行就活において身辺調査は「ある」といえます。その他の業界に比べて、銀行は他人のお金を扱う仕事であり、何よりも信頼が重要です。もちろんエントリーシートの時点では数万人の応募者がいるため身辺調査が行われる可能性は限りなく低いですが、最終面接の前など人数が絞られた際に身辺調査を行う企業が多いようです。身辺調査では名前・住所・経歴・金銭状況・思想信条などが明らかになります。

親が銀行に勤めている

銀行において問題になるのが「親も銀行に勤めている場合」です。その他の金融業界においてもそうですが、企業によっては身内がその会社に勤めている場合、その子供は採用しないとしていることもあります。もちろん関係なく採用している企業はありますが、事前に「身内が働いている人は採用できない」と告知している企業もありますので注意しましょう。銀行の面接では「家族に弊社に勤めている人はいるか」と質問されることも多くあります。いない、と答えても親の職業を尋ねてくる企業が稀にあり、これは違法とされています。答えたくない場合は答えなくても問題はありません。

銀行就活での身だしなみは?

銀行就活において特に気になるのが身だしなみ。「銀行はとにかくきちんとした服装で。前髪は分ける、シャツはボタン付き、パンプスはストラップ付がダメ」など都市伝説のような決まりがまことしやかに囁かれています。実際のところ、どのような身だしなみで選考に挑めばいいのでしょうか。

スーツ・ネクタイ

まず、スーツやネクタイについてです。基本的に、銀行就活での服装はリクルートスーツがおすすめです。大抵の学生が黒いリクルートスーツで参加しています。男子の場合、紺のスーツで参加している人もいますが、あまり多くないです。ネクタイは派手でなければ何色でも問題ありません。学生によっては銀行の色によってネクタイを使い分けている人もいるようです。(みずほ銀行を受けるときは青、のように)女子の場合、黒のスーツが無難です。シャツは上までボタンがついているタイプ、スキッパータイプとありどちらでも問題ありませんが、上までボタンが付いているタイプを着た学生が多いです。靴についてはこちらの記事を参照してください。


リンク先:現役靴屋店員が教える!就活靴の選び方

髪型

銀行の就活ではおでこを完全に出さなければならない、髪は漆黒でないとならない、など様々な都市伝説があります。ですが、基本的に銀行就活でも他業界と同じく清潔感のある髪型であれば大丈夫です。一方でサービス業界では髪色が焦げ茶色の方もいましたが、銀行をはじめとする金融業界では黒髪の方が多かったです。詳しくはこちらの記事を参照してみてください。


リンク先:2019年卒の金融業界内定者が、就活生の望ましい髪型・髪色について教えます!

銀行で必要な資格は?

基本的に、就活のために銀行で必要な資格はありません。簿記や秘書検定を持っていると多少有利かもしれませんが、話題にすら上らないこともあります。しかし、銀行から内定をもらうと、入社までに必ず取らなければならない資格があります。

証券外務員一種

まず銀行内定者が入社前に必ず取るように、と言われるのがこちらの証券外務員一種です。これを持っていないと保険や投資信託の販売ができないため、銀行員としては必須の資格です。企業からテキストや問題集が配られるため、自身で勉強をして取得する必要があります。

FP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)

貯蓄、保険、投資、年金といったお金に関する知識がどれくらいあるかを問う検定です。お客様の資産形成に関する提案やライフプランニングを行う銀行員には必須の検定です。こちらも、多くの場合入社前に取得するよう言われます。

このように、銀行では内定前よりも内定後に必要とされるスキルがいくつかあります。内定を得るためには、資格の勉強をするというよりは企業研究やOB訪問、面接練習などに力を入れるといいでしょう。

銀行の面接に関するまとめ

いかがでしょうか。皆さんの銀行に関する疑問は解消されましたか?記事を読むのももちろんですが、実際に社員の方に話を聞くのも非常に重要です。ぜひ色々な方から話を聞き、選考に生かしましょう!