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男子学生が就活で必ず必要になる「ネクタイ」。今回は就活用ネクタイの特徴について紹介します。どんなネクタイを選んだらいいのか、どのような結び方が適切なのかといった、選ぶ時の注意点や結び方について詳しく解説していきます。

就活でネクタイを結ぶ場面

就活におけるネクタイの着用

就活では多くの場面でスーツの着用が求められます。特に、日系企業の説明会や選考において求められうことが多く、外資系やベンチャー企業ではその比率が低くなる傾向があります。(「詳しくはこちらをご覧ください」スーツに関する記事にリンクさせる)男子学生の場合は、ジャケットにネクタイが定番となっていますが、どのようなネクタイを選び、どのような場面で着用するべきなのか、分からない方も多いのではないでしょうか。

ネクタイが必要な場面、そうでない場面

スーツの着用が求められる場合や企業側から特に指定がない場合は、基本的にはネクタイも着用するものだと理解してください。ただし、企業側から「半袖」や「ノーネクタイ」を指定される場合もあります。その場合は指定された内容通りにしましょう。
また、最近では「服装自由」の説明会や面接が増えてきています。もちろんスーツにネクタイで行けば間違いありませんが、ネクタイを鞄に入れておき、会場の雰囲気に合わせて着脱すれば問題ありません。

就活ネクタイを選ぶ時のポイント

ネクタイの「色」

髪型や表情が学生の印象を左右するように、ネクタイも面接官の印象を左右する一つの要因となります。その中でも特に「色」による印象の違いは大きく、中には業界や企業によって使い分ける就活生もいます。以下で、各色の特徴を解説していきます。
 
:やる気・情熱などを連想させます。例えば「情熱をもってリーダーシップを発揮した」というエピソードを話す場面などでは赤を用いると良いでしょう。
:落ち着きを与える色であるため、誠実さや真面目さをアピールする際に有効な色です。例えば「誠実な対応を重ねることで成果を出した」といったエピソードでは有効でしょう。
:明るく社交性の高い印象になります。コミュニケーション能力や協調性を示したいときに活用すると良いでしょう。
:冷静さや知的な印象を与えることができます。万能な色なのでどんな場面でも活用しやすいのが特徴です。
NGな色
ゴールド系:派手で就活の場にはふさわしくありません。
ピンク系:薄いピンクであれば柔らかい印象になりますが、ややカジュアルすぎるでしょう。
白・黒:白は結婚式などのお祝いで、黒はお葬式などで使われます。就活の場にはふさわしくありません。

ネクタイの「柄」

色と同様に柄にも望ましいものと避けたほうが良い種類があります。一般的には「ストライプ」「ドット」「チェック」が勧められています。ただし、これらの柄であってもいくつか注意しなければいけない点があります。例えばストライプ柄の場合、線が細いほうがフォーマル、太いほうがカジュアルな印象になります。
ドット柄の場合、ドットが大きすぎるとカジュアルな印象になるので、小さいものを選ぶのが無難です。チェックの場合も線が細く地の色を邪魔しない程度のものを選ぶと良いでしょう。また、「無地」のネクタイでも問題ありませんが、汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
NGな柄
ペイズリー柄:カジュアルすぎるため、就活の場には不向きです。
ブランドロゴやキャラクター:就活ではなるべくシンプルなものを選びましょう。

その他の注意点

色と柄以外にも細かい部分で注意が必要です。まず、ネクタイの幅についてですが、7センチ以上のものを選ぶと良いでしょう。最近では「ナロータイ」と呼ばれる細いネクタイが増えていますが、カジュアルすぎるため、就活には向いていません。また、ニットタイのような特殊な素材を用いたものも控えましょう。

就活に適したネクタイの結び方

結び方候補

就活だからといってネクタイの結び方に正解があるわけではありませんが、「プレーンノット」「セミウィンザーノット」「ウィンザーノット」などが適していると言えるでしょう。以下のサイトに分かりやすく解説されていましたので参考にしてみてください。
http://blog.y-aoyama.jp/omiyanishi/67518

用意しておくネクタイ

内容:ネクタイは1本あれば十分ですが、複数あればさらに便利です。与えたい印象によって使い分けるのはもちろんですが、1本が汚れてしまったり、解れてしまったりした場合に代替用のネクタイがあると安心です。2000~3000円程度で買うことができるので、複数用意しておくことをおすすめします。

就活のネクタイ選びのポイント

以上が就活用ネクタイの色や柄、結び方に関する解説でした。短い面接時間の中では、見た目の印象が非常に重要です。ネクタイは一度購入してしまえば長く使えるため、選定時はしっかりポイントを押さえて選ぶようにしましょう。レクミーではスーツや時計に関する記事なども公開しています。参考にしてみてください。