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エントリーシートの文字数や文字の大きさに関することをご紹介します。文字数が足りない、伝えたいことが多すぎて文章が入りきらないなど、エントリーシートを書くときに起こる問題の対処法を記事にしました。指定された文字数の8割でも大丈夫なのか?なども解説します。

エントリーシート作成時の適切な文字数

エントリーシートの文字数制限がある場合

文字数制限がある場合は、文字数の上限、下限両方指定の場合と上限のみ指定の場合があります。しかし、ここで注目すべきは上限です。なぜなら、下限は企業が指定した文字数の最低条件であり、最低限の文字数でエントリーシートを提出すると志望度や自己アピールを低く評価される可能性があるからです。したがって、文字数制限がある場合はなるべく上限まで書くとよいです。具体的な数字としては文字数が800文字制限の場合、制限された文字数の9割(720文字程度)で文章をまとめることを意識しましょう。筆者は上限からマイナス20文字を意識していました。

エントリーシートの文字数制限がない場合

文字数制限がない場合は、ある場合と比べて就活生の自由度が高いです。したがって、文字数制限を自ら設定する必要があります。ここでは、二つの文字数制限の設定の仕方を紹介します。一つ目は、文字数制限がある企業のエントリーシートを参考にして自身のエントリーシートの上限を設定する仕方です。例えば、筆者自身の経験では300文字~500文字程度が多かったので、文字数制限のないエントリーシートは500文字を設定していました。二つ目は自らのエピソード、思いを起点に文字数制限を設定する方法です。つまり、自身の伝えたいことが一番魅力的になる文字数でエントリーシートを書くことです。ここでは、自分が書きたい内容が多く、まとまりのない文章になってしまいがちなので、文字数を想定しながらまとまりのある文章を書くことを心がけましょう。

エントリーシートの文字数8割でよいのか?

書き手の視点

エントリーシート作成において文字数8割が十分なのか?は就活生が一度は思う疑問です。書き手の立場では、エントリーシートを内容的に満足する水準に仕上げたが、文字数が8割程度になったことにより、エントリーシートの評価が落ちてしまうのでは?と考えてしまいます。また、周囲に意見を求めても文字数の問題は主観に左右されやすく、意見がさまざまで翻弄されやすいものです。

読み手の視点

読み手の視点では、文字数8割を考えると少し物足りない印象になってしまう可能性が高いです。なぜなら、エントリーシート上限400文字を例にとると400文字書いた人と320文字書いた人とでは内容にも差ができてしまうからです。ここでは、極端な例を紹介しましたが、文字数8割では上限まで書いた人と比べて文字数、内容の差がつくことが理解できたと思います。

エントリーシートは9割以上書こう!

文字数8割を書き手、読み手の視点で考えた結果、文字数8割では文字数は少ないと言えます。したがって、文字数は9割以上を意識し、内容と文字数のバランスがとれたエントリーシートを作成しましょう。また、適宜に文字数と内容を推敲して自身のエントリーシートの出来を更新することも重要です。

エントリーシートの文字数への具体的な対処法

エントリーシートの文字数が足りない

文字数が足りない場合は、まず作成した文章を分解していきます。分解する際にはフェーズごとに分けて個別のチェック、個別間のチェックを行うことで文章にやりないものが明確になり、自身の伝えたいことが伝わっているかどうか判断でき、自然と文字数の問題については解決できます。また、個人で文章を論理的に分析することに苦労する場合は友人や先輩といった周囲の人間に見てもらうことも一つの手です。筆者は質問に対しての結論、問題点、実行、結果を意識して書き、その際には論理性、具体性、自らの思いが正しく入っているかも注意していました。そして、文章を最適化することで文字数に合わせて文章を作成することが容易になり、文字数設定が異なる複数のエントリーシートを書く際にも役に立ちます。

エントリーシートに書きたいことが入りきらない

書きたいことが入りきらない場合には単語ごとのチェックが一番簡易的で効果のある文字数の削減方法です。つまり、単語の言い回しの変更や単語の削除です。例えば、「新入生勧誘活動」と一度書いたら以降は「新歓活動」に略すことや「コミュニケーション」を安易に使わずに「対話」といった短い言葉を使用するなどが挙げられます。また、文字数を増やす際に紹介した文章を要素ごとに分解する方法も併せて行うことで、簡潔で伝わりやすいエントリーシートが作成できます。

適切な文字の大きさ

どんな大きさで文字を書けばいいのか?

適切な文字の大きさは、手書きのエントリーシートで悩む部分だと思います。手書きのエントリーシートは、文字の見やすさが特に重要なポイントです。文字が過度な大きさになっていないか?不安に思ったら、文字の見やすさを一番に考えながら文字の大きさの調整をしましょう。その際に、周囲の人に文字の大きさをチェックしてもらうことで不安がさらに解消すると思います。そして、基本的には自身の普段の文字の大きさでエントリーシートを書き、内容や文字の見やすさとのバランスを意識して文字の大きさを適宜に変えていきましょう。

文字が入りきらない場合の対処法

文字が入りきらない場合は書きたい内容の文章量を想定して文字の大きさを調整することが必要となります。その際に、定規を用いてあらかじめ上下左右に線や点を書き、目安とすることで文字の大きさの調整が容易になると思います。

ESの文字数と文字の大きさに関するまとめ

筆者の経験からエントリーシートの文字数は9割以上が最適だと就活を通して感じました。また、文字の大きさは見やすさを重視して、書きたい内容がすべて入るようにエントリーシートを書くことが大切です。伝えたいことを書くために文字数や文字の大きさも意識してエントリーシートを作成しましょう。

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