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「リクルートスーツはお控えください」「自由な服装でお越しください」など様々な服装指定がある就職活動。実際にどんな服装で行けばいいか迷ってしまう就活生も少なくないと思います。本選考・インターンシップ選考などで間違いのない服装選びについて実体験を元にお教えします!

服装指定がない場合

リクルートスーツが無難

内容:まずは服装に関する記載が採用ホームページやメールに一切書いていない時です。この場合、本選考・インターンシップ・インターンシップ選考に関係なく リクルートスーツを着ていくのが無難です。会場にもリクルートスーツを着てくる学生が多いため、別の服装で行くと自分が不安になる可能性もあります。夏の暑い時期には手にジャケットを持って行くと良いでしょう。男性の場合はネクタイを鞄に入れておくと暑さに苦しむことなく会場に向かうことができます。

※ファッション業界・アパレル業界では私服のセンスなども含めて企業が評価している場合も多くあります。リクルートスーツを着ていくと企業が評価をできない、学生の中で悪目立ちしてしまう可能性もありますので注意してください。

「自由な服装」と言われた場合

最も困るのが「自由な服装」と言われた場合。この場合は企業の風土や業界によって学生の服装も異なるので臨機応変な対応が必要です。

日系の大手・中堅企業

まず、日系の大手企業や中堅企業の場合多くの学生がリクルートスーツで会場に向かいます。中にはスキッパーシャツや襟なしブラウスにジャケットを着る女性や色のついたシャツを着た男性もいますが、私服の学生は少ないです。合同説明会の場合はオフィスカジュアルの学生もいます。

ベンチャー企業

内容:ベンチャー企業の場合、「自由な服装」を指定されるとスニーカーやデニムといったカジュアルな服装で参加する学生が非常に多いです。筆者は同日に別件があったためリクルートスーツでベンチャー企業の選考に挑みましたが、非常に浮きました。

外資系企業

内容:外資系企業の場合、リクルートスーツで選考に行く人が少ないです。ですが、カジュアルな私服で行くと企業の心象を悪くする可能性があるため、オフィスカジュアルで行くのがおすすめです。オフィスカジュアルについては後ほど説明します。

オフィスカジュアルを指定された場合

就職活動において指定されることも多い「オフィスカジュアル」。オフィスで働いたことのない学生にとっては未知の領域です。筆者も就活中にオフィスカジュアルを指定されたときには冷や汗を書きました。ですが、慣れてしまえば簡単に服を選べるようになりますのでご安心ください。

男性

内容:夏の場合、ポロシャツにチノパンに革靴や半袖の襟付きシャツにチノパンといった服装が人気です。冬の場合はカーディガンの中にシャツを着たり、ジャケットを着る人が多いです。いずれの場合もスニーカーやハーフパンツ、Tシャツといったラフな服装は避けるようにしましょう。

女性

内容:女性の場合、オフィスカジュアルとされる服の範囲は男性に比べて広いです。カーディガンとシャツにスカート、ジャケットに襟なしブラウスといった綺麗めの服装であれば大丈夫です。靴は少しヒールのあるパンプスを選ぶ人が多いです。

クールビズを指定された場合

5月以降の選考で指定されることの多いクールビズ。オフィスカジュアルと同様に就活生を悩ませる難しい指定でもあります。クールビズを指定された就活生はどのような服装で会場に向かっているのでしょうか。

男性

クールビズを指定されたといえど、ジャケットにネクタイを着用している就活生が非常に多いです。しかし、 企業にクールビズを指定された場合はクールビズで問題ありません。男性のクールビズはネクタイをせずに無地で白いシャツを着ると無難です。袖は半袖でも長袖でも大丈夫です。周りの就活生がジャケット・ネクタイを着用しているのが気になる、という方はジャケットとネクタイを手に持って会場に向かうと安心です。

女性

女性の場合も、男性と同じくリクルートスーツのジャケット無しで向かえば問題ありません。多くの学生が半袖・長袖の襟付き白シャツを着ています。筆者が就活をしていた際には、クールビズを指定されていてもジャケットを着用している女性が多かったです。シャツでも問題ありませんが、心配な方は手にジャケットを持っていきましょう。

「あなたらしい服装で」「普段着で」と言われた場合

就活において、最も困るのがこの指定です。オフィスカジュアルやクールビズにはある程度の基準がありますが、「普段着」や「あなたらしい服装」は人によって全く異なるため、何を着ていくか迷ってしまいます。

企業側の意図

多くの場合、このような指定をする企業はありのままの学生の姿が見たい、と考えています。普段の服装は個性が出るため、このように指定しています。この場合、リクルートスーツやクールビズは企業の意図と反するため避けた方が良いです。実際に、筆者が「あなたらしい服装」を指定された際にリクルートスーツを着ている学生は全くいませんでした。
その一方で、企業はこの指定を通して学生がTPOをわきまえた服装が出来るか、ということも確認しています。その企業の雰囲気にあまりにそぐわない服装は避けると良いです。

何を着ていくのが良いか

この場合、大学に通う際の服装で問題はありません。筆者が参加した選考の会場ではスニーカーやデニムを着用している学生も見受けられました。しかし、これは業界によって評価が異なるため、基本的には「その会社の職場にいても違和感のない服装」を心掛けましょう。あなたらしい服装と指定された場合もオフィスカジュアルを念頭に置いてコーディネ意イトすると間違いはありません。心配な方は、企業のオフィスビルから出てくる会社員の服装を真似するのもおすすめです。インターネット上では「部活のユニフォームなどで個性を出すのもあり」という意見もありますが、実際の就活においてそのような学生は見たことがありません。

「私服も可」と言われた場合

私服も可という指定は、文字通り私服であってもスーツであっても問題ない、という意味です。企業側の意図としては、多くの学生に気軽に参加してほしい、ということがあります。筆者の体験上、私服も可という指定においては9割の学生がリクルートスーツで参加していました。残り1割の学生はオフィスカジュアルや色付きのスーツを着ていました。この指定の場合、大学に通うような服装は見受けられませんでした。

就活やインターンの服装まとめ

リクルートスーツでない服装を指定された時は会場に到着するまで「周りと異なる服装をしているんじゃないか」と不安になりますよね。ですが、実際には清潔感や「カジュアル」の意図をきちんと捉えているかを判断するための指標の一つであり。服装だけで合否が判断されることは稀です皺やほこりをとるなど、清潔感のある服装であればマイナス評価になることは少ないでしょう。服装だけに気を囚われずに、この記事も参考にしながら就活に挑んでみてください。