「そろそろ就活を始めないとな…」と思っている学生の皆さんに向けて、就活全体のスケジュールについて解説します。就活を始めたいけれど、いつから始めたらいいか分からない方も多いのではないでしょうか。2019年卒の学生が実際のスケジュールをもとに、スケジュール例や就活の概要を紹介します。

就活の全体的なスケジュール

一般的な就職活動の時期

経団連は2018年3月に、2020年卒の就職活動のスケジュールについて発表しました。基本的には2019年卒のスケジュールを維持する方針で、3月1日に広報活動解禁、選考活動は6月1日、内定日は10月1日となっています。(経団連のホームページへのリンク)しかしながら、2019年卒の先輩たちの話によると、実際に上記の日程通りに進むことは少なく、前倒しで選考が進んでいることが多いようです。また、業界や企業によってスケジュールが異なるため、業界ごとのスケジュールを把握しておくことが重要です。以下では、いくつかのタイプに分類しながら詳しく解説していきます。

就活の時期は日系か外資系かで大きく分かれる

一概には言えませんが、就活のスケジュールは日系企業と外資系企業で大きく異なります。例えば本選考の時期を比較すると、外資系企業では1~2月頃に選考が集中していますが、日系大手企業では3月から徐々に選考が始まっていくことが分かります。このような違いがあるため、自分の興味がある企業のエントリー期間を逃さないように、定期的にチェックする必要があります。


外資系企業(1~2月頃に選考を行う企業)
ゴールドマンサックス P&Gジャパン アクセンチュア など


日系企業(3~6月頃に選考を行う企業)
三菱商事 JR東海 リクルートホールディングス など

ベンチャー企業の就活スケジュール

ベンチャー企業の就活スケジュールは、企業毎に大きく異なります。通年採用を行うような企業から、外資系のように早期選考を行う企業、さらには日系企業と同様の時期に選考を行う企業もあります。スケジュールだけでなく、選考の方法も企業の特色が出るので、企業毎の対策が必要になる場合もあります。

就活のスタート時期

先輩たちの就活スタート時期

下の図は2018年卒の上位校学生の就活開始時期に関するデータです。(レクミー調べ)多くの学生は学部3年(修士1年)の6~8月頃に就活を始めているのが分かります。年が明けてから動き出す学生も多くいますが、夏季インターンシップのエントリーを目安に、早期に動き出している学生が多くなっています。経団連が提唱するスケジュールと実態は大きく乖離していることが分かります。他の就活生との差別化を図るためにも、一般的な就活スケジュールに関わらず、なるべく早めに動き出すことが就活成功の秘訣と言えるでしょう。

就活に出遅れたと感じている学生の方へ

この記事をご覧になっている方の中には、夏季インターンシップに参加していない方も多くいるでしょう。出遅れたのではないかと思い、焦る気持ちもわかりますが、3月から就活を始めた人でも無事に第一志望企業に内定をもらえている人もいるので、今後の行動次第では取り戻すことは可能です。不安を払拭するには、行動することが何よりも重要です。

2019年卒の先輩の就活スケジュール例

ここからは就職活動をしていた2019年卒の先輩たちの実際のスケジュール例を図で紹介します。

日系大手志望の先輩

外資系企業志望の先輩(日系企業の選考にも参加)

ベンチャー企業志望の先輩

ベンチャー企業は企業によって採用スケジュールが異なります。(ベンチャー企業について詳しく知りたい方は「ベンチャー企業の特集」をご覧ください)ただし、大まかな傾向として、メガベンチャーなどの人気企業は早期選考(早期の囲い込み)を行う傾向があり、規模が縮小するにつれて日系大手企業と選考時期が重なります。また、採用の大半は大手企業と同じスケジュールで行いながら、実質的には通年採用の形態をとっている企業もあります。

LINE株式会社の場合(2019年卒)
8月:夏季インターンシップ
2月:エントリーシート提出
4月:面接(複数回)→内定

ベンチャー企業は経団連に加盟していない企業が多いため、採用スケジュールは定まっていません。また、一括採用ではなく、必要に応じて募集をかけている場合もあるため、ホームページなどでのチェックはこまめに行うようにしましょう。

国立大学(理系院生)の実際の就活スケジュール例

下記、表は実際に就活をした時の例になります。私は国立大学の理系院生ですが、いわゆる文系就活を行っていたため、大学に就活仲間もあまりいませんでした。また、就活を始めたのも比較的遅く、インターンも時間的な猶予がなく多くは受けていませんでした。そこで、ポイントをしっかり押さえて、できるだけ計画的に就職活動を進めました。
研究が忙しい院生の方や、就活仲間が多くない学生でもポイントさえ押さえて就職活動を進めれば、内々定を得ることは可能です。「院生就活」や「理系学生の文系就活」については今後、別の特集を組んでいきますので参考にしてみてください。

「院生就活」や「理系学生の文系就活」については今後、別の特集を組んでいきますので参考にしてみてください。
【参考】筆者(理系院生)の場合

2020年卒の就活スケジュールのまとめ

就活のスケジュールについて解説しましたが、イメージはできましたか?就活のスケジュールは日系か外資系か、どの業界か、大手かベンチャーかなどの条件により異なる場合があります。定期的にホームページの確認などを行い、企業の採用情報をチェックしましょう。また、実際には業界などをまたがって研究を進めることも多いと思います。上記の就活スケジュールはあくまで一例ですので、学校の用事などと照らし合わせながら自分なりの就活スケジュールを大まかに立ててみましょう。