新卒ベンチャー就職からコンサルへの転職のすすめ

※マイナビ、リクルートなど各社のプロモーションを含みます。
※この記事は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-314522)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社エヌリンクスが制作しています。

リーマンショックから数年経ち、新卒でベンチャー企業に就職する層が増えてきた。かつて2000年代にサイバーエージェントに新卒で行くくような人たちは、優秀だが変わった者が多く、大企業と迷った末の決断という人は決して多くなかった(2000年代前半にサイバーに就職した人は結果的に正しい選択だったのだが)。一方、ベンチャーに新卒就職して失敗した人もいる。

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「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。

ベンチャー就職の在り方の変化

ベンチャー就職の在り方が2010年代から変わってきた。その役割を担ったのがDeNAやグリーといったソーシャルゲーム業界だ。高い利益率によって余ったお金を採用ブランディングに大量に投入し始めた。特にDeNAは創業メンバーに元マッキンゼーの人間が数人いたこともあり、優秀な学生を採用するのに十分な社員と採用ブランディング戦略を持ち合わせていた。

イベントへの露出、大企業しか出ていなかった場所に高い費用を払ってブースを出す、大量の広告費、インターンでの高い報酬によって就職活動生への認知を高め、東大を中心とした高学歴層を惹きつけた。

これらの結果、ソーシャルゲーム業界のプラットフォーマーではない会社や、ソーシャルゲーム業界以外のベンチャーにも学生が目を向けることとなった。採用にお金をかける企業が増え、ベンチャーの人事がいつしか、「外資に行くような学生が欲しい」とかつては考えられなかったようなことを言い始め、実際外資系の内定を辞退しベンチャーに行く人が出てきた。

外資といってもそこらへんの企業ではなく、マッキンゼー、BCGやゴールドマンサックス、モルガンスタンレーといった名だたる企業を辞退する人が出てきた。ゴールドマンを辞退して三菱商事ではなく、ゴールドマンを辞退して両親が確実に名前を知らないような企業に就職しだしたのだ。

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ベンチャー就職失敗の理由

一方でベンチャー就職に失敗した人も出てきたのは事実だ。ベンチャー就職に失敗という言葉の定義は、入ってから実はベンチャー企業が自分にとってよい環境ではなかったことを、ここでは指す。では、よい環境ではなかったとは具体的にどのような理由によって起こるか見ていきたい。

下記の6つの理由を見ていく。もちろん自己責任だろうというつっこみがでてくることは承知だが、当初は想定していなかったこともあるので、一通り理由を読んでいただきたい。

1.成長する機会がなかった

成長する機会がなかったというのは、良いチャンスが与えられなかったということだ。具体的には、すでに会社の主要事業になっている事業の担当になり、オペレーションを回したり、ルート営業をしたりと、大企業となんら変わらない役割を任されるだけで、他の事業のチャンスが与えられないことだ。

他の同期にはチャンスが与えられ、自分は結果が出ていなかったからというのではしょうがないのだが、とある年代から下は全員がオペレーション要員になり、新卒入社組には既存事業の維持および微々たる売り上げ増に務めてもらい、リクルートからの転職者をマネージャーか役員に据えて新規事業は彼らに任せるということになると、新卒で入った人たちは報われない。

2.会社の成長が止まった

よくあるパターンだが、入社直前までは会社が急成長を見せていたにも関わらず、入社したとたんに会社の成長が止まってしまい、人材や新しいことへの投資どころではなくなり、既存株主の期待に応えるために必死に目前の売上を確保しようとし、会社が負のスパイラルに陥ってしまう。
ベンチャーは会社の成長がなんぼのところがあり、ひとたび売上が発生すると永続的に成長が求められる。上場している企業は当然、会社の株価を上げ続けることが求められるのだが、上場していないベンチャーは上場に向けて急成長を求められているので、その成長という痛み止めがなくなった瞬間、各種不満が爆発してくる。

私の知人でベンチャー勤務のデザイナーが言っていたのが、「売上はすべてを癒す」ということだ。売上によって社内の雰囲気が良くなるということは、営業担当者じゃなくてもそう感じるほどなのだ。

3.社員の流出が激しすぎた

社員の流出が激しく、一緒に働きたいと考えていた何名かの人達が去り、よそから来たあまり相性が良くなさそうな人たちばかりになってしまうことがある。

また、流出が激しすぎて、この会社は大丈夫かという不安に陥り、いつしか社内は転職活動の話でもちきりになり仕事へのモチベーションが下がってしまう場合もある。ベンチャーの人材の回転が早いのは一般的ではあるものの、度を超えた退職スピードや幹部が離脱し続ける状況では、事業が伸びていたとしても会社へのロイヤリティが上がらず、入社しなければよかったと後悔することになる。

4.賃金が伸びなかった

ベンチャーには給料ではなく、成長を求めて来るというのは当然のパターンだろう。しかし、それに甘んじた経営者が賃金を全く伸ばさないとなると話は別問題だ。

大学時代の旧友と再会し、5年目の年収格差に驚いて急に焦り始める人が出てくる。
日系企業は最初の段階で初任給が手取り20万円を切ることも珍しくないが、ベンチャーは手取り30万円以上いきなり貰うこともある。そうすると最初の段階では、ベンチャーは成長もできてお金も貰えて良いなと錯覚する。だが、数年経つと、日系企業では賃金が伸び、残業代も出て、家賃補助をはじめとする福利厚生も充実し、ローンも組みやすいとなる。

一方ベンチャーでは、残業代も出ず、福利厚生はほぼなし、ローンが組みにくい、そして賃金が伸びないとなると、さすがにモチベーションが下がってくる。成長を求めていても、いざ数年働くと現実に立ち返ることは人間だれしもあるので当然だ。賃金の伸びは気にする必要がある。

5.昇進する機会に恵まれなかった

ベンチャーあるあるだが大量に人を採った結果、ポジションがなくなるパターンだ。大きくなっても昇進チャンスのマネジメントにうまくいっているベンチャーは、ほとんどない。サイバーエージェントは、通常の新卒入社の人をマネージャーに2年で昇進させたり、いきなり子会社社長をやらせたり、数年で結果を出した人を子会社役員に送り込んだりとチャンスを与えている(必ずしも子会社社長の給与が高いわけではなく、そこまで年収には反映されないが、会社の代表を務める責任感は人を成長させる)が、それはほんの一例にすぎない。

通常の企業は、マネージャーポジションを転職者で埋め、新卒が昇進できなくなってしまい、不満のもとになる。ベンチャーなのに、マネージャーになるスピードは外資コンサルの方が早く、外資コンサルのマネージャーを経験してからベンチャーに転職したほうがよかった…という話になるのだ。

成長機会と昇進機会はほぼ近しい意味合いがあるので、昇進はどれくらいできるのか考えたい。

6.IPOによっても報われることがなかった

IPO(新規上場)したのに、結局株は社長とエンジェルとVCだけが占める話を、しばしば聞くだろう。これは、Wantedlyの件で非常に騒がれていた。別にWantedlyに限ったことではない。初期社員がほぼいなく、役員も社長1人の状況が長かったら、リターンがあるのは社長と投資家だけになるのも当然だ。

また、IPOで得られるリターンというのは、新卒社員にはあまりない。新卒社員の持ち株状況をたまに調べるが、5年在籍して1,000万円相当(上場時の株価ベース計算)の株主になっている新卒社員はあまり見ない。IPOに貢献したという精神的充足感を得させるために、株の配布やSO(ストックオプション)発行で社員に報いるべきであるが、そうなっていない企業が多いのは事実だ。

先日twitterでつぶやいたが、一例として挙げたアイモバイルという会社は外部資本が入っておらず(入っていてもほぼないに等しい)、社員に生株を配布しており、SOも社員に渡されていた。外部株主がいないおかげだろう。ただ、通常のベンチャーは外部の投資家によって人脈や資金の面で支えられているので、Wantedlyのような会社を強く責めることはできない。経営陣からすると、株の保有率が下がるということは経営への関与が薄まることにはなってしまうので。

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ベンチャーからのキャリアチェンジ

話が長くなったが、ベンチャーにとどまるかどうか考え抜いた末にキャリアチェンジする場合、20代のうちならまだなんとか間に合う。ベンチャーに7~8年いてギリギリ30歳で他業界に行くとすると、なかなか難しい面があるのは事実であるが。

ベンチャーからのキャリアチェンジとして、現在代表的なのはコンサルティングファームだ。コンサルは20代前半~中盤のベンチャー出身者を受け入れている。電通や博報堂のデジタルやコンサル関連の子会社も、ベンチャー出身者を多く受け入れている。

よってベンチャーからそもそも転職できるかという質問に対しては、十分可能だと答えることができる。しかしながら、最低限の学歴は必要になってくる。世の中の人が知らないような大学を出てベンチャーにいる場合は、よほどの成果が出ていない限り大企業への転職は難しい。これは新卒と同様であるという認識だ。

ベンチャーにとどまるべきかどうかの見極めのタイミング

ベンチャーを辞めるかどうか決断するタイミングは難しい。時間をだいぶ投下したのに、報われることなく会社を去る決断をするというのは容易ではないだろう。

判断のためのアドバイスをすると、これからも会社が伸びそうか、そしてその伸びに自分がどれだけ寄与できるかを考慮してみるとよいだろう。会社の伸びが止まる場合は、一刻も早く去ったほうが自分のためだ。会社を再生させる人はまた別のタイプの人なので、転職等でそのチャンスを掴むとよい。

また、新規事業をほとんど止めて既存事業に集中することになると、ベンチャーの楽しさである新規事業に関わる機会がなくなるので、個人的には転職をおすすめしたい。

判断は難しいが、自分なりに会社の今後を予測しタイミングを見極めてほしい。

ベンチャー間の転職はどうだろうか

もしベンチャーを先ほど挙げた理由で去る場合は、再度ベンチャーに転職することはおすすめしない。なぜなら同じ問題が起きてしまうからだ。それであればリクルートのような大企業で、ベンチャーのようなカルチャーを持つところのほうが絶対によい。

ベンチャー間の転職をする人は経験的にそれを繰り返しがちで、ベンチャー転職に悪い意味で慣れてしまい、苦しいときにすぐに去ってしまうジョブホッパーになってしまう。ベンチャーといえど転職には慎重になってほしい。成功して次と言う場合ならば、新しくてサイズの小さいベンチャーに行くのはよいが、芽が出ぬままの転職であれば、基本的にはサイズアップするか異業界へ行くのがよい。

コンサルティングファームでベンチャー出身者は活躍できるのか

さて前段が長くなりすぎたが、今回はベンチャー企業からコンサルへの転職をすすめたい。実際に転職事例も多く、その後うまく活躍している人が増えている。そもそも優秀な人がベンチャーに入ったからという理由もあるが、新卒で入った社員を育成する上司やその制度が整い始めたため、ベンチャーでも他社で通用する人間になることができるようになったから、という理由が強い印象だ。

ベンチャー出身者は、長時間労働をこなし、自分でなんとかしようというマインドを強く持っているので、コンサルでもプロジェクトで追い込まれたときに踏ん張れる力を発揮する素養がある。

とはいえ、コンサルは形式ばった仕事やエクセルワークが多く、ベンチャーからの転職者は退屈に感じるだろうが、それでも働くうえでのマインド的な部分では、大きく有利に働く場合が多い。富士通やNECでぬくぬくしていた社員よりよっぽどガッツがあってよい。

タイミングはいつがいいか

少しでもコンサル転職を考えるのならば、すぐに動いたほうがよい。以前他の記事でも書いたが、プロフェッショナルファームでは会社での振る舞いにいかに早く適応できるかが重要であるため、いち早く動くほうがよいのだ。

だが、コンサルもベンチャー出身者をはじめとして、何か成果を出した経験のある人をほしがっている。なぜなら、新規事業立ち上げなどベンチャーのような案件も増えてきていて、実際に立ち上げを経験した人はコンサルティング業界には不足しているからだ。なので、もし新規事業の立ち上げが成功しそうでそこに関わるチャンスがあるのであれば、それを成功させてからでもよい。また仮に失敗したとしても、理由を的確に分析できたらその内容も評価される。

年収にどこまで重きを置くか

年収はどこまで大事だろうか。これは人によるとしか言えないが、ベンチャーからコンサルに行く場合、高い確率で年収アップが見込める。そのため金銭的な余裕ができることで転職に満足することが多い。また成長の内容は違うものの、確実に成長のチャンスがあるコンサルティング業界は素晴らしいものである。

金は大事じゃないといいつつ、最後は少しの年収アップでも嬉しくなるのが人間なのである。実際にオファーの金額を見て、最終的には自分で判断したらよい。

ベンチャーからコンサルに転職したい人へ

ベンチャー企業からならば、ボストンコンサルティンググループやベインアンドカンパニー、マッキンゼーといった戦略コンサルから、アクセンチュア、PwCといった総合系のファームまで転職は可能だ。ただし戦略は若い世代が圧倒的に有利だ。また英語力や学歴が戦略では求められる。

ただし、ベンチャーにも門戸が開かれるようになり、昔のようにベンチャーに行けばベンチャー以外は転職できないという環境は変わった。どういったコンサルに行けるのかを知りたければビズリーチに登録して確認してみよう。直接コンサルの人事から連絡が来るはずだ。この企業は応募できるのだなという安心感は大きい。

また、コンサルに直接転職したいという覚悟があるなら、アクセンチュアや会計系のファーム、ITコンサルへの転職に強いアクシスコンサルティングをおすすめしている。

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今日は以上だ。

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